謝れない男 〜罪悪感を感じたくない男との付き合い方〜

罪悪感を感じたくない男との付き合い方

困ったちゃん男子との付き合い方シリーズ。「私の彼は絶対謝らないんですよね」というお話をお聞きすることがあります。そのタイプの男性とのお付き合いをしていくには、罪悪感を感じさせない言い回し方がポイントになるようです。

●彼のことで困っています!

クライアントさんから
「私の彼は一癖あって、彼に振りまわされています」
というようなご相談をお聞きすることがあります。

振りまわされるのは、つらいですね。

そんな恋愛が少しでも楽になるように、より幸せが増えるように何かのヒントになればと思い、心理学講座のテーマを「困ったちゃん男子との付き合い方」をテーマに4週連続記事を書こうと思います。

第三回目の困ったちゃん男子のタイプは「謝れない男」をテーマに書いてみたいと思います。

●謝らない男

クライアントさんから彼が自分の否を絶対に認めないタイプで、そのことが原因でケンカになるというお話をお聞きすることがあります。

例えば・・・・

「彼氏は私と男性のお友達とのつきあいを嫌がります。

彼氏がいるのに男の友達と会う私がおかしいと彼は言います。
例えば、友達から昔ながらの友人同士であおうよと声がかかった際に、その中に男友達がいたら彼は嫌がります。

私は異性の友情関係はあると思う派ですが、異性の友情関係はなりたたなく恋愛感情で見るという考えの人もいるということは聞くので、私は彼が嫌がるのなら男性のお友達と会うのはしないでおこうとしてきました。
昔からの友達の誘いがあっても、そこに男性のお友達が混じっていたら彼が嫌がるから断るようにしていました。

それなのにです!
彼はキャバクラ遊びをしていたんです。
そのことを先日発覚しました。

彼は私に、彼氏がいるのに男友達と会う私のはおかしいと言って友達づきあいに制限をかけるのに、自分はキャバクラ遊びをしているっておかしいと思いませんか?

そのことを先日彼に言ったんです。

でも、彼は謝らないんです。

自分が悪かったって認めないんです。
それどころか、付き合いがあるから行っているだけなのに、そのことにギャーギャー言う私がおかしいと言うんですよ!」

よくよく聞いてみると、
それ以外にも彼は自分の否を認めず、そのことを指摘すると「そう考える君がおかしい」「そう解釈する君がおかしい」と彼女を批判することが度々あるとのこと。
それでケンカになることも。

否を認めず、彼女を批判したあげたケンカがあると、しばらく彼女に対しての態度が悪くなることもしばしばとのこと。

「次こそは、絶対に彼氏に自分が悪いと認めさせて、謝らせてやりたいし、やっていることをただしてもらいたい」

このような、彼氏が自分の否を認めず、謝らず、ケンカになるというお話をお聞きすることがあります。

●謝れない男は罪悪感を感じたくない心理がある

間違ったことがあっても、
悪かったところがあっても、
嫌な思いをさせたことがあっても、
否を認めず、謝らずがあると嫌な思いをしますね。

あまりにも否を認めないことが多すぎる、
あまりにも謝らないことが多すぎるのは困りますね。

このタイプの男性は罪悪感があり、その罪悪感を感じたくないところから否を認めず、謝らずになってしまうことがあります。

罪悪感があるならば「ごめんなさい」になるんじゃないの?
自分が悪いと思っていないから、否を認めず、謝らないんじゃないの?
と思われるかもしれませんね。

実は、罪悪感がなければ、自分の誤りを認めてミスを修正しようとできることがしやすいんです。
「ごめんね、今度から気を付けるよ」
「ごめん、私いが間違っていたから今度から改めるよ」
としやすいんですね。

しかし、それが過度にできないというのであれば罪悪感がある可能性が高いです。

罪悪感があり、
その罪悪感を感じたくないから、
自分は悪くない、間違っているのは彼女のほうだというストーリーを作って罪悪感を感じるのを避けようとするのです。

・過度に否を認めない
・過度に謝らない
・過度に自分がは悪くない誰かが悪い(間違っている)という発言をする
などがあれば、
その人は罪悪感を感じるのを避けようとしている心の動きが起きている可能性が高いです。

●自分の否を認められない彼に何かを改めてもらいたい時は

そんな自分の罪悪感を受け止められず、否を認められないタイプの彼とどう付き合っていくといいのでしょう?

