ここはどこ?

お辛いときに大変恐縮ですが、結論から先に申し上げることをお許しください。

海さんに一番必要なのは、それでも「感情を感じる」ことを受け入れていかれることです。

幼少の頃から、かなり厳しく躾けられてきた方なのかもしれませんね。

以下のことは、もしかすると、と言う前提で書きますが。

例えば親御さんに「俺（私）の言うとおりにすれば間違いない。」とか。

「人前で感情的になるのは、みっともない！」とか。

反発したいときには「親に向かって、なんて口をきくんだ！」とか言われてこられたのかもしれませんね。

大きくなるにつれて、学校とかでいろんな人とかかわると、例えば百人の方がいれば、百人それぞれの意見や考え方があるように。
御家庭で教わった常識と、御家庭以外での常識にギャップを感じはじめた。

だから、自分の意見や考えを持とうとしたり、他人に左右されない、影響されない自分を確立しようとしたり。
自分に自信を持っていけるように、とか、、、とても、がんばってこられたのかもしれませんね。

でも、上手くいかなかった。
自分をここまで追い込んだ、失敗感を味あわせた人たちはひどい。

何をやっても、あなたが悪いといわれてるみたいで、責任を転嫁をして、一切認めようとしない。

いつも味わうのは劣等感や拒絶感ばかりで。

それなら何を話してもムダで、言いたいことを言っても受け入れてくれるところがないとしたら？
自分が今、ここにいない、居場所がどこにもないように、、、感じますよね。

成長期の大事なときに、生きていくために必要なことを教えてもらえなかった。
失われた時間の中で、満たされなかった欲求を取り戻したい、埋め合わせたい、ってニーズが出たとしても、不思議ではないかもしれません。

例えば、お仕事に行ってないことと、年齢相応の大人の男性でないこととを結びつけて、恥ずかしい、情けないとか。
御自身と他の方を比べられたりして、自らを責められたり。

ますます、心理的な距離が出来たのかもしれません。

御自身の中に、押し込められたものが一杯ある方のように、感じられなくもないのです。

海さんの体験と、感情が一緒に結びついて、それがあなたを苦しめてるとしたら。

海さん自身が自分を見つめていけるようになる分だけ、あなたが開放されていきます。

その時の感情は、感じていくことでスッキリして、ラクになっていきます。

あなたの感情と向き合って、受け入れていけるようになりましょうね。

それでは、ごめんください。