別れそして前に進むことへの心理学(3)~無意味感からの解放~

パートナーと別れたときに「あの人との出会ったことや、つきあった時間は意味がないもんだった」という気持ちになったというお話を聞くことがあります。

これは無意味感という感情です。この感情はとても苦しいものです。
お話を掘り下げていくと、この思いは誤解だったとおっしゃる方は多いんです。そして無意味感から解放された時にギフトを受け取れるのです。

●一段落して受け取れるもの●

パートナーシップでは、二人の関係が上手くいかなくなってきた、人生の向っていきたい方向性に食い違いがでてきたなど、何らかの問題がでてくる場合があります。

何らかの問題がでてきた時に、それを解決するべくコミュニケーションをとったり、考え方や、行いを見直すなどを取り組むことで、以前より良い関係になったという方は多いです。

中には「今回の問題が起きて良かったと思います。この問題がでてきたからこそより幸せになれました」とか、「今のタイミングで問題がでてきてよかったです」という方もいらしゃられます。

もちろんそう、その方たちも問題を解決すべく取り組んでるときは、苦しいし、しんどいかったりしますから、このようなことは思えないんですが、一段落して振り返ってみると、学びや、成長を受け取れるようになり、そう思えたりするんですね。

この学びや、成長を受けとって、しんどかった時間や、苦しかった時間を意味のあったことして見られるようになるのは素敵なことですね。

●無意味感●

二人の関係に立ちはだかる問題を解消することにチャレンジをしてみたのですが、色々考えた末、お別れになることもあります。

自らお別れを選択する方もいますし、相手から切り出される方もいます。

お別れについてのお話をしてくださる人の中には「出会ったことも、つきあった時間も、無駄な時を過した感じがします」と話してくださる方がいます。

なんの意味も無かった、意味のないことをしてきたという、無意味感を感じてしまうんですね。

お話を掘り下げていくと、意味のないことだったというのは誤解で、そうではなかったんだと言われる方が多いのですが、お別れした直後はそう思いがちになってしまったりします。そう思ってしましまう気持ちは分かります。

「出会ったことも、つきあったことも、無駄なことだった」と、思うことは悪いことではないのですが、この見方、感じ方、捉え方が、ご本人の幸せにつながるかというと、そうではありません。無意味感を持たれると、とてもしんどいんですね。

ですんで、本人が楽になるために、この無意味感からの解放がテーマになってくるんですね。

そして無意味感から解放されていくとギフトがやってきます。
ギフトとは、その方の持っている才能だったり、その恋愛によって得られる贈り物のことです。

無意味感から解放されて、ギフトを受け取ると、心が解放されて楽になると共に、苦しかった時間、しんどかった時間を意味があったことして見られるようになるんですね。
これは、すごいことだと思いませんか!

そしてギフトを受け取ったとき、魅力アップも同時にされるんです。

ですんで無意味感を持ってしまった時は、それを手放していこうと意欲を持ってみることをお薦めしたいんですね。

次号は、その無意味感からの解放をプロセスを追って解説していきます。

>>>『別れそして前に進むことへの心理学(4)~無意味感からの解放そのプロセス~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。