感謝の力はすごいのです(2)~嬉しさや、感動を取り戻す~

最初は嬉しく思ったものや、ありがたく思ったものでさえ、長い間与えてもらっていると、気付かない間にそれが与えてくれていて当たり前になることが多々あります。

感謝できることは無いだろうか?と意識的に探して見ることで、嬉しさや、感動を取り戻せます。フラストレーションを作りやすくなる当たり前という捉え方を手放して、感謝できることを探しましょう!

●いつのまにか当たり前に

最初は嬉しく思ったものや、ありがたく思ったことでさえ、長い間与えてもらっているとそれが与えてくれていて当たり前になりがちです。

つきあった当初は、パートナーのちょっとした気遣いなどがとても嬉しかったりします。
例えば、風邪気味の時に「大丈夫?」と声をかけてくれたことが『気遣ってくれてるんだ、なんて優しい人なの!』と感動したりします。

しかし、つきあいが長くなる内に「大丈夫?」と声をかけてくれることも当初ほどの感動を無くしてしまい『気遣ってくれてるんだ』ということにも感謝の気持ちを忘れてしまったりします。(もちろん人によって違うというのが前提の話です)

デートの帰りに車で送ってくれたことが、とても嬉しく思えたのですが毎々送ってくれている内に感動が薄れ、いつのまにか送ってくれて当たり前になってしまうこともあるかもしれません。

結婚して朝、目が覚めたら朝食の良い香りがしたことに感動をしていたのが、その内当たり前になってしまっているかもしれません。

熱を出した時に看病してくれたことに「ありがとう」と思えてたのが、何度か熱を出すのをことを経験する内に病気の時はやさしくしてもらって当たり前と思うようになっていることがあるかもしれません。
実際にカウンセリングでも、このようなお話を聞かせていただきます。

長い間与えてくれていると、いつのまにか最初の感動が薄れ、感謝をつい忘れてしまうことがあるのですが、私たちは『感謝できることはないだろうか?』と意識的に探してみると、「ありがとう」と思えることを見つけ出せます。

そうすると『気遣ってくれてありがとう』『想ってくれてありがとう』『大事にしてくれてありがとう』など、感謝を通じて嬉しさや、感動が戻ってきます。

●当たり前とすると不満を作りやすい

「○○してくれるのは当たり前」「○○するのが当たり前」などの当たり前と捉えているものは、してくれるのが当たり前というのが前提になりますので、「○○してくれてない」「○○していない」という不満や、怒りを感じやすくなります。

「○○してくれるのは当たり前」という捉え方をしてはいけないということではなく、当たり前という捉え方を手放したほうが不満や、怒りという感情が発生しにくくなるのです。

当たり前という捉え方を手放したほうがフラストレーションを作りにくくなり心には良いのです。

当たり前を手放して、今ある、当たり前になっているもののありがたみに気付ければ、幸せと感じる瞬間が増えるはず。
幸せを感じる瞬間を増やす捉え方にチャレンジしてはいかがでしょうか?

>>>『感謝の力はすごいのです(3)~癒しの言葉~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。