うつ病でした

相談者名
なちゅらる
私は高校生の頃から4年間、よくなったり悪くなったりを繰り返しつつうつ病です。
高3の時に発症したものの、専門学校へ進みその学校と相性がよく毎日が充実した日々だったので症状は知らないうちになくなり、できなかったアルバイトや旅行に行くことができました。
ですが専門を卒業したあと、わたしのうつを治してくれたかのような大事な専門学校の友達から裏切りを受け、その当時付き合っていた彼氏から言葉の暴言などを吐かれ気付けば卒業2ヶ月でまたうつを再発しました。
せっかく就職できた会社も体がもたず2ヶ月でやめてしまいました。
その後も体はおもうように動かず…でも仕事はしなくちゃ…なんて思いながらアルバイトをやってみるも体がもたずすぐに辞めて、今年22歳ですか何もできていません。
周りの子は結婚したり仕事を頑張っていたりでとても楽しそうなのに自分はなにをやっているんだろうって思います。
前のアルバイトを辞めたのが今年の2月。それから半年、療養と思って毎日休んでいるのですが体調は全く回復しません。4月5月6月と順調に回復していってると思えば7月にはまたさらに悪くなり、振り出しに戻ったような気分です。
今は毎日どこかへ出かけたいのに身体が動かずほとんど寝てばっかりです。
体と意思が合わなくて辛いです。
早く仕事したいのにいつまでこうやってしてればいいのかなって常に考えてしまいます。
カウンセラー
嶽きよみ
なちゅらるさん、はじめまして。
今回 担当させていただきます、嶽きよみ と申します。

なちゅらるさんのメールを読ませていただいて、高3でうつ病を発症したこと、その後 専門学校へ進み症状がなくなったこと、卒業後辛い出来事が起こりうつが再発したこと、せっかく就職したのに長く続けられなかったこと…

なちゅらるさんの辛い気持ち、焦る気持ち、いろんな想いがたくさん伝わってきました。
回復したと思ってから悪くなったりすると、なちゅらるさんでなくても、心はとっても不安定になってしまいます。
どれほどなちゅらるさんがしんどかっただろうというのは、きっとわたしの想像以上だろうなと思います。

そして、なちゅらるさんのメールを読ませていただいて感じたこと、それは、なちゅらるさんが本来はとても前向きな方なんだろうな、、ということです。
もちろんそれは、なちゅらるさんの長所です。

ただ、本来前向きな人やがんばりやさんの人は、思うように行動できないときや、やる気が起こらないときなどは特に、そのギャップにとても苦しい思いをすることが少なくありません。

思うように動けない自分を責めたり、恥じたり、がっかりしてしまったりしてしまいやすい、ということです。

>周りの子は結婚したり仕事を頑張っていたりでとても楽しそうなのに自分はなにをやっているんだろうって思います。

と書いてくださっているように、なちゅらるさん自身が、ものすごく頑張って回復しようとされていることは認めることが出来ず、周りの子たちの頑張りはよく見える…ということはないでしょうか?

>その後も体はおもうように動かず…でも仕事はしなくちゃ…なんて思いながらアルバイトをやってみるも体がもたずすぐに辞めて、

なちゅらるさんは、おそらくぎりぎりまで頑張って、どうしても体がついていかずに辞められたんだと思います。
なちゅらるさんは、すごく頑張っていらっしゃると思います。

>体と意思が合わなくて辛いです。

そうですよね、この部分は本当に辛いですし、すごいストレスになりますよね。
ただ、これから回復していくためを考えたときは、まずは「意思」よりも「体」を尊重してあげてもらえたらな、と思うんです。
 
頭が意識とつながっている部分だとすると、体は無意識からのサインを直接受ける部分と考えることができます。

>今は毎日どこかへ出かけたいのに身体が動かずほとんど寝てばっかりです。

身体が動かない、というのは、無意識からの、動きたくない、動かないほうがいい、というサインだと考えてみることができます。
無意識がなぜそんなサインを出してくるかというと、それは、なちゅらるさん自身を守るためだったりもします。

うつになる方は、がんばりすぎてしまう傾向のある方が多いので、無理やり休ませるために、身体を動かなくしている、と、考えてみてください。

そんな場合でも、多くの場合、前向きな人は、休みながらも自分を責めたりしてしまうところがあります。

そうすると、表面上は1日中何もせず休んでいるように見えても、実は心は全く休めでいないということになります。

>早く仕事したいのにいつまでこうやってしてればいいのかなって常に考えてしまいます。

確かに、元気な自分は受け入れやすいけれど、病気の自分は受け入れ難い、というところはあると思います。
でも、今のなちゅらるさんにとっては、静養すること自体が仕事のようなものかもしれません。

>今年22歳ですか何もできていません。

「もう22歳」にもなって、まだ何も出来ていない・・と思っていらっしゃるのかな、と思います。
でも、「まだ22歳」、と考えることも出来ます。

おそらくわかっていらっしゃるとは思いますが、人によって、歩みのプロセスはいろいろです。

もしかしたら、なちゅらるさんの人生にとって、若い時期は辛いことが多く、前になかなか進まないもどかしさを感じていらっしゃるかもしれませんが、そのプロセスとは違って40代になってから立ち止まってしまう人もいます。

今は、他の人と比べることよりも、体調の悪い今のなちゅらるさんを、昨日よりも今日、今日よりも明日、どれだけ自分を受け入れられるようになったか、というような比べ方をしてもらえたらなと思います。

だめな自分や弱い自分を受け入れる、というのはとっても難しいことだと思いますが、自分の弱さを受け入れることは、とても勇気がいり、それは、本当の強さ、でもあります。

なちゅらるさんが、こうしてご相談をしてくださる事自体、ご自分で思う以上にとても努力家で、がんばりやさんだということは明らかです。

今何も出来ないでいるなちゅらるさん自身をも受け入れられるようになる、というのは、とても大きな試練のようなものかもしれませんが、なちゅらるさんならきっと出来ると思います。

そして、忙しく仕事などをしているときには見つけることができない、日常の中のほんの小さな喜びや、ささいな幸せのようなものを見つけられるようになれたら、それはとってもすごいことで、これからのなちゅらるさんの人生にとっても、大きなものになるのではないかと思いました。

今しか出来ないこと、今するべきこと、というのは、それぞれにあるはずだと思います。

また、つらい気持ちを誰かに話すことは、つらい気持ちを手放すことにも繋がります。
よかったら、電話カウンセリングなどもご利用くださればいいかもしれません。

勇気をだしてのご相談、ありがとうございました。
今のなちゅらるさんを、応援しています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

嶽 きよみ

柔軟な視点で問題を捉え「人間関係」「自己表現」「セクシャリティ」に関する悩みを多く扱う。 特に、現役で自身のビジネスも続けていることから、やりたいことを見つける、夢を叶える、など自己実現のサポートを得意としている。 「見た目の印象とは違い、声に癒される」との声が多く寄せられている。