心の緊張を緩めてみよう(1)~きちんとできないことがあってもいいんだよ~

『もっときちんとしなければ』、『もっとちゃんとしなければ』、『もっと○○ができるようにならなければ』と思っているというお話をお聞きすることがあります。

このような思いをは心に緊張をもたらします。心は緊張と緩和でバランスをとっています。緊張ばかりでは心が疲れてしまいます。
『もっときちんとしなければ』等が多くなり心の緊張状態が多くなっているのであれば、『この緊張状態を減らす言葉に換えていきましょう。

もっときちんとしなければと思いすぎてませんか?

『もっときちんとしなければ』、『もっとちゃんとしなければ』、『もっと○○ができるようにならなければ(例えば、もっと気遣いができるようにならなければ等)』と思っているというお話をお聞きすることがあります。

なかには無自覚的に常に『もっときちんとしなければ』と自分にプレッシャーをかけている方ともお会いすることがあります。
常にではなくとも『もっときちんとしなければ』と思うことが多い人とはたくさん出会います。

きちんとしようと思うというのは心に緊張状態を作ります。

心の中で常に『もっときちんとしなければ』と思っていると心は常に緊張にさらされていることになります。
常にではなくともそう思うことが多い人は心が緊張状態であることが多いということになります。

心は緊張と緩和でバランスをとっていますので緊張ばかりだと心は疲れてしまいます。

例えば、手をグーにして拳に思い切り力を入れてみてください。
その力を込めた拳にもっと力を込めようと思ってみてください。
さらにその拳にもっと力を込めようと思ってみてください。
これを更に・・・・・と繰り返し続けていくと手が疲れますよね?

心も似たようなところがあります。
きちんとしなければというのは心に力をいれている状態(緊張状態)です。
その力がはいっている心に「もっときちんとしなければ」と更に緊張をしいるわけです。
『もっときちんとしなければ』と常々思っているということはこれを繰り返すわけです。
すると拳に力を込め続けていると手が疲れてくるのと同じように、心も疲れてしまいます。

『もっときちんとしなければ』、『もっとちゃんとしなければ』、『もっと○○ができるようにならなければ』という思いは失敗やミスを少なくして行くことに役だったり、できないことができるようになるという自己成長につながる思いではありますが、それを思いすぎると自分にプレッシャーを課してしまい緊張状態が多くなり心が疲れてしまいます。

あなたは知らないうちに『もっときちんとしなければ』、『もっとちゃんとしなければ』、『もっと○○ができるようにならなければ』という思いが多くなっていませんか?
そして疲れていませんか?

そう思うことが多くなることで疲れていたら「きちんとできないことがあってもいいんだよ」、「ちゃんとできない時があってもいいんだよ」、「○○できなければと思いすぎないでおこうよ」と自分自身に声をかけをしてあげてほしいんです。

そうやって少しでも『もっときちんとしなければ』、『もっとちゃんとしなければ』、『もっと○○ができるようにならなければ』という思いを減らしていき心の緊張を減らしてあげましょう。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。