まわりにある愛に気づけると、あなたの世界は優しくなる。

もうすっかり新緑の季節になりましたね。
みなさん、ゴールデンウィークは楽しめましたか?

私は、弊社代表の平の師匠である、チャック・スペザーノ博士の来日セミナーに参加していました。

自分の師匠(平)の、そのまた師匠から学べるという機会はなかなかないので、私は毎年このセミナーに参加することをとても楽しみにしています。

今年も恩恵がいっぱいの4日間だったので、その体験はまた別の機会にでもお話ししますね。

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先日、私が面談ルームで履くためのスリッパを買いました。

星柄がすごく可愛いのですっ!

どれぐらい可愛いのかは、長くなるので割愛します。(笑)

スリッパはネットショップで注文したので、数日後に家に品物が届きました。

ダンボールを開けると、星柄のスリッパの他にもう1つ、赤いノルディック柄のスリッパが入っていました。

「あれ?注文してないのにな…」

そう思い、注文していない方のスリッパをよく見てみると、1枚の紙が添えられていました。

その紙は、お礼状でした。

日本製のスリッパ作りに対する職人さんの熱い想いや、感謝の気持ちが書かれており、文章の最後に大きな文字でこう書いてありました。

「一足プレゼントです!」

ほほう。スリッパ屋さんが、感謝の気持ちをスリッパで表現したんだな。と、理解した私。

「おまけです!」とか「試供品です!」ではなく、「プレゼント」という言葉の表現に、私はお店のお客さんを喜ばせたいという想い(愛)と、職人さんのスリッパに対する愛を感じました。

そして、心が温かくなり、このスリッパを大事に使いたいなぁと思いました。

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心理学を学ぶ前の私は、自分が買った以外の物が入っていると、「こんなのいらないのに…(ため息)」と思う人でした。

正直に言います。

今も… なんていうか… さすがに… スリッパ二足も… いらないかな… みたいな… (小声)

でも昔と何が違うかというと、そこにある愛に気づけていること。そして、その愛をちゃんと感じれているというところです。

でも当時は、余計なお世話とさえ思っていました。

相手の愛に気づかないから、受け取ることもできない。相手の愛を丸ごとドブに捨てていたようなものでした。

自分が気づけていないだけなのに、「誰も私のことを愛してくれない!!」と怒ってさえいました。

私の世界には愛がないと思っていたのです。

変な話ですよね。反省しています。

なぜ私は、愛がない世界に住んでいるように感じていたかというと、理由は簡単です。

「誰も私のことを愛してくれない!!」と怒っていたので、私は誰のことも愛そうとはしていませんでした。

自分から誰かを愛そうとしないということは、「(私と同じように)人は私を愛そうとはしない」と感じやすくなります。

心理学ではこれを「投影」といいます。

つまり、私の怒りがまわりの人に投影されていたので、まるで「愛のない人ばかりの世界」に住んでいるような感覚になっていました。

だから、誰の愛にも気づけなかったのです。

愛がなかったのではなく、愛に気づけなかったのです。

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コラムの冒頭でもお話しした通り、今の私は、おまけで付いてきたスリッパにさえ愛を感じれるようになりました。

「愛のない人ばかりの世界」の住人だったのに、今は「愛がいっぱいの世界」に住んでいます。

なぜ私は、真逆の世界に引っ越せたのでしょうか。

それは、自分から愛することができるようになったからです。

誰かを喜ばせることが、私の喜びになったからともいえます。

そうすると、それも投影するんですね。

「(私と同じように)人は私を愛そうしている」、「(私と同じように)人は私を喜ばせようとしている」というふうに感じやすくなるのです。

もし今、あなたが昔の私のように「愛のない人ばかりの世界」にいるように感じていて、その世界から抜け出したいと思っていらっしゃるのなら。

ぜひ「自分から誰かを愛してみる」ということにチャレンジしてみませんか?

あなたが誰かを愛そうするたび、あなたの世界にある誰かの愛に気づきやすくなります。

そして、その愛に気づけば気づくほど、あなたの世界が優しくなっていくのを感じれるはずです。

ぜひ、そんな体験をしてみてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

にしむら みく

コミュニケーションの問題の改善、クライアントが本来持っている才能を引き出すことを得意とする。心理分析や解説など、説明のわかりやすさには定評がある。明るく親しみやすい雰囲気と、論理的な思考をあわせ持つため、幅広い世代(10代〜70代)に支持され、LGBTの方からの相談も多い。