嫉妬してしまって学習できない

相談者名
あかね
初めまして。
うまくお伝えできるかどうか分かりませんが、精一杯書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

私は元来プライドが高く夢見がちな人間です。
自信過多で人を自分より下に見るくせに、打たれ弱く、ちょっとの失敗でくよくよして、なんでもすぐ投げ出してきました。

うまくいっている他人を羨み、妬む傍らで、「いや、私ならもっとうまくやれる」などと思うような人間です。
自分がどんなにダメな人間か知っているくせに、自分には実力があると夢見ることをやめられないのです。

そのくせ、自分ではなんの努力もしておりません。
これでは失敗して当たり前なのに、目を覚まして奮起するどころかすぐに自信を喪失して、投げ出す、この繰り返しです。

大学も辞めてしまって鬱々とした日々を過ごしておりますが、小説を書いたり絵を描いたり、創作活動することで時間を忘れられます。

しかしここでも元来の悪癖が出てきてしまって、人様の作品を拝見して勉強するということができません。

巧い方の作品をたくさん見て目を肥やすことは間違いなく必要なことだと思うのです。
自分ひとりの抽斗なんてたかが知れていますし、才能ある方々からその素敵なエッセンスを少しでも得られたら、どれだけプラスになるか分かりません。
我流よりも早く実力アップにつながると思います。

しかし、頭では分かっていても嫉妬してしまって出来ません。

彼氏に相談してみましたが、「意味がわからない」との答えでした。
自分でも自意識過剰だとわかっているのですが、なかなか改めることができません。

私の周囲の、創作している子たちは、人様の作品でも楽しそうに拝見しており、自分で作品を創る際にも、自分の表現したいものを素直に出せているようで、本当に楽しそうです。

反対に私は、我流の独り善がりで作品を創っているという弱味があるせいか、どうも気負ってしまって、完成させられず何度も手直しするうちにぐちゃぐちゃにしてしまい、投げ出すというパターンが多いようです。

前述の自信喪失→投げ出しパターンに似ているように思います。

人と無理に張り合うことなく、素直にゆったりと学習・創作するためにはどうしたらよいのでしょうか。
長文乱文失礼致しました。

カウンセラー
宮本恵
あかねさん、はじめまして。
担当させていただきます、宮本恵です。
どうぞ、よろしくお願いします。

ご相談を拝見して、あかねさんは、人の価値や魅力を見つけるのがとても上手な方だ
と感じました。
そこが、上手な分だけ、自分との比較をしてしまうのかもしれませんね。

あかねさんがご自身に感じるプライドの高さ。
これは、プライドという鎧の中に隠れたあかねさんがいるのではないでしょうか。
そこには、どんなあかねさんが隠れているでしょうか。
きっと、今お持ちのプライドは、隠れているあかねさんを守るためのものだったので
しょう。
そこには、自信喪失のルーツがあるのかもしれません。
もし、また失敗してしまったら・・・、出来ない自分と遭遇してしまったら・・・、
それを感じれば感じるほど、チャレンジ出来なくなってしまいますし、人前で自分を
表現することも怖くなってしまうのでしょう。
相手の作品をみれなくなってしまうのも、無理ありません。

もうひとつの側面は、嫉妬。
嫉妬は、私たちが感じることが嫌な感情の一つですね。
嫉妬といえば、ネガティブな側面がピックアップされがちですが、ポジティブな側面
として、相手の価値をみることが出来ているということでもあります。
人の価値をみることができることは、とても素敵な才能です。
しかし、相手にみている価値が自分の中にないと感じれば、それは一瞬にして、妬み
や羨みに変わってしまいます。

これらの側面で大切なことは、あかねさんがあかねさんの価値を受け取り、認めてい
くことです。
人の価値を見つけることが上手なあかねさんですから、方向性を変えることができれ
ば、あかねさんご自身の価値を見つけることも出来ると思います。
もし、それでも難しさを感じることがあれば、あかねさん以外のパートナーや友人、
家族やカウンセラーに尋ねてみてくださいね。

私たちがやっている比較の多くは、相手の良いところ(相手にあるもの)と自分の悪
いところ(もしくは、自分にはないもの)比べます。
その比較からは、あかねさんを攻撃する材料を見つけることは出来ますが、自分を承
認する材料は見つけることができません。
あかねさんが嫉妬から逃れ自由になるために、対等さと無害者(相手も自分も責めな
い)関係を選ぶことにチャレンジしてみてくださいね。

より、あかねさんらしい時間を過してくださいね。
お力になれば、幸いです。
ご相談ありがとうございました。

 

この記事を書いたカウンセラー

About Author

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。