自分を責める悪い魔法

あなたはいったいどんな私になりたと願っていますか?

こんばんは。

神戸メンタルサービスの平です。

今日は、私が長い間、恋愛や結婚に関するご相談を受けている中でよく出てくる、自分が自分にかけた悪い魔法のお話をさせていただきますね。

自分にかけた悪い魔法?

これは、実際のカウンセリングの中で、私が気づいたことです。

例えばよくあるケースでお話しましょう。

仮に、あなたの子供時代、近所に30代半ばで独身の女性がいたとします。

そして、あなたのお母さんがその人のことを「30過ぎになって、独身でもらい手がないと、わびしくてさびしいものだわね・・・」などと言っていたとします。

そして、あなたがなぜかそのことをはっきり記憶していたとしましょう。

そして、その後、あなたは人生を送り、30過ぎで独身だったとします。

そうすると、あなたの心の中では、30を過ぎても、結婚もできない自分というのは、わびしく、さびしく生きなければとならないと思ってしまうようなのです。

もちろん、そんな必要はありませんよね。

しかしながら、あなたはどこかで自分自身に対して、毎日毎日、自分はわびしくてさびしいと、いうふうに自己暗示のような魔法をかけてしまうのです。

ばかげたことだと思われるかもしれませんが、こんなことは私たちの中でとても多くおきています。

昔、お父さんが「お前は本当に冷たい奴だ」と言った。 とか

お母さんから「お前みたいな人のを好きになる男の人がいるはずない」と言い切った。 とか

しかし、お父さんやお母さんは、ずっとずっと本気でそう思っているわけではありませんよね。

ただ、あなたとケンカをして、売り言葉に買い言葉で、そう言っただけなのかもしれません。

しかし、私たちは、自分のことをずっとずっとそう責め続けていたりします。

もしあなたが自分のことを「私は冷たい人間だ」と思い込んでいたとしたら、あなたの彼があなたに「君はなんてやさしいんだ」とか、「君のようなあたたかい心を持った人はいない」などと言ったとしても、あなたは「私が冷たいことがバレていない」としか感じませんので、心から喜べません。

さらに、喜べないどころか、何とか私が冷たいということを隠し切らないと、と思うあまり、いろんなことをがんばりすぎてしまって疲れ果ててしまうかもしれないのです。

私たちは人間ですから、当然、誰かに腹立ったり、誰かに感情をぶつけることもあります。

しかし、そんなときにも、「私はやっぱり冷たくてひどい人間だ」とまた自分を責めてしまうことも多いのです、。

私たちは、大なり小なり自分自身を本当にひどい人間だと思い込んでいるようです。

しかし、どうでしょう?

「私は冷たい人間だ」と自分を責めている人がいるとすれば、実は、その人の一番したいことは、「私はやさしい人間になりたい」ということではないでしょうか。

「私はやさしい人間になりたい」にもかかわらず、こんなことをしちゃった、言っちゃった・・・と自分を責めるので「私はなんて冷たい人間なんだ」と自分を責めることになるわけです。

あなたが自分を責める悪い魔法を自分にかけているとき、あなたはいったいどんな私になりたと願っているのでしょうか?

そこには必ず、自分を責める言葉とと反対の私がいるはずなのです。

「自分はなんて冷たい人なんだ」とあなたが自分を責めて悪い自分に悪い魔法をかける代りに、「私はやさしい人になりたい」と言えたとしたら、あなたの人生はきっと楽で簡単にかわるはずです。

では、来週の恋愛心理学もお楽しみに!!

この記事を書いたカウンセラー

About Author

平 準司

神戸メンタルサービス/カウンセリングサービス代表。 恋愛、ビジネス、家族、人生で起こるありとあらゆる問題に心理学を応用し問題を解決に導く。年間60回以上のグループ・セラピーと、約4万件の個人カウンセリングを行う実践派。 100名規模のグループワークをリードできる数少ない日本人のセラピストの1人。