●私の性格って治るの!? −私は私が大嫌いだった(自己嫌悪)−

・いつ、どこに行っても嫌われる。
・いつも恋愛ではふられる。
・何をやってもうまく行ったためしがない。
私はこれを3つとも持っていました。
そしてこれらを繰り返すことで、自分で出した結果はこうでした。
「私の性格が悪いんだ。。。私がきっと皆が嫌悪することを、知らないところでいっぱいやってしまっているんだ。。。でも自分では分からない。。。この性格は治らない。。。。」
自分の性格を治したかったんです。
でも自分が何を他人にしてしまっているのかもよく分からなかったんです。
原因が分からないから人のせいにしてしまうことも多くありました。
人のせいにして「あいつが悪いから・・・。」そんなふうに考えなければ、今の自分を保てないと思っていたので必死なあまり、他人には理解不能な行動もいっぱいしていたと思います。
だけどそう思って生きている自分のことは大嫌いでした。
嫌われないように必死に生きているのに、やっぱり嫌われるようなことになってしまい、そんな自分を消してしまいたかった。なぜ生きているのだろう。。なぜ皆はあんなに楽しそうなんだろう。。何度も何度も思っていました。
性格ってなんなのでしょうね。
私は自分がカウンセラーになって、「あなたの性格。。。私の性格。。。」という表現はしないようになって来ました。
ついつい誰しもぽろっと言ってしまう言葉でもあると思うんですが、この言い方はあまり好きではないんですね。なんだか決定してしまうような感じがするからです。
だからご相談いただく際は、「ご自分のことをどんなふうに思っておられますか?」とか、「彼(彼女)って、あなたから見てどんな方なんですか?」という聴き方をしています。
私がたくさんの方のお話を聴く中で学んだ、私個人の考え方なんですが、私は治さなきゃいけない性格なんてないと思っています。
「私は・・・なところが悪いんですよね。」
「自分の・・・なところが嫌なんです。

こうおっしゃる方は大勢いますが、悪いところではなく、
『時として悪く働いてしまうところ』
だと私は解釈しているんです。
例えば、
「落ち着きがない私が嫌い。」
という方がいたとすれば、その方はエネルギッシュだと言えると思うんです。
いつも何かを探していて、もしかしたら好奇心が強いのかもしれません。元気な方だろうし、何事にも一生懸命な方だとも言えると思います。
「おとなしい自分が嫌。」
だという方は、とても謙虚な部分があると思うんです。
そして柔らかい暖かな雰囲気を持つ方が多くおられますし、話しやすかったり気が利く方だったり、女らしい要素もたくさんお持ちだと思うんです。
どんなものでも裏と表があるように、人もいいところ、悪いところ(悪く働いてしまうところ)ってあると思うんです。
だけどそれがセットだからこそ、その人らしさや個性って出てくるような気がします。
私は気が弱くて心配性であわてんぼなカウンセラーです。
だから一度悩みだすととても長く引きずってしまうし、ご飯が食べられなかったりするほど落ち込むことも結構あります。
だからそれはなんとかしたいとは思いますが、それが私だし、そんな自分のことって好きなんですよね。
ここを治さなきゃダメだ!!
そう自分で思うことってあると思います。
だけど例えばそれを「万能の秘薬」があったとして、完全に治してしまうと、それとセットになっている、その人のいい部分も同時に失ってしまうと思うんです。
「付け加えて」欲しいんですよね。
今の自分を全く変えることなくです。
落ち着きがないと思うなら、ちょっと周りに目を向けてみる一呼吸置くということを、意識してみる。
おとなしい自分が嫌ならば、少しそれに勇気を足していく。
そんなふうにプラスしていって欲しいと思います。
今の自分を嫌う必要はないと思います。
自分が自分を嫌いなとき。人って自分の悪く働いてしまうところばかり見てしまうんですよね。そんなとき、自分のいいところはいっさい見ようとはしないものだから、余計に自分のことが嫌になってしまうと思うんです。
私もカウンセリングをしていて何度も思うことがあります。
「ああ言ってあげたらよかったのに・・・。」
「こうしてあげればよかった。。。」
「あーあ、なんて私は未熟なんだろう!」
「こんな私がカウンセラーなんてやってていいの!?」
だけどそんな思いでいっぱいになって、苦しくなってしまったとき、
「ありがとうございます。
とても嬉しかったです。

という感謝を伝えてくださった方の言葉を受け取ってはいないんですよね。
その方の思いを無視しちゃってるんです。
「私の性格は治りますか?」
誰かに聴かれたら私はこう答えます。
「治さなきゃいけないと思うようなことがあるのですか?」と。そして、
そしてどんな人にも伝えたいと思います。
そのままでいいのだと。
だけどそれが苦しいならば、楽になる方法を一緒に探して付け加えてることをしていきたいと思います。
そして考え方や見方を変えていくことをお勧めしていきたいと思います。
私がそれで楽になったように、同じように自分が大嫌いだと感じている方に、伝えていきたいと思います。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

小川 のりこ

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。