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Lecture.543-2

キラキラ女子の男らしい生き方(2)〜サファイア姫の仕事・恋・体〜

講師:根本裕幸

女性らしいキラキラした生き方をしている一方で、内に男性的な部分を強く持つサファイア姫な女性達。ここでは起こりうる具体的な問題を紹介しています。仕事でも恋愛でも男性がライバル、あるいは敵となってしまい、自立が強まった分だけ“男なんていらない”という自分が出来上がったりするようです。また、この傾向が強ければ強いほど“あなたは女性なんですよ”と言わんばかりに婦人科系の病気にかかりやすかったりするのです。

Keywords
ハードワーク 無価値感 アイデンディディ 犠牲 デッドゾーン


●サファイア姫が直面する問題(1)

「男と女とどっちが強いと思います?」とお聞きすると、少々食い気味に“女”と正解を口にする“サファイア姫”たち。

私は「女性は子どもが産めるくらいに強い」と例えるわけですが、肉体的(腕力、パワーなど)は男性の方が強いけれど、精神的には女性が強い、というのが心理学の常識の一つです。

だから、女性が本気で男性と張り合った場合、制度・システム上の不利がなければ、大抵の場合、精神的には女性が勝ってしまいます。因みに、その場合、男性は引きこもるか、従順になるか、逃げてしまうかのどれかになります。「従順になる=私にすごく優しい」ので、「いい彼氏」に見えますが、実は見えないところで彼を“武力制圧”してることもあるのでいずれゲリラ戦、もしくは、クーデターが起こる可能性があり、注意が必要です(汗)。

また、日本の歴史をひも解いてみても、そもそも“母系社会”だったという記録もあるようで、女性が強いのは当然のことなんだろうと思うのです。

さて、女性が男性よりも強くなってしまうとどんな問題が起きてくるでしょう?

○仕事における問題

「男に負けてはいけない」「男以上に出来てようやく男と同じラインに立てる」といった思いを強く持つ方がとても多いですね。

そもそも、仕事においては、制度上、慣習上の問題とぶつかることが多いんです。仕事はすごくできるのに前例がないからと平社員のまま据え置かれたり、目の上のタンコブのように扱われて冷遇されたり、不本意な状態に陥ることもあるでしょう。

私も、その逆境に勇敢にも戦った「会社初の女性管理職」等の女性に多くお会いしましたが、「もし、私が男だったらとっくに部長にはなってたはず」との思いを本人も、その周りも感じていることが多いのです。

でも、それに不平不満を感じてる方ばかりではありません。
むしろ、それは「社会制度上、仕方のないことで文句を言っても始まらない。もし、それに不満ならば、私は会社を辞めて独立すべきだから」と、やはり、すごく前向きな考え方の女性もすごく多いのです。(だから彼女達の人望も厚いわけですね。)

また、「男に頼らずに生きる」ことを目的に手に職を就けようとしたり、パートナーがいなくても生活に困らないだけの仕事を常に持とうとしたりすることもよくあります。

たとえば、それが次のテーマにもなりますが、心理的に“男がいなくても大丈夫な生活”になったりするんですね。
すなわち、その結果、パートナーシップ上の問題を数多く抱え易くなるのです。

○男女関係がうまく行かなくなる問題

仕事の問題と繋げてみると「男がいなくても大丈夫な私」になっている分だけ、ほんと、男性を必要としないんですよね。

「女の子同士の方が気も趣味も合うし、すごく楽しい。だから、恋愛よりも女友達優先みたいな生活ですね」

というAさん。周りからも「Aさんに彼氏がいないなんて、ほんと、日本の7不思議の一つですよね」そう友だちや同僚に言われる女性です。

本人も「もういい年だし、子どもは欲しいのでそろそろ結婚を考えなければいけないんですけどね・・・」とおっしゃってます。

でも、「男ってめんどくさいじゃないですか」「恋愛するとそっちに気を取られてしまうのもしんどくて」「相手が結婚結婚言ってきて、ほんとウザイと思っちゃうんですよね」と、まるで、独身貴族希望の男性の発言?と思う言葉が次々出てきます。

自立が強くなると、どうしても、寄ってくる異性は依存的なタイプが多くなりますから、彼女がそう思うのも無理はないのかもしれません。(同じ自立タイプの男性とは張り合ったり、異性として見られなかったりしやすいのです)

また、仕事を生活の軸と考えていることもあるので、そもそも結婚願望が薄かったり、仮に結婚したとしても家事・育児よりも仕事の方を優先させようとします。

それを受け入れ、応援してくれる男性や、最近増えていると言われる“主夫希望”をパートナーに持つ場合はいいのですが、そうでない場合は主導権争いが激しくなり、ケンカばかりを繰り返して結婚が遠のいたり、仮に籍を入れたとしても、すぐに継続が難しくなってスピード離婚に至ることも少なくないのです。

でも、その一方では、内面にはとても女性的なところがそうさせるのか、“旦那はいらないが、子どもは欲しい”という方も少なくないようです。
そうすると「男は種馬みたいなもので、種さえくれればあとは要らない」と言った気持ちになることもあるみたいです(苦笑)。

また、他にも彼女が男らしい分、男同士みたいな付き合いになってセックスレスになったり、男性との見えない競争心から子どもを産むことを無意識に遠ざけたりすることもありますし、また、個人的な深い関係を望まずにセックスだけのつながりで満足しようとする女性もこのタイプの女性に時々見受けられますね。

女性性に関する問題ですので、男女関係に与える影響はすごく大きいのです。

○婦人科系の病気を持ちやすい問題

さて、サファイア姫のようなパターンを持つ女性は子宮筋腫や内膜症といった婦人科系の病気とのご縁が出てくることも多いです。もちろん、そうした明確な医学的症状が出なくても、生理がすごく重たかったり、不順だったりするなど、女性独特の症状が特長です。

もちろん、カウンセラーは医師ではないので、診断したり、治療について何かを伝えることがありませんが、医学とは別に、病気を心理学的に見ていくアプローチも存在するんですね。(欧米などではカウンセリングやセラピーなどの心理療法は免疫療法の一つとして捉えられています。)

そもそも病気は「気が病む」と書きますので、心理的な面からの影響がすごく多いですし、逆に病気になることで体からのメッセージを受け取ることも可能なんです。

例えば、婦人科系の病気にかかってしまった女性に、こんな話をすることがあります。

「今まで、すごく男性的に生きてきたでしょう?だから、神様が、『あんたは女の子やねんで』って背中を思いきり蹴飛ばしてくれたようなものですよね」と。

男性的な生き方を進めると、どうしても心のバランスが男性性側に偏ります。
考え方もやり方も男性的になって、まるで、自分が男になってしまったような生活を送るのです。

もちろん、それが“自分らしい生き方”であったのならば何ら問題はありませんし、病気にもならなかったでしょう。

でも、もしかしたら、「本当は女の子なのに、何らかの事情で男の子として生きなければいけなかった」というサファイア姫の状態だったとしたら、あなたの心はあなたを元の女性に戻そうとして病気を作り出したのかもしれないのです。

だとしたら、やはり本来の自分に戻る、少なくても今よりももっと女性的な面を大事にすることが解決の方向になるのではないでしょうか。

このレベルでは、徹底的に内面的な女性性を見つめていき、自分本来の生き方に改善していくアプローチが効果的ではないでしょうか。

>>『キラキラ女子の男らしい生き方(3)〜サファイア姫の自立と男子禁制問題〜』につづく

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