競争をやめる潔さと勇気~W大迫(はんぱない&棄権)

こんにちは、カウンセリングサービスの山田耕治です。

□今日のテーマ

今日はサッカーとマラソン、W浅野ならぬ(ちと古いか)、W大迫という二人の大迫選手から、湧き上がった思いをビジネス心理学のテーマにしました。

テーマは「競争をやめる」です。
ビジネスの世界でも、社内の出生競争のみならず、業界の中での競争など、競争はつきものですよね。

私の大ファンであるプロ野球のカープでも、開幕を前に、激しいポジション競争です。
強い球団には当然のことだと思いますが、競争している本人はもちろんのこと、応援している私たちもいろいろな複雑な思いがでてきます。

みなさんはいかがでしょうか?

同期のあいつに負けてはいけない。
あの会社に出し抜かれてはいけない。

自分との戦いと言いきかせながらも、少しはそんな意識ありませんか?
意識する誰かいませんか。
どこか負けてはいけないと意識していたりしませんか。

確かにライバルの存在は自らの力を上げてくれるものです。
いうなれば、競争やライバルは一つの人生のスパイスでもあると思います。

ただ、スパイスも度を過ぎると食べられたものではありません。
でも、まだ行ける。まだ食べられるとその競争を続けていたらどうなるでしょうか?

もしかしたら競争をやめるタイミングなのかもしれません。
心と体はもうつらいと悲鳴をあげているかもしれません。

もう競争をやめなければならない時がある。

確かにその決断はとても苦しいものだと思います。
でも自分でいっぱいいっぱいの自分の心と体にに気づき、
競争をやめることを選択してあげることも時として必要だと思うのです。

競争をやめることこそ、新しい自分に出会える価値のある選択かもしれません。

そんなことをW大迫選手は教えてくれるように思うのです。

□まずはサッカー大迫選手の「はんぱない」

昨年から使用頻度超アップの「はんぱない」という言葉です。

昔「大迫、はんぱない」と叫んだ彼、その彼にこそ「はんぱない」潔さや清らかさを思います。
相手の価値を見ることに加え、かなわないと負けを認める態度が「はんぱなく」潔いと思いませんか。

「はんぱない」は競争をやめる潔い姿を見せてくれています。
相手の価値を見て、そして今の自分を受け入れている。

□東京マラソンでの大迫選手の「棄権」

丁度この記事を書いていた時に飛び込んできたのが、大迫選手の棄権のニュースでした。

今年の東京マラソンはオーバーペースに、冷たい雨。
これで終わりではないわけですから、ここで無理をすることはないわけです。

特に大迫選手は既に次の権利を持っているわけですから、なおさらです。
次のことも考えて、勇気ある「棄権」の選択ではないでしょうか。

□今の自分を丸ごと受け入れる

どちらの話も競争をやめることは、今の自分を丸ごと受け入れることだと思います。

競争をやめることで、それぞれが次のステージに進んでいるように思うのです。

逆に言えば、負けを認めないことは、
今の自分を受け入れていないことでもあると思います。
それがスパイスであればいい。
「まだ自分は行ける。まだ自分は行ける!」

ただ、そのスパイスがスパイスを超えたとき、それは劇薬に変わるんです。

□価値を見ることや負けを認めること

これは大いなる勘違いであり、間違いなのですが、
どうしても誰かや何かの価値を見ることで、
自分には価値がないようにネガティブに思ってしまうところがあるように思います。

みなさんもそういうところありませんか。

これも大いなる勘違いであり、間違いなのですが、
同じく負けを認めることも、
負けた自分には価値がないようにネガティブに思ってしまうところがあると思います。

みなさんもあるあるではないですか。

価値を見ることはあなたが価値があるよと与えることになりますから、新たな繋がりを作ることになると思います。

負けを認めることは、今の自分を丸ごと認め、競争をやめることになるように思います。
まだ次がある。競争をやめることは、次の自分ための選択です。

そこには潔さ、清らかさ、平和、やすらぎ、笑いのある新しい世界が生まれるのではないでしょうか。そこで体勢を整える。

またそこから、新たな人生の成長が始まるように思えませんか。

次があるのです。

そのことを「大迫、はんぱない!」&「大迫選手の棄権」は実践で証明してくれているように思うのです。

□あなたのそばの「はんぱない」もの

みなさんが、今、思いつく「はんぱないもの」はなんでしょうか?

今、みなさんが競争をしている人は誰でしょう?
今、みなさんが競争している世界は何でしょう?

もしかしたら、そろそろ競争を終える時がきているかもしれません。

もしかしたら、今の自分を丸ごと認めてあげる時がきているのかもしれません。

それは勇気ある「棄権」の選択の時かもしれません。

今、課題を抱えている人も、「はんぱない」と価値を見て、
自身の負けを認めてみるとこれまでの競争の関係が、違うものになるかもしれません。

もちろん、これまでの競争やそのがんばりは勝とうが負けようが価値があるものです。
お互いが切磋琢磨して、成長してきたかもしれませんね。
その競争の中でいろいろなノウハウや実体験を重ねてきましたよね。

その競争というスパイスを自らを蝕む劇薬にしてはいけないのです。

前に進む次のステージが始まるときかもしれません。

あいつ、ぱんぱない!
あの世界、はんぱない!
そして、「棄権」という新しい選択。

価値を見て、思い切って負けを認めてみませんか?
そこから想像を超えた新しい関係が見えてくるかもしれませんよ!

実は山田も勇気を出して、3つほど、言ってみました。
過去をふりほどき、未来へ向けた新たな向き合いができるように思いました。

その効果は実践証明済みであります。

カウンセリングルームでみなさんも叫んでみませんか?
一緒に泣いて笑おうではありませんか。
さあ、今度はあなたが前に進む時です。

その先には次のあなたが待っているのです。

競争をやめるのはダメな選択じゃなく、新たに前に進むための大切な一つの選択肢だと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

山田 耕治

1967年広島県呉市生まれ。早稲田大学法学部卒。家族は妻と小学生の息子3人。 恋愛、婚活、夫婦、家族、職場等、対人関係全般が得意。 臨月で子を亡くした喪失体験が人生に大きく影響し、18年勤めた会社を退職、心理学を学び直し2010年プロカウンセラーに。現在はサラリーマンとのWワークを推進中。