モチベーションの上げ方5選

仕事だけに限らず、勉強やダイエットなどで目標を達成するためには、モチベーションを高く持つことが大切です。
しかし、どうもやる気がでない、モチベーションが上がらないときもありますよね。

モチベーションが上がらないのにも理由があると思います。
そんなモチベーションが上がらない理由と、やる気スイッチをONにして、モチベーションを上げる方法を5つ考えていきたいと思います。

●1.目標が明確に定まっていない●

目標が明確に定まっていないのに、ただ漠然と頑張るといっても、モチベーションは上がりません。
それはまるで、大海原で宛てもなく船を漕ぎ続けるようなものではないでしょうか。
心はすぐに折れてしまいます。
モチベーションを上げるためには、まず目標を明確に定める必要があります。
「○○大学で○○を学びたい」
「夏までに痩せてお洒落を楽しみたい」
など、目標をはっきりさせることが先決です。
目標がはっきりしていると、何をどう頑張るのかも自然と分かるようになるのではないでしょうか。
そして、目標を達成したときに感じる“うれしい”や“たのしい”といったポジティブな感情を具体的にイメージすることで、モチベーションも上がり、目標も達成しやすくなります。

●2.目標が高すぎる●

せっかく目標を設定しても、あまりにも高い目標を設定してしまうと達成するのが難しく、諦めてしまったり、自信をなくしたり、やる気を失ってしまいます。
ゲームでも、いきなり難しいステージだとプレイしようと思わなくなってしまいますよね。
最初は、簡単にクリアできるステージからはじまり、徐々にレベルアップして難しいステージに挑戦していくように、
高い目標を達成するには、簡単に達成できる目標をクリアしていき、その都度自分を褒めてあげてください。
小さな成功体験を積み重ねて、レベルアップと自信をつけていくことが大切です。
簡単にクリアできることばかりだと、飽きてしまいますので、飽きてきたころに難しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
たとえ上手くいかなかったとしても、それは失敗ではありません。上手くいかない方法を学んだのです。

●3.好きでやっていない●

職場で掲げられた目標や、誰かの期待に応えるために頑張るというのは、そもそも好きでやっていないので、モチベーションも上がらないと思います。
自分で設定した目標なら、目標を設定し直すこともできるかと思いますが、そうはいかないことの方が多いのではないでしょうか。
頭では「やらないといけない」と思っていても、心は「やりたくない」と感じている状態ですから、まずは心の「やりたくない」という声を否定せずに認めてあげてください。
心の声である感情は、我慢すればするほど大きくなりますので、まずは自分の感情を認めることが大切になります。
そして、やるべきことにゲーム性を持たせたり、価値を見出したり、やるべきことを好きになってあげてください。
物事の見方や考え方を変えることで、嫌っていたことでも興味を持てたり、好きになれるかも知れません。
好きなことなら、自然とモチベーションは湧いてきます。
極端な話かも知れませんが、船を漕ぐことが大好きなら、大海原で宛てがなくても船を漕ぎ続けることができますからね。

●4.なかなか動きだせない●

やらなきゃいけないと分かっていても、なかなか動けないときってありますよね。
動き出してしまえば楽なのに、動き出すまでにかなりのエネルギーを要することがあります。
やる気にも慣性の法則があてはまるのではないかと思ってしまいますが、「できるからやるのではなく、やるからできるのだ!」と思いきって取り組んでしまうことが大切です。
動き出してしまえば、あとは流れに乗るだけです。

●5.燃え尽きてしまっている●

頑張ろうとしても頑張れない。何もやる気になれない。もう無理。
と、限界を感じているのなら、ひとりで限界を超えて頑張りすぎて心が燃え尽きてしまっているのかも知れません。
まずは、できなかったこと、頑張れなかったことではなく、頑張ってきたところに意識を向けて、自分自身に称賛と休息を与えてあげてください。
自分ひとりの見方や考え方では、限界をむかえているのなら、友人やカウンセラーに話を聞いてもらうことで、新たな視点や考え方に気づけ、何かのヒントを得られるのではないでしょうか。

夢や目標を叶えるためには重要なモチベーション。
モチベーションを保つヒントは、誰かとの何気ない会話のなかに隠れているのかも知れませんね。

あなたの夢や目標を叶えるお手伝いができれば、カウンセラー冥利に尽きます。
どんな些細なことでも、お気軽にご連絡くださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

我慢や犠牲的な生き方、依存的な恋愛、生きづらさを乗り越え、独立開業やカウンセラーになる夢を叶える。ユーモアに富んだ表現で心理学をわかりやすく伝え、クライアントの魅力や可能性を見続けて、クライアントと一緒に「その人らしく」「楽になる方法」を考えるスタイルに好評を得ている。