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Lecture.776-2

今をありのまま見れない私たち(2)〜過去の傷を通して今を見る〜

講師:大門昌代

今まで生きてきた中で、一度も傷ついたことがないと言う人は、いないかもしれません。それくらい私たちは傷つきやすいですし、傷を少なからず持っているものです。そして、その過去の傷を通して今起こった出来事や、今目の前にいる人を見ることによって、今傷ついたことであっても、過去の分も割増しして感じていることというのがあるのです。

Keywords
投影 解釈 過去 過去の傷 感じ方 
私たちが、今目の前にいる人、今目の前で起こっていることを、ありのまま見れないのは、投影が起こっているからです。

投影は自動的に起こるものですが、起こっていることを知っているだけでも、今をありのまま見ようとすることはできるかもしれません。

私たちは、過去の傷を通して、今を見ているということが、とても多いです。
例えば、昔誰かにひどく否定されたという経験があり、そのことで「私はダメな人間なのだ」と感じた人がいたとしましょう。

そうすると、その過去に否定されたという経験を通して、今を見ますから、「また否定されるのではないだろうか?」という恐れを通して今を見てしまいます。

そうすると、起こった出来事を「否定されるできごと」として見てしまうのです。

また「私はダメな人間なのだ」という思い込みを通して、出来事を見ますから、誰かが怒っているという出来事に対しても、「私がダメだから怒っているのだ」という見方をしてしまうようになります。

もちろん、過去に起こったことですから、良いことを投影する場合もあります。

誰かに褒められた嬉しかったということがあったとしたら、その出来事を通して今を見ますから、怒っている人に対して、「誰にも褒めてもらえなくて怒っているのかな?」と見えるかもしれません。

でもポジティブな投影の場合、我々はほとんど問題として捉えません。
問題として頭を悩ませ、私たちを良い気分にしないのは、過去の傷を通して物事を見たときです。

そこには傷ついた自分がいるのです。

今起こっていることが、どんなことであれ、今目の前にいる人がどんな人であれ、その出来事は起こっているだけですし、その人は居るだけなのです。

過去の傷を通して見てしまうから、今起こっている出来事でも傷ついてしまうのであり、今目の前にいる人に傷つけられたと見えてしまっているのです。

とは言っても、今起こった出来事で、傷ついてしまうこともあるでしょう。
今目の前にいる人との関係性で、傷ついてしまうこともあるでしょう。

でも、そうであったとしても、私たちは傷つき度合いを、過去の分も割増ししているようです。

例えばあなたに対して、誠実ではない態度をとった人が、今目の前にいて、あなたが傷ついたとしましょう。
確かに、その今目の前にいる人は、あなたにひどい態度をとったのかもしれません。
でもそこに、過去にあなたに不誠実であったが故に、あなたを傷つけた人の分まで、持ち出してしまうのです。

そして、必要以上に深く傷ついてしまうということが起こります。

更にいうならば、今傷ついたと感じたことも、実は傷つけられたわけではないかもしれないのです。
傷つけられたと見えたのかもしれません。

それは、過去の傷つけられた経験を通して、今の出来事を見るからなのです。

どう見てもかまいませんし、物事の見方に決まりはありません。
でも、やはり過去の傷を通して見ていて、今をありのまま見れていないかもしれないということは、知っておくといいのではないでしょうか。

そして、「今、こう見えるけれど、他の見方はないかな?」そう考えてみると、今感じていることを変えられるようになります。

>>>『今をありのまま見れない私たち(3)〜過去を通して未来を見る〜』へ続く


関連する講座へのリンク集
53.恐れと真実の心理学
314.投影を活用する
362.感じることを支配するもの〜投影の法則〜
585.辛い過去から脱出する方法〜過去に固着する目的を理解し自己価値を受け容れる〜
652-2.投影とその活用方法2〜私たちは過去のすべての記憶を保有している〜
652-4.投影とその活用方法2〜過去の痛みを癒しておくことの大切さ〜
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