●・・・それでも愛を選択する。

皆さん、こんにちわ。
吉見太一です(^^)
ぼくの結婚生活も、この4月末でついに1年が経ちました。
いやぁ〜思い出しますね。
奥さんの両親に挨拶行ったときのことを・・・(笑)
それまでにも、ぼくの友人にも聞いてたんですね。
「嫁さんの親父に挨拶するのは、メチャクチャ緊張するぞ!!」
ってね(^^)
ぼくのイメージだったんですが、よくTVドラマなどでは、あちらのお母さんが和室に通してくれて、少しすると、小ぎれいにしたお父さんが登場するって感じだったんですよね。
お茶を出されて、そのお父さんとぎこちない話が数分行われた後に、
沈黙になってしまって、耐え切れなくなって切り出すんですよね。
「娘さんを、ぼくに下さい!!」
・・・、またもや沈黙の後。コクリとうなづくお父さん。。。
みたいなことを考えていました(^^)
そして、ぼくにとっての『その時』は、昨年の正月でした。
ぼくが奥さんの実家に訪れると、親戚がたくさん来られていました。
そりゃそうですよね。正月の賑わっているときです(^^)
今までバタバタと走り回っていた、甥っ子や姪っ子たちも、
「そっちの部屋にいっちゃダメよ!!」って感じで、別の部屋に連れ
て行かれちゃったんですよね。
「入っていっちゃダメよ」が、ぼくの緊張を一段と高めるんですよね(笑)
そして、義父とぼくの二人にされてしまいました。
そこでは、本当に他愛もない話しかできないし、上の空だから、今でも
何を話したか覚えていません。
案の定、二人とも話すこともなくなって、沈黙に・・・。
そして、ついに『その時』が来ました(笑)
座っていた座布団から、飛び降り(そんな感じです)
「お義父さん、娘さんと一緒にさせて下さい!一生大事にします!!」
と言って、頭を下げました。
(後ほど友人には、さすがに座布団から降りることないやろ(笑)って笑われましたけどね。)
お義父さんは、コクリとうなづくわけではなかったですが、
「なにもできない娘だけど、こちらこそよろしく頼むわな。」
と、優しく微笑んでくれました。
このとき、なんとも言えない安堵感を感じたことは、現在でも覚えてい
ます(笑)
ぼくの友人で、奥さんのお父さんがすごく強面の方で、メチャクチャ
ビビったって話をしてくれました。
女性の皆さんに分かって頂きたいのは、男性はそのくらいドキドキして
ご両親にお会いしているということなんですね。
これをご覧下さっている男性の皆さんには、プロポーズもご両親への挨拶も緊張して、ドキドキしますが、必ず欠かさないで頂きたいということです。
ぼくの奥さんは、今でもプロポーズとご両親への挨拶はうれしかったと
言ってくれています。
きっと、女性にとって、すごく大事な行為なんですね。
あれから、アッと言う間の1年でした(^^ゞ
お互いに、愛を育んで結婚することになりましたが、全く違う環境で、
育ってきた二人が一緒に住むんですよね。
僕には、僕のやり方があります。
奥さんには、奥さんのやり方があります。
本当に些細なことで、何度も何度もぶつかり合いました。
付き合っているときは、
「大丈夫かなぁ〜?もっと、しっかりして欲しいな。」
とか
「もっと、優しくして欲しいな。」
といったような、気持ちがいっぱいありました。
でも、結婚して1年経過してみると、ぼくの奥さんは見事に大人の女性
になったような気がします。
少なくとも、ぼくには、そう感じます。
もちろん、1年たっても夫婦ケンカもします。
お互いに言い合ったりします。
でも、ケンカの最後に彼女は泣きながら、ぼくを抱きしめるんです。
すごく、悔しいと思います。
1年前の奥さんだと、手が出てたかもし
れません。すごく屈辱的なことだと思います。
きっと、分かって欲しいと泣いてるんですよね。助けて欲しいと泣いてるんですよね。そして、愛して欲しいと。。。
だけど、最後には、暴言を吐くのではなくて、手を出すのではなくて、
自分の悔しさや屈辱的な気持ちを乗り越えて、愛を差し出してくれる
んですよね。
それは、本当にすごいなって、素直に奥さんを認めざる終えません。
抱きしめられると、その愛のエネルギーには無力になってしまいます。
愛を与えるって、ホントすごいことだと思いませんか?
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