私のやりたいことをリストアップした紙を眺めていると、子供の頃に好きだっ
たことがたくさんあることに気づきました。
今、私が一番やってみたいことは、
ダンスなのですが、小さいころの写真を見ると、スタンドマイクを前に歌いな
がら腰をふっている私がいたり、盆踊りでゆかたの袖をなびかせて、近所のお
じさんと楽しそうに踊っている私がいます。
友達とおしゃべりをしたり、パーティーがしたいなぁと思っているところは、
保育園や幼稚園が大好きだったり、子供会の行事には欠かさず参加していたこ
とと重なります。
そんなふうに考えてみると、今やっていることと、子供の頃に好きだったこと
に共通点があることにも気がつきました。
例えば、子供の頃は、どんぐりや松ぼっくりを拾ったり、つくしやわらびを採
るのが大好きでした。
ただ、拾うだけではなくて、あとで食べたり、何かに使
えるというのがうれしかったみたいなのですが・・・
そういえば、今も、粗大ゴミから拾ってきたタンスを使っていたりします。
母に「私が小さいころ好きだったことって何?」とたずねたところ、
「何が好きだったのかはよく覚えてないけど、いろいろうるさく言われるのが
嫌だったみたい。放っておくと一人で何時間でも好きなことをして遊んでたよ」
と言われました。
う〜ん、確かに、細かくいろいろ指示する上司って苦手だったような気が・・・
子供のころの自分と今の自分を並べてみると、色んな発見があっておもしろい
です。
やりたいことがわからないときには、子供のころの自分にたずねてみる
のもいいかもしれませんね。
運動音痴だし、もう若くないし・・・と躊躇していたのですが、昔の写真の中
で楽しそうに踊っている自分に励まされて、ダンスの体験レッスンに参加して
みようかなぁと思っています。
前田紀美子