コミットの力を使う!~パートナーシップがデッドゾーンに来た時に~

パートナーシップにお別れや、倦怠期などの問題が出現した時は心が苦しくなります。

そんな時はコミットをすると心の強さを引き出せるかもしれません。

●パートナーシップのデッドゾーン

パートナーシップがデッドゾーン(関係性の死)のステージにやってくると、
倦怠期、お別れ(離婚)、などの関係性の死に関する問題が湧いてきます。

デットゾーンのステージがやってくると、お別れという問題が出てくる
というのはわかりやすいですね。

心理学では倦怠期も同じくデッドゾーンという見方をします。

倦怠期はお互いに相手に干渉せず、平和を保っているようにも見えることもある
のですが、お互いの関係性としては、死へ向かっています。

表面的には穏やかでもいつ問題が勃発してもおかしくありません。
かりそめの平和と表現してもいいかもしれませんね。
まるで、死んだような関係なのです。

●コミットする

倦怠期や、お別れなどのデッドゾーンの問題を乗り越えようとするときに、
心のパワーを引き出す方法として、コミットするという方法があります。

コミットとは、“問題についての自分の態度, 考えを明言する”
“かかわりあう”“決める”という意味合いで使われます。
(コミットメントという言葉を使うこともあります)

ニュアンス的にわかりやすいように、コミットの説明をする時に、
僕は“腹をくくる”という説明をさせてもらっています。

パートナーシップがデッドゾーンにくると、
パートナーとの、今後の関係に迷いが出てきやすくなるでしょう。

今後も一緒にやっていきたいんだけど、このまま問題が変わらないのであれば
一緒にやっていく自信がないなぁ・・・。

こんな疑問が浮かぶかもしれません。

こんな疑問が出ている時は、心は“どちらの方向に進んだら正しいのだろう?”
と葛藤状態になります。

頑張って一緒にやっていたほうがいいのだろうか?
やっぱり別れたほうが幸せなのかなぁ?
でも、いい人だしなぁ・・・。
でも、一緒にやっていっても変わらないのかもしれないしなぁ・・・。

葛藤している時は迷いがいっぱいで苦しいです。

こんな時程、コミットできると楽です。

パートナーシップでのコミットは、“愛すると決める”“愛しぬく”
というような表現もできるでしょう。

コミットができると、“自分はどうしたいか”を決めるので葛藤が無くなります。

葛藤の代わりに今後のテーマが出てきます。

そうすると状況は変わっていないのですが葛藤が無くなるので、
心理的には葛藤をしてる時よりも楽になります。

迷いが無くなるので、関係性をよくする為にパートナーに100%エネルギーを
つぎ込みやすく、エネルギーをつぎ込む分だけ関係性が生き返りやすくなり
ます。

●コミットしていると、学びや、チャレンジに意欲的になれる。

葛藤している時は迷っている状態ですので、
チャレンジしたり、新しい取り組みを学ぶことへの抵抗感が出やすいです。

“でも・・・”とか、“でもなぁ・・・”とかの発想が浮かびやすいのもその一つ。

例えば、お友達に相談をして、そのお友達からアドバイスをしてもらっても、
抵抗感が出てきてアドバイスを受け取りにくいかもしれません。

コミットをしていると、前に進む心の準備ができているので、
素直にアドバイスを受け取りやすかったり、そのアドバイスにチャレンジしや
すいでしょう。

コミットしている状態は、心は前に進む為の準備が整っている状態になっています。

新しいやり方を学んだり、吸収しようという姿勢に心がなっているので、
チャレンジしたり、新しい取り組みに意欲的になりやすいのです。

また、“こういう言い方をしてみたらいいんじゃないかなぁ!”
“こんなやり方はどうだろう!”などのクリエイティブなひらめきが起こりやす
いようです。

インスピレーションをキャッチするアンテナが敏感になっているのかもしれま
せんね。

●ぶれない強さを持てる!

コミットするというのは、決めている状態ですので、意志のブレが起こりにく
くなります。

心がぶれないのは強みになると思います。

例えば、別れ話が出ている二人の関係を修復したいと思っているカップルが
いたとします。

そうすると普段は、二人の関係をよくしようと頑張れるかもしれません。

しかし、ストレスが溜まった時にはついつい「これからも一緒にやっていく気
なんて私にはない!」イラつきに任せて、本当に思っていない言葉がポロリと
出てしまうことがあるかもしれません。

「一緒にやっていこうね」と言ったり、
「一緒にやっていく気なんてない!」と言ったり、何度も繰り返し言って
いると相手はどちらを信用していいかわからなくなるかもしれません。

今まで頑張ってきたことが振り出しに戻ってしまうかもしれません。

実際に、関係がこじれてしまった話もたびたび聞かせてもらっています。

コミットができていると、意志がぶれることでの問題を起こりにくくするで
しょう。

“二人で幸せになる”“パートナーを愛する”など、コミットができていると
一貫した姿勢でいやすくなります。

そうした一貫した言動や、姿勢によって、パートナーからの信頼を得られるの
ではないでしょうか?

パートナーシップがデッドゾーンに来たときは、コミットにチャレンジされて
みてはいかがでしょうか?

コミットした時は、今よりちょっと強くなれるかもしれません。

時には、傷ついたり、疲れたりして心がぶれてしまいそうな時があるかもしれ
ません。
もし、心がぶれそうになった時は、一人で頑張らず助けを求めてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。