●『自分取り扱い説明書』

こんにちわ、成井です。
「私、人見知りなんですよね〜・・・」と言うと、必ず「え〜!」と言
われます。
「私、寂しがりなんですよね〜・・・」と言うと、「またまた〜!」と
言われます。
「私、自分に自信がないんですよね・・・」と言うと「冗談ばっかり!」
と言われます。
どうやら、自分が知っている自分自身と、周りの人が把握している自分
自身とは少し違いがあるようです。
カウンセリングをしていてもよくこんな話を聞きます。
「あの人は全然私のこと分かってくれていないんです!」
「私がこんなに相手のことを思っているのにそれが通じないんです!」
「私がこうして欲しい!って思っていることと全く違う扱いをされるん
です!」
”あの人”の対象は、恋人だったり、家族だったり、友達だったり、職
場の同僚だったり、上司だったりと様々ですが、感じているやりきれな
い気持ちは同じようです。
そしてそんなときに私はよくこんな質問をします。
「もしかして、その相手は貴方が本当はどんな人なのか?を知らないの
ではありませんか?」と。
私自身の場合で言えば、まさか人は私が恥ずかしがりで、寂しがりで、
自分に自信が無くて・・・ヘタレでイチビリで、プライドが高くて、実
は人が怖くて(どんどん出てきますね(^_^;))なんて事を知らないので
はないか?
もしかしたら私のことを、自分に自信があって、1人でも生きていけて、
1人でも色んな事を楽しめる人だ。なんて思っていて、私が本当はいっぱ
い人にかまって欲しい事や、愛してもらいたい事を知らなかったとした
ら?
これはとてももったいないことです。
だって、本当に欲しいものが相手に伝わっていない訳ですから。
サンタさんですら、欲しいプレセントが分からないと、何をプレゼント
したらいいのか分からなくて困ってしまいます。
例えば、ちょっと想像してみてくださいね。
あなたにとても大好きな友達の成井がいると思ってください。
成井はプリンがとても大好きです。
成井の家に遊びに行くことになりました。
その時のお土産をどうしますか?
相手の「好きな食べ物」を知っていたとしたら、あなたは
「知ってるけど、でもここは成井への嫌がらせのために絶対成井の好き
なプリンだけは持って行かない!」
と思うでしょうか?
・・・思いませんよね?
好きな食べ物を知っていたとしたら、「あぁ。これ好きだったな〜。」
って与えてあげると思います。
逆に「嫌いな食べ物」、それも食べ物アレルギー級の「これだけはどう
しても受け付けないもの」を知ってたとしたらどうでしょうか?
「ふふふ。持って行って成井を困らせてやろう!」
と思いますか?
・・・やっぱり思いませんよね?
よっぽど成井に恨みを持っている時くらいでしょう(笑)
好きなものを知っていれば、それを与えてあげたいし、嫌いなものを知
っていたならそれを避けてあげることでしょう。
それは私たちが誰でも、とても自然にする思いやりや愛情の姿です。
でも実はこれは食べ物だけの話ではありません。
私たちが「して欲しいと望むこと」も同じなんです。
「あなたがどうされると喜ぶのか?」
「どんな時に嬉しいのか?」
「どんな時に楽しいのか?」
をもし周りの人たちが知っていたとしたら、周りの人たちはそれを与え
てくれるでしょう。
逆に
「あなたがどう扱われると悲しくて・・・」とか、
「寂しくて・・・」
というのをもし周りの人たちが知っていたとしたら、それは出来るだけ
避けてくれるかもしれません。
今、もしあなたの欲しいものがあまり入ってきていないように感じれた
としたら、それは周りの人たちがあなたのことを
『どうやって愛せばいいのか分からない』
と感じているのかもしれません。
相手も良かれと思ってしているんだけれども、まるで手探りであなたを
愛しているような感じです。
それは、何も言わずに背中を掻いて貰うのと似ていますね。
時にはあなたが「痒いな・・・」と思っているポイントを上手に書いて
くれる場合もあるかもしれません。
でもほとんどは「もうちょっと上なんだけどな・・・」と少し違うポイ
ントだったり、「全然違う〜!」と感じるような事ばかりでしょう。
その中であなたも不満が溜まったり、相手も「こんなによくしているの
に・・・」と不満が出てくるかもしれません。
残念ながら、私達人間はまだよくあるSFもののように、テレパシーだけ
で会話が出来る。というような才能はありません。
だからこそ、コミュニケーションが重要です。
『自分を愛させやすくする』為にも、まず最初のステップとして、
”自分取扱説明書”
を作ってみるといいかもしれませんね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

成井 裕美

恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。