目標設定の仕方~本当に欲しい物を望んでみよう~

目標設定をする時に、私たちはエゴの声に引っかかってしまい、 本当に欲しい状況でないことを目標設定してしまうことがあります。

エゴの声に引っかからず目標設定するコツをご紹介します。

●冷蔵庫の中の物で料理を作る時●

ご飯時になり、お腹が空いたので、なにかつくろうかなぁと思い冷蔵庫を空けると、
もやしと、キャベツと、豚肉が少々しか無い。

この冷蔵庫の中にある材料で、料理のメニューを考えるとなにができるでしょ
うか?

「野菜炒めにしようかな?ホイコーローぽいやつにしようかな?
今日はあっさり目にキャベツと豚肉の重ね蒸し焼きにしようかな・・」

いくつかメニューは考えられるでしょうね。
料理が得意な人だったら、かなりの種類を考えられるかもしれませんね。

しかし、冷蔵庫の中にある材料からメニューを考えていくと、限られたメニュー
しか作れませんね。

メニューに制限がでてくるわけです。

冷蔵庫の中身を見ずに、まずは、なにを食べたて見たいかだけを考えてみる
場合はどうでしょうか?

冷蔵庫の中の材料からメニューを決めずに、材料に足りない物があった時は、
スーパーに買いにいくことにして、食べたい物からメニューを考えて見るん
です。

そうすると、パスタにしようか、シチューにしようか、カレーにしようか、
あっさりと和食にしようかと、考えられるメニューの幅は広がっていきます。

メニューに制限が無くなっていきますね。

今ある材料からメニューを考えていくと制限がある物しか考えることができ
ません。

でも、まずは、食べたいものから考えていくと制限が無くなり考えられる
メニューのレパートリーは増えていきます。

この考え方(思考の仕方)は、私たちが目標設定をする時にも、同じことが言え
るのです!!

●今の現状から未来を考える時●

将来の目標を設定するつもりで、ちょっと考えてみていただけないでしょうか?

・どんな幸せを手に入れてみたいか?
・どんな風なパートナーシップを手に入れてみたいか?
・どんな人生を送ってみたいか?
・どんな自分になってみたいか?

どんなことが考えられたでしょうか?

「今の状態だと、実質的には難しいかもしれないなぁ・・・」
「自分は、そんなことができる自信がないしなぁ・・・、
あっ、やっぱり無理無理!この程度だったら、叶えられるかも・・・」
「そんなの自分には、叶えられるはずが無いじゃないか!」

こんな風に、目標を設定する時に、自分が欲しいもの(欲しい状況に)ブレーキを
かけるような気持ちが出てくることがあります。

心理学では、そんな目標設定にブレーキをかけてしまう制限の気持ちを、
エゴの声と言います。

エゴの声は、ぬか喜びになって自分が傷つかないように、
期待しないように、諦めるように、というような心理的ブレーキをかける役目を
果たします。

しかし、エゴの声は、夢や、希望や、可能性という思考を消していき、
諦めや、絶望、制限などの気持ちを作ります。
その気持ちは私たちの心理的な負担を作ってしまいます。

エゴの声は、私たちが傷つかないようにする為に、心理的なブレーキを作って
いるはずなのですが、逆に、私たちの心理的な負担を作ったり、結局は私たち
を傷つけていることが多いのです。

今の状態(今の自分や、今のパートナーとの関係、今の職場の状況、など)から
手に入れたい目標を考えていくと、そんな心理的ブレーキ(エゴの声)に、かか
りやすくなります。

先ほどの冷蔵庫の話と似ていることは無いでしょうか?
自分の手に入れたい目標に制限をかけてしまうわけです。

●まずは欲しい状況を考えてみる!●

目標設定をする時は、先ほどの冷蔵庫の話のように、今、冷蔵庫に入っている
材料からメニューを決めずに、無い物は後で買い足すことにして、とりあえず、
食べたいメニューだけを先に決めてみるんです。

つまり、「今の状態では無理かもしれない・・・」というのを少し横に置いて
おいて、どんな風になっていきたいか(目標設定)だけを先に考えてみるんですね。

目標に制限をかけない形で設定をしてみるんです。

そして、作りたいメニューに必要な材料が足りなかった時は、
買い物に行くことが必要なように、それ(目標)を手に入れるには、どんな
自分に成長する必要がいるのだろう?どんなことができるような自分に変化
していくことがテーマなんだろう?と考えてみるんですね。

必要な物は、後から付け足していこうと考えてみるんです。

そうすることで、エゴの声という心理的なブレーキに、引っかからないように
していくと目標設定をしやすくなります。

エゴの声というブレーキに引っかかってしまうと、

「実際には無理かもしれないんで、あまり望まないほうがいいかなぁ・・・
じゃあ、目標設定もこれぐらいにしておこう・・・」

というように、本当に欲しい物ではない状況を設定してしまうことがあります。

そうすると、本当に望んでいる物ではない状況を手にいれることに、
エネルギーをつぎ込んでいきます。

すると、それが(本当に欲しい物ではない状況)手に入ったりします。

例えば、「ずっとラブラブなパートナーシップなんて、私には無理に決まってい
るから、ラブラブじゃないけど、喧嘩があまり無い二人になればいいかなぁー」
なんて思うと(目標設定すると)、ラブラブではないけど、喧嘩が無いパート
ナーシップが手に入ったりします。

つまり、100%の望みではないけど、まぁまぁの状態が手に入ったりするわけです。

もっと悪いケースの場合は、
「ずっとラブラブなパートナーシップなんて、私には無理に決まってるから、
傷つかない距離でいる関係でいよう」

こんな感じの目標設定をしてしまう場合もあります。

そうすると、その状況が手に入ってしまいます。

実際にできるかどうかは、ちょっと横に置いてみて、
まず目標設定をしてから、それを手に入れるためには、どんな自分に成長する
ことがテーマなんだろうと考えてみると、あなたの持つ可能性を育てていきや
すいのではないでしょうか?

●今日のまとめ●

材料がそろえば料理ができるように、材料がそろえば目標も達成できます。

でも、料理が決まらないと、必要な材料がわからないように、
目標が決まらないと、手に入れるために必要なことが見えてこないんですね。

だから、まずは目標設定をしてみて、後から手に入れる為に必要なテーマを
考えてみるんですね。

まずは食べたい料理のメニューを決めてから、足りない材料は、後から買いに
いきましょう。

あなたにとって、本当に欲しい物が手にはいるといいですね。
応援しています。(^^)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。