転職か続けるか悩んでいます

相談者名
あこ
お世話になります。
私は現在27歳で、転職をして約半年になる女です。
前の職場は4年ほど働き仕事はやりがいがあったのですが、セクハラがひどく次の職場を考えることもなく逃げるように退職致しました。
辞めてみたものの無職という現実に向き合いきれなかったことと、自信を無くしてしまい自分に勤められる仕事なんてないんじゃないかと自己嫌悪に陥ってしまったことから、長く勤められる事務職を選びました。
いざ入社してみると、やりがいのない毎日に嫌気がすでにさしています。
年功序列が厳しく、新人は始業時間よりかなり早く来て職場の方全員へのお茶を淹れ、お昼休みにも自分の休憩時間を使いお茶を淹れる。また淹れ方も厳しく決められておりかなりの時間を要します。簡潔にいうと仕事のメインは社員へのお茶淹れです。
また同じ仕事の先輩社員の陰口に心が折れそうです。彼女の荷物持ちや弁当箱の後片付けなど言われたことは出来るだけ笑顔でやっているつもりなのですが、営業の男性に「あこさんはすぐに歯向かってくる、仲良くしようとしてるのに」と言っているそうで営業さんから叱られます。実際は根も葉もないことですが、一度「誤解です」というと「新人はいじめられるのが仕事だ」と言われてから、意見できなくなりました。なんのために生まれてきたのか、大学まで出してくれた親に申し訳ないと毎日涙が止まりません。転職したいですが入社して半年で辞めた人間を雇ってくれる会社があるのかまた同じようなとこならどうしようと考えると二の足を踏んでしまいます。
またやりたいことも思い浮かばず、また事務職を選んでしまいそうで怖いです。
新人は雑用からと言いますが、もう一人の事務員さんが辞めない以上私は永遠に雑用係です。彼女は定年まで働くと申しています。
カウンセラー
中村友美
あこさん、はじめまして。今回担当させていただく、中村友美と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

やりがいのない毎日に嫌気がさして
涙が止まらない日々をお過ごしなのですね?
それでは苦しいですよね。
一緒に楽になる道をさがしていきましょうね。

あこさんが、お仕事を選ぶときに
「やりがいがあるかどうか」
ということはとても重要な基準なようです。

前のお仕事は、やりがいもあり、誇りもあったようですね。
辞めたくて辞めたわけではないのですから、セクハラのつらさに加え、
やりがいのある仕事までも奪われたようで、余計に悔しかったのではないでしょうか?
また逃げるように退職したと思っていらっしゃることも、ご自分で
ご自分を責めてしまう材料になってしまったのかもしれませんね。
「もっと何か対処法があったのではないか?」と考えてしまうこともあったかもしれません。
でも、セクハラがひどかったとのことですから、精神的にもつらかったのでしょうし、
「逃げる」というより「自分を守った」という見方もできるのではないかと思いますよ。

それに対して、今のお仕事は「やりがいを感じられない」とおっしゃいます。
この一点においてもあこさんにとっては不合格な職種のようです。
そのほかにも、年功序列が厳しい。休憩時間もいろいろとお仕事がある。
先輩社員ともうまくいかないなど、「私の求めている場所とはちがうな」
と感じていらっしゃる様子が伝わってきます。
それならばやはり、転職を視野に入れて動き出したいところですね。

そして、その転職を躊躇させるのは、
「入社して半年で辞めた人間を雇ってくれる会社があるのか?」
という不安と「やりたいことも思い浮かばず、
また事務職を選んでしまいそうで怖い」という想いなのですよね。

一世代、二世代前の日本は、確かに終身雇用が主流であり、
短期間で辞めることは「経歴に傷がつく」と言って
避けられてきた時代であったことは事実です。
ですが、昨今はスキルアップのために転職する方も増え、
積極的に転職をされる方までいらっしゃりますし、
労働形態の多様化も加わり、「半年での転職」ということは
決して珍しいものではなくなってきています。

それに、あこさんも3日で投げ出したわけではありません。
「じっくり事務職と向き合ってみて、自分のやりたいこととは
違ったのかもしれないということに気付いた」ということを
キチンと説明できれば、マイナスにはならないと思います。

また、もうひとつの、次の仕事に向けての部分ですが、
前のお仕事を辞めたあとに感じていた
「無職という現実に向きあいきれなかったこと」
「自信を失くしてしまったこと」
「自分に勤められる仕事なんかないんじゃないかと感じたこと」
「自己嫌悪」など、このあたりの感情ともう一度
向き合ってみる必要があるのかもしれません。
もしかしたら、もう一度前の職種に戻りたい気持ちも
あるのではないでしょうか?
自分に自信を取り戻せたら、
またチャレンジしてみたくなるかもしれませんね。

こちらは、今のお仕事を辞めてからはもちろん、
継続しながらも取り組むことは可能ですから
まだ迷っていらっしゃるのでしたら、
先のこちらから取り組んでみるということも
選択肢に入れてみるとよいと思います。

とはいえ、毎日、涙を流しているとのことですから、
もうだいぶ限界なのではないかとは感じます。
泣きたくなるほど、毎日ガマンして耐えているということです。
お仕事にとられる時間は通勤時間なども含めれば、
一日の中で確実に3分の1以上は占めていると思います。
そして、そんな毎日をあと何年続けていくのでしょうか?
気が遠くなりますね。果たして明るい未来が見えてくるでしょうか?

今はまだ、泣く程度で済んでいるのもかもしれません。
でも、ずっとガマンしつづけていると、
今後はもっともっと体調や精神的に
追い詰められていく事が予想されます。
例えば、夜眠れなくなる、
例えば、食欲がなくなる、または過食になる
例えば、人に会いたくなくなる・・・。
心身共に追い詰められてから今の仕事を辞めた場合、
すぐに次の仕事を探すのはより難しくなると思います。
休養が必要になる可能性が高いと思われます。

折角、このタイミングで声をあげてくださったのですから
私たちカウンセラーと一緒に笑顔を取り戻すことに
チャレンジしてみませんか?
今の仕事の辛さを「人に話す」事だけでも、
随分楽になると思います。
「話す」ことは「放す」ことと言われていますからね。
それに、話すことで頭が整理されるという側面もありますので、
より自分がどうしたいのかが明確になっていくと思います。

電話カウンセリングは初回無料でうけたわっておりますので、
お気軽にお試しいただけると思います。
どうぞ検討してみてくださいね。

あこさんが毎日笑顔でいきいきと過ごせるよう、
お祈りしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

中村友美

この記事を書いたカウンセラー

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