おめでとうの嵐!

春、4月。
4月は私の誕生月でもあり、
花粉症(スギとヒノキ、両方持っているのです!!)で
辛いにもかかわらず一番大好きな月でもあります。
そして5年ほど前からこの時期に毎年やっている事があります。
それは………
長く続けている個人的なブログに
その日が自分の誕生日である事を告知し、
出会ってくれた方達に感謝を述べたり、
両親に産んでくれた事、
育ててくれた事を感謝する言葉を綴った後に
次の一文を添えて投稿するのです。
「以下、おめでとうの嵐!」
やり続けて5年も経っているのですが、
毎年投稿ボタンを押す瞬間は
生まれたての子鹿のように脚ががくがく震え、
緊張から来る吐き気におえおえしています。
そしてその日が終わる頃に
これまたおえおえしながらコメントをチェックするのですが、
毎年本当に沢山の祝辞コメントが続いているのです。
最近ではそのおめでとうを受け取るツールに
TwitterとFacebookが増え、
「以下、(略」と投稿しなくても
色んな方向からおめでとうの爆弾を
受ける様になりました。
そもそも、これをやろうと思い立った切っ掛けは、
仕事での行き詰まりからでした。
もともとミジンコほどもない自信を
覆い隠すために頑張って来た仕事。
その最後の砦で立て続けに起こったミスや事件に
自分の精神力の弱さが露呈して………
なけなしの自信は粉々に砕け散り、
自分の価値を毛の筋ほども見いだせなくなったのです。
31歳の誕生日から2週間ほど前のことでした。
当時のブログには、追い込まれた私の叫びがあります。
「逃げたい。
 死にたくはないけど、消えてしまいたい。
 疲れた。
 息切れしてるのよ。
 息が出来ない。
 人間、どの辺りまで我慢したら、幸せになるんですかね。
 どの辺りまで頑張ったら、幸せになるんですかね。
 仕事中、動悸が激しくなって
 考えが全くまとまらなくなることが多発し始めた。
 急に不安になって、胸が押し潰されそうになることも。
 また、わし、ダメになるんかなあ。 」
※当時、自分の事を「わし」と呼んでいました。
心理学を学び始めたばかりの頃です。
我慢しても、無理して頑張っても幸せになれない事は
頭で知っていました。
そうして書き込んでから一晩経って冷静になり、
「こんな泣き言を投稿していたら
 友達がいなくなっちゃう」と思い直し、
投稿を消そうと再度ブログにアクセスすると
すでにその日記には4件ものコメントが付いていました。
こんな泣き言を投稿するな!と
怒りのコメントが付いているんじゃないか…
そう思って肝が心底冷えた事を思い出します。
(もう、当時は自己攻撃が酷かったのです!)
実際付いていたコメントは、
「無理は禁物!」「辛いときは休む事が必要だよ」など、
どれも温かいものばかりでした。
コメントの表示された携帯を握りしめ、背中を丸めて泣きました。
これを切っ掛けに心がゆるみ始めたのか、
オンラインの友達限定でしたが助けを求めて
「私の良い所ってどこですか?」と呼びかけています。
今度は5件もコメントがありました。
「人ってやっぱり温かいんだ」とゆるゆる自信を取り戻し、
だいぶ前向きな思考が出来るまでに回復しました。
そして迎えた誕生日、自分は生まれてきて良かったのか
思い切って聞いてみたのです。
少し照れ隠しに大げさな表現で。
「31歳になりました。
以下おめでとうの嵐。」
10件のおめでとうコメントと、中にはわざわざ電話して
おめでとうを伝えようとしてくれた友人もいました。
(仕事中で出られなかったのはとても残念!)
それ以来、私は人の誕生日を我が事のように喜び、
自分の誕生日もこんなに素晴らしい人たちに囲まれている事を
感謝する日に決めたのでした。
その思いは毎年強くなり、
皆さんとお会い出来るのは本当に素晴らしい偶然と決断と勇気と…
その他もろもろの思いが重なって出来た
貴重なものだと思っております。
1年366日、全てのお誕生日の人へ。
お誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。
そして、出会ってくれてありがとう。
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