ネガティブな感情を感じたときのコミニュケーション

相談者名
サクラ
ネガティブな感情を感じたときのコミニュケーションが苦手です。

他人と接しているとき、楽しいとかおいしいねーとか嬉しい!などポジティブな感情は伝えられるのですが、人から言われて悲しい、傷ついた、などネガティブな感情のときにそれを本人の前で言葉にすることができず、家に帰ってからもやもやした気分になります。

それは大抵、「あの時なんでもっと言葉にできなかったんだろう」とか「あの時もっと反応すればよかった」「相手に『傷ついた』と言えばよかった」と自分を責めてしまいます。

先日の出来事です。久しぶりに元同僚と会うことになり、一緒に食事するのを楽しみにしていました。
ところが私の近況「数カ月前に素敵な男性との出会いがあって今とても幸せ」などと話していたら急にその元同僚は豹変し、早口でまくし立てるかのように、私の性格が情熱的だけど冷めるのも早くて二重人格だのと、レストランで周りに大勢の人がいるのにも関わらず大きな声で話し始めとても嫌な気分になりました。周りにも丸聞こえで恥ずかしい思いもしました。

あまりにも早口なので何を言っているのか不明でしたが、私は「すごい分析力ですね。。」とだけ伝えました。
その時点で私はもう帰りたい。。と思ってしまいました。せっかくの楽しみにしていた時間が台無しです。

今でもそのムカムカやモヤモヤを引きずってしまっています。

そのようなネガティブな感情(嫌な気分になったとき)を感じた時の相手に伝える上手なコミニュケーション方法を知りたいです。
今までの自分は言葉にできずガマンしてだんまりしてしまうからです。。

どうぞよろしくお願い致します。

カウンセラー
佐藤まゆみ
初めまして、サクラさん。
今回のご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

ネガティブな感情を感じたときに、お相手に対してどのように対応すれば良いのか悩んでらっしゃるんですね。
ガマンや辛抱には限界がありますから、もっと違う形で対処できるようになりたいという意識を持たれたのは、結構なことです。

>人から言われて悲しい、傷ついた、などネガティブな感情のときにそれを本人の前で言葉にすることができず、家に帰ってからもやもやした気分になります。

お相手が悪気なく言ったことでも、その時の自分の受け止め方によって嫌な思いをすることは誰にでもあります。
けれど、そのように感じながら何も言わなければ、いつまでも気付いてもらえない、解ってもらえない状態が続いてしまいますね。

>「あの時なんでもっと言葉にできなかったんだろう」とか「あの時もっと反応すればよかった」「相手に『傷ついた』と言えばよかった」と自分を責めてしまいます。

いえいえ、何もご自分を責める必要はありません。
ただ、ネガティブな感情を伝えられなかったのは、「なぜ」なのかをよく考えてみて欲しいんです。
もしかしたら、サクラさんがネガティブな感情を伝えたとしたら、「こうなったらどうしよう。」と、恐れているものがあるからかもしれません。

例えば・・・
・返ってお相手を怒らせるかもしれない
・その場の雰囲気が、悪くなるかもしれない
・言ったことで嫌われてしまうのが怖い

具体的に挙げてくださった元同僚との出来事は、大きな衝撃だったとお察しします。
一緒にお食事するのを楽しみにされていたくらいですから、以前はきっと仲が良かったのでしょうね。

サクラさんがご自分の幸せな近況を報告していたら、急に豹変して罵詈雑言を投げつられたのですから、不愉快に感じるのは当然です。

でも、ここでもやはり「なぜ」と自問してみて欲しいんです。
なぜ、元同僚は急に豹変して態度が変わって、大声の早口でひどい言葉を言ったのでしょうか?

仮に、元同僚にも素敵なパートナーがいて、ラブラブで満たされていたとしたら、そうはならないはずですよね。
サクラさんと自分を引き比べて、自分にないと思っているものを持っているサクラさんが羨ましくて仕方がなかった、というのが本音だと思います。
でも、それを素直に認められないから、サクラさんをおとしめるような言い方しかできなかったのが真相のようです。

だとしたら、“悲しい”“くやしい”“辛い”“腹立つ”などは、元同僚が感じている感情です。
ここで大事なのは、サクラさんがお相手のネガティブな感情に振り回されないことです。

>私は「すごい分析力ですね。。」とだけ伝えました。

この場は、それで良かったと思いますよ。
非常に腹立たしかったでしょうが、ここまでお相手が自分を見失っている状態で、何を言い返しても聞く耳は持たなかったことでしょう。

>今でもそのムカムカやモヤモヤを引きずってしまっています。

元同僚は、自分の持って行き場のない感情を、サクラさんにぶちまけただけです。
だから、その時の言葉を真に受けないでください。
相手のネガティブな感情に振り回されない、とはそういうことなんです。

その場では、言いたいことが言えなかったかもしれません。
でも”冷静になった時に、改めて言う”という方法もあるのですよ。
ちょっと勇気が要りますけれどね。

その結果、場合によっては相手が離れていく可能性もあります。
でも、それはそこまでのご縁でしかなかったのです。

何かを伝えるには、やはりそれなりの言い方や意識の持ち方が要ります。
それと同時に、ネガティブな感情を嫌わないで「なぜ」そう感じたのかを自問してくださいね。
嫌な感情は、「そうか、私は寂しかったんだ。」などと気づいて受け入れることが出来ると小さくなっていきます。

負の感情と向き合い、受け入れていくことで、徐々に自分の本当の気持ちを無理なく表現できるようになっていくことでしょう。
これまでの意識を変えていくことになるので、少々時間はかかるかもしれませんが、必要ならばカウンセリングも利用しつつ、取り組んでみてくださいね。

今回は、ご相談くださってありがとうございました。

佐藤まゆみ

この記事を書いたカウンセラー

About Author

佐藤 まゆみ

1957年生まれのシニア世代。 自身の豊富な人生経験を生かした、自分らしく生きていくためのサポートが好評を得る。 得意ジャンルは、対人関係・自己啓発・恋愛。 “何かを始めるのに遅すぎることはない”の言葉通り、いくつになっても新しい人生を切り開いていけることを、身をもって実践している。