自分は愛情がない人間だと評さないために(1)~あなたは愛の人である~

あなたは自分は愛情がない人間だと自分を評してしまうときはありませんか?

あなたが攻撃的な物の言い様をしていしまう時や悪い態度をとってしまう時や向かい合わなければいけないことを避けてしまう時、それは愛情がない人間で自分勝手だからそうするのではないことがカウンセリングをしているとわかることがあります。

心に余裕が無くなっていたり、何らかのことで傷付いていたり、まだ癒えていない心の傷が悪さをしているからそういうことをしがちだったのだとわかることがあります。
なぜそうしてしまうのかという心の動きを理解することができれば自分は愛情がない人間だと自分を評することをしなくて良くなることでしょう。

もし仮に少し先の未来があなたの人生が今よりもすごく上手くいくようになり自分のことを価値がある人間だと思えている時はどんな気分でいられるのでしょう?
そんな気分の時のあなたは人のことを嫉みののしり攻撃的でありたいと思っているでしょうか?
それともあなたはできるだけ人に親切でやさしくありたいと思って居いると思いますか?
後者と思われた方はあなたは愛の人です。

今回のシリーズは自分のことを愛がない人とだと誤解をしないでくださいねということをお伝えするシリーズです。

もし仮の話として考えてみてくださいね。

仮にあなたを取り巻く環境や状況がすこぶる良かったとしましょう。

パートナーがいてそのパートナーとはラブラブである。
仕事は好きな仕事をしていて上司や同僚にめぐまれていて経済的にも豊かである。
そして休暇もたくさんあるのでプライベートを楽しむ時間も充分ある環境をもっている。
親からは愛されて育ち兄弟親戚との関係も良好である。
友人関係ではたくさんの友人からも愛されていて困った時の助けてくれる仲間がたくさんいる。
そして身体は健康である。

そんな環境や状況がとても良い状態だったとします。
人生バラ色というのはまさにこのことと言っていいくらいのような状態だったとしましょう。

そんな状態の時のあなたは、人を嫉みたい、人をののしりたい、人に攻撃的でありたい、人の足を引っ張りたい、そんな気分だと思いますか?

それともできることなら人にやさしくありたい、人に親切でありたい、人の良いところを認めてあげたい、力になれることがあればできる範囲で手をさしのべてあげたい、そんな気分だと思いますか?

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この質問で後者だと思われた方が多かったのではないかと思います。

私が開催しているワークショップでもこのような質問をさせていただいたことがあったのですが後者と言われる方がほとんどでした。
後はどっちだろう?と真剣に考えているうちに時間切れになり答えられなかった方々でした。

あなたが後者のほうと思われたとしたら、あなたの本質は愛の人だと思います。
(だからといって前者=愛がない人という意味ではありません)

こんな話をすると『私が愛の人だって???』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

例えば以前バスで足下がヨロヨロしているお婆さんが立っているのを知っていたのにもかかわらず寝たふりをしたそんな自分の姿を思い出してそんな私が愛の人なのかなぁ?と思われた方がいるかもしれません。

友人の結婚式で口では友人に「おめでとう末永く幸せにね」と言いながら心の中では嫉妬をして『3年ぐらいで別れてしまえばいいんだわ』と呪いの言葉を発した自分を思い出し、そんな私はなんて愛がない人間なのだろうと思われた方がいるかもしれません。

上司に怒られた後、仕返しに出し殻でお茶をいれて上司にだした自分を思い出して、そんな自分は心が狭く愛の人というにはほど遠いと思うけどなぁ・・・と思われた方もいるかもしれません。

親や、パートナーにさんざん攻撃的な態度をとっている自分を思い出してそんな自分が愛の人であるわけがないと思われた方もいるかもしれません。

それでも、後者を選ばれたあなたは愛の人だと思います。

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たしかに人に親切にできなかったり、嫉妬をして嫉んでしまったり、攻撃的な態度をとったり、悪態をついたりしたことはあるかもしれません。

人間ですからそういう面を持ってしまう時もあろうかと思います。

でも、それはあなたに余裕がない時、上手くいかないことがあり傷ついている時、自分の価値を小さく感じている時、自分のことが嫌いな時ではないではないでしょうか?

冒頭のもし仮に・・・の話のような状況の時は人にやさしくありたい、人に親切でありたい、人の良いところを認めてあげたい、力になれることがあればできる範囲で手をさしのべてあげたい、そんな気分のあなたでいるのではないでしょうか?

だとしたら今は余裕が無く、傷ついていて、自分の価値を小さく感じていて、自分のことを嫌いに思っているから嫉妬してしまったり攻撃的になってしまったり、悪態をついてしまうことがあるのだということを理解して自分のことを悪くは思わないのでいただきたいのです。

この自分を理解するということが自分のことを悪く思わない為に大切なキーワードになることが多いようです。

そして余裕を作ったり、傷ついた思いを癒やしたり、自分の価値を感じたり、自分のことを好きになっていくと、あなたの本質の部分である人にやさしくありたいあなた、人に親切でありたいあなた、人の良いとこを認めてあげたいあなた、力になれることがあればできる範囲で手をさしのべたいあなたがでてきやすくなるのでしょう。

後者と答えたあなたの愛の部分を信じてあげてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。