自分の罪悪感を受け止められないから否を認められない人とのパートナーシップは続けていけないから別れて、自分の否を認められる成熟な心の持ち主とお付き合いをしようとするのも一つの選択です。

また、毎々、完全理論武装して彼を論破して、否を認めさせるという選択もありますね。
しかし、毎々、完全理論武装するのは疲れそうです。
否を認めようとしない彼をくっぷくさせるのに膨大なエネルギーを使いそうです。

罪悪感を感じたくないから否を認められない人なんだと受け入れた上で付き合い続けるという選択もあります。

そういう人なんだと受け入れることで、彼に否を認めさせようと彼と戦っている時よりも、ストレスは軽減するかもしれません。

しかし、それでも嫌な思いをすることがあると思います。
この場合はご自身のストレスケアーは大切です。
一人でストレスを貯め込まずに友人、兄弟などあなたが頼れる人に溜まったストレスを吐き出すつもりで話を聞いてもらうといいでしょう。

仮に、罪悪感を感じたくないから否を認められない人なんだと受け入れた上でお付き合いを続ける選択をしたとしても、あなたが嫌な思いをする彼の行動を野放しにするのはしんどいですね。

野放しにしたまま、ひたすら耐えるも一つの選択ですが、
その行動を修正してもらうように彼に伝えてみるのもありです。

ただし、伝え方のポイントがあります。

このタイプの男性は、罪悪感を感じたくないことから否を認められないわけですから
「あなたが悪いから改めるべきだ」
という伝え方をすると罪悪感を防衛する為に
「僕は悪くないから改める必要が無い」
ということに固執してしまうことがあります。

その為、修正のお願いをするさいは罪悪感を刺激しない形で伝えたほうが吉と出る場合が多いようです。

例えば、
先ほどの彼女には男友達にあうなと言っていたのにもかかわらずキャバクラ遊びをしていた彼にキャバクラ遊びを辞めるように伝えるとしたら・・・

「私に男性の友人との付き合いを制限しておいて自分はキャバクラに行っているなんて矛盾している。
あなたのやっていることは間違っている。
自分の言動を顧みて、今後2度と行くべきじゃない」

というふうに、
あなたが悪いから改めるべきだという観点で行動の修正を求めるよりも、

「これは私の自信のなさからくるものかもしれないけれど、
あなたはお付き合いで行っているだけだと理解をしようとしているんだけど、私はあなたのことが好きだからついつい嫉妬してしまって不安定な気分になってしまうの。だから行かないでいてくれたら私は安心できて嬉しい。あなたとこれからも仲良くやっていきたいから協力してもらってもいいかなぁ?」

のように、あなたが悪いから改めるべきだという観点ではない方向から修正を求めたほうが、このタイプの彼に「僕は悪くないから改める必要が無い」に固執にされるのを避けれて、彼に行動の修正を考えだしてもらえる可能性が高くなることが多いようです。

(*これは相手をコントロールする方法ではありません。この言い方のほうが聞く耳を持ってくれやすいですよ〜という意味あいでお読みくださいね)

何かを伝える時にいちいち「罪悪感を刺激しないように・・・」と考えるは大変ですが、工夫することで、あなたの言い分に言葉に耳を傾けてくれるといいですね。
応援しています。

(続)

 

心理学講座4回シリーズ/同シリーズ記事はこちら

1.決めない男〜三角関係を続ける男とのお付き合い〜
2.消えるようとする男〜あなたは私にとって喜びの存在です〜
3.謝れない男〜罪悪感を感じたくない男との付き合い方〜
4.嫉妬をする男〜自分に自信がない男との付き合い方〜

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。