趣味の仲間とのつき合い方

相談者名
アキラ
趣味の友人たちとの付き合い方に悩んでいます。
趣味でスポーツをしていますが、自分が下手なため試合中は怒られてばかりです。
始めたころは自分のように下手な人もいましたが、最近みんな自主トレし始めてうまくなり、自分はなにもしていないので、おいて行かれました。
優しく、アドバイスのように言う人もいますが、大体が怒ってくる人ばかりです。試合中に怒られると頭が真っ白になって、どうしていいかわからなくなります。次怒られないためにはどうするか、そればかり考えてプレーをしています。「こうしろ」と言われたから次にそうすると「違う」と怒られます。もちろん場面が違うからというのはわかりますが、そうされるともうどうしていいかわからなくなります。
怒られると試合に出たくなくなるので、自分からプレー時間を減らすようにしたり、行きたくないときは架空の用事を作って行かないようにしたりしています。
毎回行くたびに、どうしてここまで言われてやらないといけないのかと思うし、正直もう行きたくないです。情けないし、悔しいし、なによりもムカつきます。自分自身が引きずる性質というのもありますが、3日くらいヘコんでることもあります。人数合わせ以外で戦力として頭数に入っているとは思えません。
ただ、友人の繋がりで始めて、人数も少ないので急に辞めると今後の人間関係に支障が出そうなので、辞めるのは現実的ではないかなと思います。
下手なら練習しろ、と言われるかもしれませんが、家にいるのが好きなので、貴重な休みを怒られないために使うのはばかばかしいと思えて、自主的にやろうとは思えません。(そもそも辞めれればこんなことで悩むこともないので)
そのスポーツ自体はたまに他の友人に誘われて遊びでやったりもしますが、そういうのは楽しいので嫌いではないのかなと思います。
辞める以外では何か手だてはないでしょうか?また、どうしたら他人から何を言われても動じなくなれるでしょうか?
泣き言なのは自分でもわかっています。
よろしくお願いします。
カウンセラー
佐藤まゆみ
初めまして、アキラさん。
今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

アキラさんは趣味のスポーツをお持ちなんですね。
今の季節はスポーツをするのに最適で、爽やかな汗をかくのは良いな~、と思います。

ところが、せっかくの趣味だというのに、どうやらあまり楽しめていないご様子です。

>趣味でスポーツをしていますが、自分が下手なため試合中は怒られてばかりです。
始めたころは自分のように下手な人もいましたが、最近みんな自主トレし始めてうまくなり、自分はなにもしていないので、おいて行かれました。

アキラさんは、自主トレをしてまで上手くなりたいとは思ってらっしゃらないようです。
でも、他の方達は「上手くなって、試合に勝ちたい!」という気持ちが強いのでしょうね。
どうも、その辺にアキラさんと他の方達との考え方のズレがあるようです。

人には【行動動機】というものがあります。
何かの行動を起こすのには、必ずその動機があるんですよね。

>下手なら練習しろ、と言われるかもしれませんが、家にいるのが好きなので、貴重な休みを怒られないために使うのはばかばかしいと思えて、自主的にやろうとは思えません。

アキラさんが自主トレするとしたら、その動機は“怒られないため”だとおっしゃっています。
同じ自主トレでも、“上手くなりたいため”と“怒られないため”では、まったく動機が違いますね。
アキラさんのモチベーションが上がらないのは、当然のような気がします。

>ただ、友人の繋がりで始めて、人数も少ないので急に辞めると今後の人間関係に支障が出そうなので、辞めるのは現実的ではないかなと思います。

“辞める”という選択肢を持たれていないのには感心しました。
これは、この現状の中で「何とかしたい。」と思えばこその話だと思います。

皆さんがアキラさんのプレーに対して怒るのは、自分達と同じように「上手くなりたいと思っているに違いない。」と考えているからです。
ある意味、アキラさんに対して期待しているとも言えるでしょう。
でも、アキラさんはそうではない。
そのスポーツ自体は好きでたまに遊びでやるのは楽しいわけですから、その辺の考え方の相違は皆さんに伝える必要があると思います。

>人数合わせ以外で戦力として頭数に入っているとは思えません。

ここは大きなポイントのような気がします。
『どうせ、自分は人数合わせ。』ではなくて、“人数が足らないなら参加してあげるよ。”くらいの感覚で良いのではないでしょうか?
アキラさんのされているスポーツが何なのかは、書かれていないので分かりませんが、決まった人数がいないことにはプレー出来ない競技のようですね。
それならば、あなたは頭数として必要なのです。
“居て欲しい存在”なんだということですよね。

スポーツの楽しみ方は、人それぞれです。
趣味であっても、勝負を重点的に考える人。
アキラさんのように、勝負よりもそのスポーツにふれることが楽しい人。
あるいは、自分ではやらないけれど観戦するのが好きな人も居ます。
私などは野球が好きですが、もっぱら観戦するのみで自分ではやりません。
どの楽しみ方でもOKだと思いませんか?

“趣味”とは、自分が好きで楽しむためのものです。
チームの方たちには、アキラさんの考えが皆とは違うことを、ぜひ伝えてみてください。
そして、このスポーツの良さや楽しさはよくご存じのアキラさんですから、友人や知人に勧めてみられたらどうでしょうね。
スポーツ人口が増えれば、人数不足も解消しそうですよ。

私はこのお返事を書いていて、どんなスポーツなのか興味津々になってきました。
まだメジャーにはなっていないスポーツなら、アキラさんのような人がその良さを普及させていくことも出来るかもしれませんね。

もし良かったら、初回無料の電話カウンセリングを利用して、そのスポーツのことを教えて頂けませんか?
自分の好きなものについて語られると、新しい気付きがありそうな気がしますよ。

今回は、ご相談くださってありがとうございました。

佐藤まゆみ

この記事を書いたカウンセラー

About Author

1957年生まれのシニア世代。 自身の豊富な人生経験を生かした、自分らしく生きていくためのサポートが好評を得る。 得意ジャンルは、対人関係・自己啓発・恋愛。 “何かを始めるのに遅すぎることはない”の言葉通り、いくつになっても新しい人生を切り開いていけることを、身をもって実践している。