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働いている人にとって職場というのは一日の大部分の時間を過ごす場所ではないでしょうか?人生の大部分をすごす場所と言ってもいいかもしれません。その大部分の時間を過ごす場所がストレスでいっぱい、我慢と辛抱しかない場所などであればそれは辛いことです。
職場でのストレスを減らせたり、職場の雰囲気を良くすることができると一日の大部分の時間がより楽になっていく、より幸せになっていくと言えると思います。
そんな職場ライフをよりhappyにするための心理についてご紹介したいと思います。
あなたの職場ライフをよりhappyにしませんか?

Keywords 職場 アカウンタビリティ  役に立つ 選択  目標

Lecture.596-1 職場ライフをよりhappyに(1)〜アカウンタビリティとダブルバインド〜
講師:原裕輝
職場にもっとさかんなコミュニケーションがあったらいいのに・・・、もっと周りの人たちも積極的に意見をだしてほしいなどのコミュニケーション不足を感じる時はありませんか?もしかしたらあなたの力でその問題を解決できるかもしれません!もしかしたらそれはダブルバインドが起こっていることが要因の一端なっているのかもしれません。その一端を無くすことで改善することもあるのです。
Keywords
コミュニケーション  ダブルバインド アカウンタビリティ 矛盾 選択

●アカウンタビリティの概念

カウンセリングで自分を変えることによって状況を変えていこうとする時に、“もし自分にもこの状況を作っているということに一役買っているところがあったとしたら、どんなところで一役買っているところがあるんだろう?”という考えをしてみることがあります。
この考え方をアカウンタビリティの概念と言います。

とっても、成熟さがいる考え方なのですが、この考え方ができれば他人に要因があることを変えることができなくても、自分にある要因の部分は改善することができます。
相手を変えることは困難でも、自分にある要因の部分を変えていくのは相手を変えるよりはやりやすいかといえます。

自分にある要因の部分を変えていくということも難しいことがありますが、逆に言うと自分を変えることでさえ難しいわけですから相手を変えるというのはもっと難しいと言えます。

この状況を作っているということに一役買っている部分を見直していくというのは状況を変えていくために着手しやすいところになると思います。

●ダブルバインド

職場にもっとさかんなコミュニケーションがあったらいいのに・・・、後輩が困ったことがあっても報告してくれなくて大事になってから発覚する傾向があって尻拭いが大変、もっと周りの人たちも積極的に意見をだしてほしい、報告・連絡・相談があればもっと助かるのに・・・などのコミュニケーション不足を感じることはありませんか?

もしかしたらあなたの力でその問題を解決できるかもしれませんよ!

“もし自分にもこの状況を作っているということに一役買っているところがあったとしたら、どんなところで一役買っているところがあるんだろう?”と考えてみた時にコミュニケーション不足の原因の一旦にダブルバインドというキーワードが見えてくることがあります。

ダブルバインドとは一つのメッセージに矛盾した二つの内容が盛り込まれていることの意味で使われる言葉です。

例えば、子供がお母さんの大切にしてた植木鉢を割ったとします。お母さんに「悪いことをしたら正直にいいなさい!」と叱られたので正直に言うと「なんてことをするの!」と叱られたとします。

このような経験があると、今後叱られそうなことをしてしまった時に、子供は『悪いことをした時に正直に言わないと叱られるし、正直に言ったら許してもらえるかというとこれも叱られる・・・どうしよう(汗)』と葛藤します。
すると『どっちにしても叱られるのかもしれないのだったら黙っておこう。ばれずにやり過ごせるかもしれないし・・・』ということを選択しちゃったりするわけです。

これを職場バージョンになおすとこんな感じなのかもしれません。
「困ったことがあったら、なんでも相談するんだよ」
そう聞いたので、いざ仕事のことで相談にいくと嫌そうな顔をされてしまう。酷い時には、「こんなものも、わからないの」っと嫌みをいわれてしまう。
そして仕事でミスをした時には「なんで早めに相談してくれないの?」と責められてしまう。

「聞いたら嫌そうにされるし、聞かなくてミスがあった時は責められてしまうし、どうしたらいいの?」というどっちにしても嫌な目にあう状況に挟まれてしまうわけです。

すると、どうせ嫌な目にあうなら当面の嫌な思いをやり過ごすことができる聞かないでおこうというほうを選択してしまうかもしれません。

もし職場でコミュニケーション不足になっているのを改善したいと思った時に“もし自分にもこの状況を作っているということに一役買っているところがあったとしたら、どんなところで一役買っているところがあるんだろう?”と考え、そしてその要因が自分がダブルバインド的なことをしているというところに一端があると見つかったら、これはラッキーなことだと思うのです。

もちろん周囲の人たちにも問題はいっぱいあると思います。しかしたくさんいる職場の人達を一人ずつ変えるのは大変ですが『ダブルバインドをしないように気をつけよう』と自分一人を変えることで問題が改善するかもしれないからです。

『自分の周りでおきていることは全部自分に責任の一端がある』など背負い込みすぎることはしなくていいと思いますが、時と場合によって“もし自分にもこの状況を作っているということに一役買っているところがあったとしたら、どんなところで一役買っているところがあるんだろう?”という考えを使い分けると状況を改善するヒントが見つかるかもしれませんね。

>>>『職場ライフをよりhappyに(2)〜役に立っているという感情を与える〜』へ続く

 

関連する講座へのリンク集

219.リーダーシップの心理学〜アカウンタビリティの概念とは?〜
398-1.アカウンタビリティ(責任の概念)(1)〜アカウンタビリティとは?〜
398-2.アカウンタビリティ(責任の概念)(2)〜ベストを尽くすこと〜
398-3.アカウンタビリティ(責任の概念)(3)〜成長すること〜
398-4.アカウンタビリティ(責任の概念)(4)〜恩恵〜

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