不安で自分で自分の関係を壊してしまう

相談者名
ゆず
できるだけ早く結婚したくいる40歳未婚女性です。
私は彼氏はできても一年半ほどでいつも自分でだめにして壊してしまいます。
大学の時初めてできた彼氏に失恋し、食べれず寝れずで10キロ痩せました。失恋だけでなく、子供の頃に愛されて育った感が全くなかったので、初めて味わった私を愛してくれた人に依存してしまいました。
その事がトラウマとなってか、わたしは新しい関係が始まっても小さな事でも彼が離れるのではないか、不安になり、彼のラインでの言葉のニュアンスから色々と想像して、彼は私の事が好きではないのではないかと勝手に不安に陥って、彼に問い合わせてしまったり、何度も聞いてしまったり、彼に愛想をつかされてて振られてしまいます。一度は婚約した彼もいたのですが、私が自分で自分の不安を作り出し、喧嘩が続いて婚約破棄されました。
毎回新しい関係が始まる時に、次は不安にならない様、相手に不安から質問しない様に気をつけても、大きな不安な感情にとらわれてやはり不安な事を聞いてしまい、何度も嫌な事をされる彼に別れを切り出されます。不安にとらわれると、私の中ではもはや自分で自分の感情にコントロールが効かない感じです。。
このままでは私はいつになっても関係を上手く保てず結婚したくてもできません。どうやったら私の不安を解消していく事ができますか。どうぞ教えてください。
カウンセラー
大谷常緑
ゆずさんこんにちは。初めまして。
ご相談を担当させていただく大谷です。よろしくお願いします。ゆずさんのご相談を拝見して、とてもつらいことの繰り返しをされているのだと思いました。
この、自分で幸せにならないようにしてしまうパターンを手放せるといいですね。

さて、ご相談の中で一番興味を持ったことは、ゆずさんが「子供の頃に愛されて育った感が全くなかった」と書かれている点です。
ここに、ゆずさんのパターンの原点があると思います。
子供の頃にゆずさんが感じられていたこと、そしてそれに基づいて決められたことがあるようです。
本来はここを掘り下げていってこのパターンの原因となっている心のトゲを抜く必要があるのですが、それには少し時間がかかります。
将来のこともありますので、この点をクリアーにされると男女関係のみならず、ゆずさんの心の中で生じる様々なネガティブなパターンが解消されるのではないかと思います。そのネガティブなパターンに伴って生じるうまくいかない様々な事柄も起こらなくなってきます。
この心のトゲを抜く作業はお一人では難しいと思いますので、先ずは電話カウンセリングをご利用ください。

対症療法的な方法で、このパターンを緩和するには、
(1)ゆずさんの自信を醸成すること
(2)考えても結論が出ないことは考えないこと
です。

(1)のために最も効果的な方法は、ご自身で自分を責めないことです。私達はとかく自分に厳しく他人に甘いものです。自分が失敗した時に自分に投げかける言葉と人が失敗した時に人に話すことに大きな違いがあることに気づいてみると、それは一目瞭然だと思います。
たとえ何かうまくいかないことがあったとしても、たとえ何か失敗したことがあったとしても、ゆずさんがお友達にお話しするようにご自身にお話ししてみてください。
自分を大切にして優しく扱うこと、それが責めないということです。
そのためには、
1. いい、悪いの判断をしない。
2. こうでなければならないという観念やルールを手放す、
3. 人の良いところと自分のできていない部分を比べない。
ことを心がけると良いと思います。
私たちはついつい自分を責めてしまいがちになりますが、それに気づいたら意識的にそれをやめることです。
そして、自分ができている部分を自分で認める練習をしてみましょう。どんな小さなことでも構いません。
例えば、今日、部屋を片付けようと思っていて全部が片付かなかったとします。ゆずさんの心のパターンだと、全部片付かなかったところを責めるのですが、そうではなくて、片付けに手をつけたことを褒めるのです。
このように、着眼点を変えていくと、ご自身のパターンが変わっていきます。

(2)のために最も効果的な方法は、考えの深みにはまらないで考えを止めてしまうことです。私たちが考えていいことは、自分自身で結論が出せることです。例えば、今日は何を食べようかだとか、どんな服を着て行こうかなどです。
私たちが考えてはいけないことは、自分自身で結論が出せないことです。例えば、あの人は私のことをどう思っているだろうとか、明日会社に行ったら怒られるのではないか、というような内容です。これらは考えても結論が出ませんね。結論が出ないことをぐるぐると考えるわけですから、やがて悪いことに集約していきます。そして現実には起こらないような状況を想定して予防線を張ろうとします。
これでは苦しいばかりですね。
考えを止めるエクササイズの一つは、考えの深みにはまりそうになったら、「〜と思った。(マル)」と唱えてみることです。考える癖がついているので、最初はまた考え始めるようになりますが、この練習を積み重ねていくと、やがてうまく考えないようになっていくことができます。癖を直すには、練習が欠かせないのです。

以上、根本的な原因に少し触れるお話と、対症療法的なお話をさせていただきましたが、是非、根本的な部分も視野に入れて、ご自身のパターンを修正していかれることが良いかと思います。

心理学では、人がそうするには理由(わけ)があるというふうに考えます。どんな行動やどんなパターンにも理由があるのです。そしてネガティブなパターンの理由は、その人の優しさから出てきていることもとても多いのです。
是非、ゆずさんの心に中にある誤解を解いて、パターンを変えてみてください。
最後に、直感的で申し訳ないのですが、どうやらお父さんとの関係性が問題になっているように思います。ご自身で「私はどうしてこうするのだろう」という、なぜなぜ問答をしながら深層心理に入っていかれるのであれば、お父さんとの関係性を頭の片隅に行われることをお勧めします。

回答がお役に立てれば幸甚です。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

大谷 常緑

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。 どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。