親の思いを知る~受験生の母として~

我が家の下の子。長男が今年、高校受験生
先日、私立高校の受験が終わって、少しホッとしたのもつかの間
次には、公立高校の受験が待っている。
私の住む大阪では、公立高校の受験に「前期」と「後期」の
受験日が設定されており、公立高校でも2回受験をすることが出来る
このコラムが掲載される頃には、前期試験の結果がわかっているころだ。
彼の行きたいと想っている本命の高校は、その前期試験での受験である
自宅より徒歩で10分でいける距離
以前、ブログかメルマガにも書いたことがあるが、中学の1年生で
1学期中に50回もの遅刻!と言う伝説(?)を成し遂げた彼である。
彼の名誉のために、言い添えておくが、その後の遅刻回数は、
1学期ごとに20回に減り、8回に減り
そうして、中学3年生の3学期間を通しては、3回のみになった。
そんな彼が、近いという理由イコール遅くまで眠ることが出来る
と言う学校に魅力を感じないはずがない。
この前期試験で、本命高校にうまく合格をしてくれれば
この3月中旬にある中学の卒業式は、晴れ晴れとした顔で望めるのである。
万が一、前期の試験に不合格だった場合。
後期の入試が3/17。3/13の卒業式は、必死の面持ちで望まなければいけない。
受験生の1年間。いやいや、中学2年生の夏頃から
志望校は?内申点は?と、色んな情報が行きかっていたので
この1年と半くらいの間。独特の追い立てられ感の中で過ごした時期である。
受験と言うこの時期は、精神的に非常にキツイものがある。
先日、大きなため息とともに「早く終わってほしいわ」と
ボヤク息子の声に、一緒になり「本当にね~」と思わず言ってしまった。
自分のその頃を想い出す。
思い出すだけでも、どんよりした気分になるくらいに
「重たい空気」の中で過ごしていたなぁ~と感じる。
子どもで在るころには、何も考えなかったこと。
ただただ、生きているだけで、普通に幼稚園に行き
小学校へ行き、中学校へ行くことが出来て
当たり前のように、毎日が流れていっていた。
自分が、何もしなくとも、明日は勝手に動いていくものだと想っていた。
「誰かが何とかしてくれる」
子どもだから、そんなオオゲサなことまでの認識は無かったけど
でも、そんな風に感じていた。
しかし、受験ってものは、「誰にもなんともしてもらえない」
大きな大きな節目だったように想う。
自分の行きたい学校があったら、自分で勉強をして自分で成績をあげる
努力をして、自分で行きたい学校を選択する。
いやいや、そんなユトリなどは無かったものだから
自分の成績に見合った学校を選ぶしかなかったのだけど
でも、この誰にもなんともしてもらえない。って感覚と
数字と言う現実で突きつけられるものの重さ。
とてもとても、自分の力がちっぽけであるように感じてた。
毎日、不安感の中で必死でもがいてた感覚
大人になんかなりたくない!って言う、思春期ならではの
渇きのようなものと・・・自分が大人に成ることが怖かった。
受け入れられなかった裏返しだからだと、今ならばわかる。
中学3年生の頃の自分の気持ちを思い出すと
息子の気持ちも、そんなチリチリとした感覚の中にあるのだろうなぁ
と、想像することが出来る。
しかし、親と言う立場からの目線も、今の私にはあって。
親の立場が、こんなにつらいものなのか?
を、つくづく思い知るのである。
親だから、私は大人である。そうして「自分で何も出来ない」のが
こんなにも歯がゆいのだと・・・つくづく感じる。
ただただ、励まして、ほめて、時には叱咤激励もしつつ
ただただ、最終的には祈るしか出来ないのである。
受験生だった時の自分の気持ちを解るだけに
必要以上に追い込みたくないって気持ちが働く
すると・・・イヤでも信頼するしかないのである。
心の中では、心配ばかりしてるのだけど(笑)
ついつい、小言を言ってしまいそうになる。
実際、言ってしまったりもする「もっと勉強しなさい」
言って後悔する。ああ、私の不安を表現しちゃったな~と・・・
彼は彼なりに精一杯頑張ってる事を理解している。
だから。見守る。黙って黙って。
「業」だなぁ・・・と想う。
何も言わないってのは、修行のようだと想う。
でも、親業の中で一番大事なことかもしれないなぁ~と想うのだ。
信頼することが、一番難しい。でも一番大事なことである。
最終的には。どんな結果になろうが・・・
この子を愛していることには変わりがない。
そうして想う。ああ・・・そうか・・・
自分の親たちも、こうして、こんな気持ちで育ててくれたんだな。
今の私よりもずっと、小言も多かったけど
だけど、共に感じ、共に歩いてくれていたんだなと想う。
子どもの立場の私からは「口うるさい」と映っていたけど
でも、精一杯見守る愛をし続けてくれた親の姿がそこにある。
そうして、祈っていてくてたな~。って想いがそこにある。
先日息子のために、学業成就のお守りを買った。
そういえば。私も親が色んなお守りを買ってくれてた。
ここには、こんな風な想いがあったんだよね。を、想う。
くやしいが・・・親の愛を感じずには居れないのだ。

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2件のコメント

  1. 受験生の母 on

    我が家の娘も受験生、この時期になっても遊びに、ダンスにと忙しい
    どうしたものか毎日、胃が痛みます。
    腹がたったり、悲しくなったり、せめてケジメある生活をさせようと、心に決めたんですが、うまく行くか心配です。

  2. w受験生の母 on

    上の息子が大学受験、下の娘が高校受験を迎えます。
    下の子は努力したら努力した分目に見えて成績が上がっているのですが、下の子はなかなか上がりません。要領が悪いというか、やるべきことが沢山あるとこなせないんですよね・・。
    来月は学校の定期テストもあるというのにどうなるのでしょうか。本当に不安で不安でたまりません。でも母は皆同じなんですね。少しほっとしました。