リーダーシップの心理学~アカウンタビリティの概念とは?~

リーダーシップ的な考えか方は、物事をより良くするのに便利な考え方。

今回はパートナーシップを例題にあげたリーダシップについて説明します。

今の春のシーズンは新入社員さんが入ってきて、先輩になった方々はリーダーシップという言葉を聞くことが多いかもしれませんね。

といわけで!今回の心理学講座は、リーダーシップをテーマにしたいと思います。

職場などでは、リーダーシップという言葉がでてくるでしょうから、職場でのリーダーシップはイメージしやすいかもしれませんね。

また、職場だけではなくパートナーシップの中でも、リーダーシップをとる時があります。
パートナーシップだけでなく友人関係、近所関係全ての関係にリーダーシップの発揮どころはあるかと思います。

今回はパートナーシップを例題にあげてリーダーシップの説明をしていきたいと思います。

●先に前に進む●

パートナーシップで問題が起きた時に相手が先に変わったら、私も変わるのに・・・と、相手に変化を求めるのではなく、自分が先に変わろうとリーダーシップをとることが大切になることがあります。

例えば倦怠期になり、お互いつんけんしており二人の間に流れる空気が重い時に、『相手が優しく言葉をかけたら私も優しくできるのに・・・』と、相手が変わったら私も変わるのにと期待して相手に変化を求めて待っていると、相手は全く態度を改める気もなくそのまま1年、2年・・・30年と立つと場合もあるかと思います。

相手が変わらないとずっとこの状態かもしれないと考えると気が滅入りますね。

もし嫌な状況があって30年もその状況が続くと想像したら、僕だったら気絶しそうです。

『私から優しくしてあげることで、相手も優しくなるかもしれない』と自分から先に前に進むことで二人の関係性を変えていこうとするのは、リーダーシップです。

自分が先に前に進むことで、二人の問題を解決に向けていくのです。

問題だけではなく、より良い関係を作りたい時も同じで、自分が先に成長したり、変化したりと、先に前に進んでいくことで、(リーダーシップをとることで)パートナーとの関係をより良くして行けます。

●待たなくていいから楽!?●

自分から先に前に進むというのはリーダーシップというものは、しんどそうだなぁとイメージを持たれる方もいるかもしれませんね。

しかし、リーダーシップ的な考え方はしんどいものではなく、人生を楽にするのに役立つ考え方になると思います。

リーダーシップの良い点は自分から積極的に今の環境や関係を変えることに、自分から働きかけをできることです。

相手が先に変わったら、私も変わるのに・・・とか、相手が変わったら、もっと良い雰囲気になるのに・・・と待つ立場だと、相手が変わらない限り今の状況が変わらないということになり、自分の境遇は相手しだいになってしまいます。

自分の境遇は相手の出方しだいというふうになると、相手に振り回される立場になりしんどい時もあろうかと思います。

でも、リーダーシップ的な考え方で、自分が前に進むことで今の状況(関係)が変わるかもしれない・・・と考えることができれば、待つ立場ではなく仕掛ける立場になります。

大げさな言い方をすると、リーダーシップという考え方は、自分の運命を自分しだいで変えていく考え方と言えるかと思います。(運命という言い方は少し大げさかな(^_^;)でも、そういうことだと思います。)

そこはリーダーシップをとる利点だし、人生が楽になるポイントだと思います。

『相手が中々変わらないなぁ』という時は、リーダーシップの取りどころかもしれませんね。

●アカウンタビリティの概念

「あの人が優しく無いから、毎日が面白くないんだ」
「あの人がわがままだから、こんな状況になってしまった」

と人生に起こった体験を誰かのせいにしてしまうと、人生の被害者に陥ってしまうことがあります。

被害者の立場は、苦しい感情をたくさん感じるのでしんどいものです。

リーダーシップをとる時に役立つ考え方で、アカウンタビリティーの概念という考え方が役立つことがあります。

アカウンタビリティの概念とは、自分が体験することは、全て自分の責任(自分の選択の結果)であるという考え方です。
この考え方は人生の被害者になりません。

全てのことを、『自分が体験したことは、全て自分の責任(選択の結果)である』と考える必要はないと思いますが、この考え方をすると前に進みやすい状況があると思いますので必要に応じて使っていくと人生が楽になります。

例えば先ほどの二つをアカウンテビリティーの概念的な考え方をすると、こういうふうな考え方ができるかもしれません。

「自分も相手に優しくしてあげられていたら、ここまでひどい関係にならなかったかもしれない」
「知らない顔をせずにわがままなことを諭すくらい相手に関わっていれば、もう少し状況は変わっていたかもしれない」

このような感じで物事を自分にも責任があったのかもしれないと捉えると、人生に起こった体験を誰かのせいにせずにすみます。

そして、自分の責任として捉えられると、
「これからは相手にもっと優しくしよう♪」
「今度同じことが起これば、もっと自分から関わっていこう!」
と新たな学びを受け取り前に進むことができます。

新たな学びを受け取ることで、自分自身がより成長できることでしょう。

アカウンタビリティの概念的な考え方をすると、今起きている状況は自分の責任として捉えて行きますから、今起きている状況を変えて行くのは誰かがすることではなく、自分が関わることで変えていこうと思えますので被害者のポジションに陥りにくくなります。

被害者のポジションに入らないので、被害者のポジションで感じる、いらだちや、不安から解放されます。
いらだちや、不安などから解放された楽な状態だと前に進みやすいですね。

嫌な体験をした時に、アカウンタビリティの概念を持つには、成熟さがいることかと思います。

しかし、アカウンタビリティの概念的な考え方をすることで、物の見方、考え方の角度を変えて、人生がより良くなるきっかけになることがあるでしょう。

アカウンタビリティの概念という考え方を取り入れてみると、あなたのリーダーシップはますます輝くかもしれませんね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。