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Lecture.873-4

別れと再生の心理学(4)〜具体的な手放しの方法・幸せになるために〜

講師:池尾昌紀

別れた相手との執着を手放すための方法。その最終回です。「ベストを尽くした自分を認めてあげる」段階の次は「学び、成長・変化」の段階への進んでいきます。
今回のことから「何を学んだかを見つける」そして「どんな自分に成長、変化したいか」という目標設定をしていきます。この目標が手放しを進める大きな原動力となっていきます。
「手放すことが求められる時、それは助けを求める時」。一人でやるのではなく、周りの力を借りながら幸せになっていくやり方への変化する時なのです。

Keywords
別れ 失恋 離婚 執着 手放す  

◎この別れから何を学ぶことができたのか

前回は、別れた相手への執着が手放せないほど、愛することができた自分を認め、後悔していることについては、がんばったこと、役に立ったことを見つけながら、ベストを尽くした自分を認めてあげるというお話をさせていただきました。

ベストを尽くした自分を認めた後、次の段階では「この別れから何を学ぶことができたのか」という視点で整理をしてみます。

ベストを尽くしたのにうまくいかなかったとしたら、そこには自分が成長すべき点があったということになります。

この別れがあったからこそ、自分の成長や変化のために気づき、学ぶことができるチャンスがやってきていると考えてみましょう。

例えば「我慢しすぎる私が、相手との距離を遠くしてしまった」ケース。

「一緒にいても楽しくない」と言われて別れを切り出された。

そんな風に言われたら「私に魅力がないからだ」と思ってしまうものです。

しかし、実はあなたに魅力がなかったわけじゃない。

・我慢しすぎて自分の意見を言わなさすぎて、自分の魅力まで抑え込んでしまった。
・相手に遠慮して欲しいものを欲しいと言えず、したいことも相手に合わせてしまった。

・だから「楽しんでくれてない」と感じられてしまった。

こうしたケースでは、ここに大きな成長と変化のチャンスがあります。

それは目標になるのです。

「我慢や遠慮しないでもっと自分の思いを伝えていく自分になる」

そのために具体的な練習をしていきます。
・食事にお店にはいたら真っ先に好きなメニューを選んで頼む。

・職場で簡単な仕事でいいから誰かに頼んでやってもらうようにする。

そして、そのための一番最初のステップは、この悩みを誰かに話す、弱音を吐く、助けてもらうこと。

合わせて「ベストを尽くしたリスト」「今回のことから何を学んだかを見つける」ことを一緒に作ってもらうことです。

◎「手放す」ことが求められる時、それは、助けを求める」時

執着を手放すという困難な道のりは、とても一人ではやりきれるものではありません。

そんな時に支えになるのは、周りにいる友人や家族です。カウンセラーでもかまいません。

逆に言えば、わたしは、誰かにに助けを求める時期にいるのだ、と考えてみてください。

もしかしたら、あなたは、今までひとりでがんばってきたのかもしれません。

けれど、もうそれは限界にきているのです。

ここで、助けを求めましょう。助けを借りましょう。

助けを借りて、「手放す」ことができたら、それは「手放し」ができただけでなく、これから困難が起こった時には、いつも力を貸してくれる人を得られたという財産もついてくるのです。

今回の一番の学びは「自分は一人ではない」ことを感じられることだったのかもしれないのです。

◎「目標設定」と選択「幸せになることを選択する」こと

「この別れから学んだこと」「これから成長したい、変わりたい自分」のイメージを具体的にしてみます。

そして、「なりたい自分」になれた後はどんな相手を見つけたいのかについて具体的にイメージしてみます。

目標を設定することによって、手放した後に得られるものがはっきりするため、目標は、手放す理由になり、原動力になります。

ただ、この目標設定は、一度設定すれば簡単に手放せるというものではありません。何度も何度も繰り返し、時には目標を修正したり加えたりしながら、設定し続けます。

何度もくじけそうになるかもしれません。でも、その度に目標に立ち返り、選択し続けましょう。

そして、その度にあなたを応援してくれる人の存在を思い出して、頼りにしてあげてください。

◎何のために「手放す」のか〜自分が幸せになるため〜

執着を手放すには目的があります。 

それは、ひとえに「自分が幸せになるため」です。

この「幸せになる」という言葉が「手放す」ことの大きな原動力になります。

「別れる」「よりを戻す」といった相手との関係がゴールなのではありません。

あなたが「幸せになる」ことがゴールなのです。

私は失恋や離婚のご相談を受ける時には、こうお伝えしています。

「カウンセリングを受けて別れることになる場合も、よりが戻ること場合もあります。」

「大切なのは、あなたが幸せになる道を選ぶこと。別れることが幸せにつながることもありますし、よりを戻して新しいレベルでパートナーシップを築くこともあります。」

「そして、それが相手の幸せ、二人の幸せにつながっていくのです」

大切なのは「自分が幸せになること」をゴールに設定すること。

自分の幸せのために「何を学び」「どんな風に成長、変化したいか」を考えて目標設定をしていきましょう。

あなたが成長し、変化し、魅力的になって幸せになれば、あなただけでなく、応援してくれた周りの人も幸せになれます。

そして、あなたから去っていった人も嬉しいに違いありません。

あなたの幸せは、あなただけの幸せではないのです。


(完)


関連する講座へのリンク集
873-1.別れと再生の心理学(1)〜執着を手放すという視点〜
873-2.別れと再生の心理学(2)〜手放すための強敵は「後悔からの自己攻撃」〜
873-3.別れと再生の心理学(3)〜手放すには「自己承認」がカギを握ってる〜
765-1.手放しの力(1)〜手放すは緩めること〜
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