自分で決められない。

相談者名
ころころ
20歳の頃に父を亡くし、母と2人(妹はいますが、遠くに若い頃から住んでいます。
)で暮らしてきました。
ある日会合で知り合った人(好きではないタイプ)を家に連れてきた所、母が気に入りました。
その後も何回か会いましたが、ピンと来るものはありませんでした。
いると不快な感じでした。
ただ。
滅多に首を振らない母が気に入ったもので結婚を考えました。
ほぼ嫌々でした。
ただ、主人は愛してくれてるし、優しい人です。
最初婿に入る予定が、両親に反対されたとの事で私がお嫁に行くこととなり、こちら側も仕方なく受け入れたのですが、最近になり母も年をとり、婿養子の話が出始めました。
主人は親からの反対もあり、その話になるとはぐらかしたりしました。
これが私の主人への不信感となりました。
今は仕事の関係で別居しています。
結婚当初から合わない事もあって、体調が優れなかったり、良い事がないのはというか悪い事が起きるのはこの人と一緒になった為だ。
別れればきっと今までの明るい私に戻れると毎日15年間思い続けてきました。
母は母で自分勝手というか自分の言う事を聞かないと機嫌が悪くなったりで私は25年間母のリモコン状態です。
母からは子供の事もお金の面も協力はしてもらっています。
主人は当初から母が苦手で同居中もびくびくしてました。
母も今回の事で主人に裏切られたと家にも入れずじまいです。
子供の事が心配です。
主人と暮らすのも自信がないし、このまま母と子供といるのも良くないと思うのですが。
子供と私だけで家を出る事も考えたのですが、子供がおばあちゃんを置いていけないから、自分は家にいると言います。
どうしたらいいのでしょうか?
カウンセラー
三島桃子
ころころさん、初めまして。今回担当させていただく三島桃子と申します。どうぞよ
ろしくお願いいたします。ころころさんにとっては八方ふさがりのような感じがする状況だと思います。今後ど
うすればころころさんがよりよい未来を開いていけるのか、どこから切り込んでいけ
ばいいのか、一緒に考えてみましょう。

ころころさんはご自分が「25年間母のリモコン状態」と書いていらっしゃいます
ね。ここが、おそらくは問題の核心部分だと思います。

お母さんが気に入った人と結婚した、ということもそうですが、ころころさんはその
他にも大小様々なことで「お母さんの気に入るように」してきたのではないでしょう
か。

「25年間」というのは、お父さんが亡くなられてから25年経っているということ
でしょうか。お父さんがおられる間は、お母さんとの関係は今よりはバランスのとれ
ているものだったのかもしれませんね。ただ、お母さんとの癒着関係(お母さんの気
持ちと自分の気持ちの境目がはっきりしないような状態)は、子どもの頃からあった
のではないかと思います。それが、お父さんが亡くなったことでより強い癒着状態に
なってしまったのでは、と推測しますが、いかがでしょう。

「癒着」のことをもう少し説明しますね。

「癒着」していると、お母さんの望みと、自分の望み、どちらを優先するか、という
時に、「お母さんの望みを優先しないといけない」ような感覚になりがちです。自分
の望みを優先することはまるで悪いことのように感じてしまったりもします。

この状態が長く続くと、誰でもしんどくなってしまいます。自分の人生を生きていな
いような感じがしてきますし、「こんなはずではない」という感じもしてしまいま
す。どこかに自分の本当の人生があるような気がするのに、そこに手が届かない。周
りの友人や知り合いたちは幸せに生きているように見えて、何で自分だけ、というよ
うな苦しさやうらやましさ、焦りなども感じたりします。

ここからどうしていけばいいのでしょうか。

まずはお母さんと自分がどうして癒着関係になってしまったのか、ということを整理
し、理解することが最初にできることかと思います。

子どもの頃は自分の家庭しか知らないので「こんなものかな」と思って育つのです
が、冷静に振り返ると、親子関係の中で「あれ?これってどうなんだろう?」と思う
ようなこともあるかもしれません。また、お母さんの生い立ちなども振り返ってみる
といろいろと気付くことがあると思います。

お父さんが亡くなる前と亡くなった後で何が変わったのか、ということもポイントに
なるかもしれませんね。

ご自分の心の中で何が起こってきたのか、ということが理解できると、自分の心の傷
も見えてくることがあります。もしそういうものがあれば、傷を癒すということもこ
れからできることです。

自分の人生に起きてきたことを整理し、理解し、必要があれば傷を癒す、ということ
をしてみると、ころころさんの心のコンディションがかなりよくなると思います。コ
ンディションがよくなると、これからどうすればいいのか、ということが見えてくる
ものです。

ご主人に関しても、今とはまた違う感覚で見ることができるようになるでしょう。

焦らず、ご自分のコンディションをよくすることから始めてみてはいかがでしょう
か。ご自分だけでやっていくには難しい部分もあると思いますので、カウンセリング
のご利用もよかったら考えてみてくださいね。

図書館などで「AC(アダルトチルドレン)」関連の書籍などを読んでみるのもお勧
めです。「アダルトチルドレン」とは「機能不全家庭で育った人」という意味で使わ
れます。「機能不全家庭」とひとくちに言っても様々で、一見問題がなさそうな家庭
だったけれど、よくよく観察してみるといろいろと課題を抱えている部分があった、
という場合もあります。

ころころさんにとってはいろいろと心の重い日々が長く続いてきたことと思います。
その中でよくがんばってこられていると思います。心のもやもやが晴れて、これまで
のがんばりも、これからのがんばりも、すべて糧にして、ご自分の幸せにつなげてい
けるといいですね!

参考にしていただければ幸いです。

ご相談ありがとうございました。

三島桃子

この記事を書いたカウンセラー

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