大切なのはコア。

この頃、コアトレにはまっています。
ご存知の方も多いと思いますが、コアトレとはコアトレーニング、ここでいうコアとは腹筋など体の幹の部分つまり胴体のことで、コアトレというのは、その胴体の筋肉を鍛えるエクササイズのこと。
いわゆる筋トレとは違って筋骨隆々なボディを作るのではなく、「くびれを作り美しく体を引き締める」という効果が注目されて女性誌でも話題になってました。
そんなコアトレを始めたきっかけは、知人のパーソナルトレーナーから、「最近ちょっと身体のバランスが崩れてません?」と指摘されたことから。彼曰く、私の身体は前後左右、姿勢のバランスが崩れていて、運動のパフォーマンスが落ちているのだと。もともと姿勢が良くないことを自負する私にとって、それは特段驚くべき指摘ではなく、またアスリートでもないので運動のパフォーマンスにこだわりもないわけですが、「大切なのはコアですよ。コア(体幹)を意識して、崩れた身体のバランスが整うと、日常生活も変わりますよ」と言われ、「それじゃあ」と始めてみたわけですが、コアトレを始めて以来すこぶる身体の調子がいいのです。
歩く、ただそれだけを取り上げてみても、以前よりどうも疲れにくいようなのです。
そういえば、あらゆるスポーツで大切なのは「腰」と言われますが、その腰を支えるのは体幹の筋肉。
体幹を鍛え、コアを意識することで、腰が安定して理想的な体の動かし方ができるようになるのかもしれません。
大切なのはコア。
中心を意識すると身体が安定して活動のパフォーマンスがあがる。
これって、身体に限らず、私たちの心にもあてはまりはしないでしょうか。
「ブレる」。気持ちが定まらない、心が決まらない様子を近頃ではそんな風に喩えますが、私たちの心は本来、いつもどこか曖昧で揺れ動きやすいもののように思います。
悲しい、
うれしい、腹が立つ。感受性が豊かであればあるほど、心の中は大忙し。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、小さな子どもは赴くままに感情を表現しますが、大人の私たちはそういうわけにもいかず、知らず知らずのうちに素直な気持ちを心の奥に押し込んでいるのかもしれません。
最近、思いっきり笑ってますか?
最後に涙を流して泣いたのはいつですか?
素直な気持ちを言葉にして伝えたり、表現したりしていますか?
いっぽう、なぜかイライラする、怒りっぽい。
何につけ興味や関心が持てない、ってことないでしょうか?
心が揺れるというのは時に苦しく、不安なもの。
けれど、揺れる心や感情を無理に押さえ込んでばかりいると、
鬱積した感情がイライラを引き起こしたり、怒りっぽくなることも。
喩えるならそれは、いつ爆発するかわからない時限爆弾を心の中にセットしているようなものかもしれません。
少し前に、クライアントさんから「カウンセラーさんは怒ったりしないんでしょうね?」と、そんなご質問をいただいて驚いたことがあります。
なぜ驚いたかというと、以前の私といえば、いつもイライラして誰よりも怒りっぽく、職場では後輩や部下に怒鳴り散らしていたから。
確かに、今の私はイライラを募らせて爆発したり、無闇に怒りを誰かにぶつけることをしなくなりました。
じゃあ、怒ったりしないのか、というともちろんそんなことはなく、以前と比べてもむしろ今の方が怒りを感じる機会は多いくらい。
けれど今は、腹が立つこともそのまま素直に感じて抑えようとしない分、心の中に時限爆弾をセットせずに済んでいるようです。
うれしい、悲しい、腹立たしい
そんな感情を、抑えたり、切り離したり、なかったことにしたりしない。
大切なのは、コア。
身体のコアとはぶれない胴体・体幹のことですが、ゆらゆら揺れ動く私たちの心にもコア(核)があるとしたら。
それは、「今、この時に感じている素直な気持ち」ではないでしょうか。
コアトレーニングを通し、コアを意識することで、理想的な体の動かし方ができるように、心のコア「今、この時に感じている感情」をありのまま感じることで揺れやすい心も安定して、
より豊かに感情を感じることができるのかもしれません。
多忙でストレスフルな毎日は、身体だけでなく心もアンバランスになりやすいもの。
時には心のコアに意識を向けて、本来の自分に戻る時間を持つことも大切なのかもしれませんね。
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