自分の幸せへの道筋を振り返ってみる

今の私は娘と夫と3人での暮らしに日々幸せを感じて生きています。
でも昔の私は「どうすれば幸せになれるんだろう」と毎日必死で考えていました。
毎日毎日苦しかったです。
私はどうやって今の幸せに辿りついたのか。
改めて考えてみたくなりました。

まず夫との出逢いは外せません。
私の夫は本当に優しい人で、夫の大きな愛が私の人生を確実に幸せに運んでくれました。
そんな夫との出逢いは奇跡のようでした。
夫とは同じ芸人さんのファン仲間でした。
Twitter(現X)で毎日のようにその芸人さんのファン達と番組の感想などを呟いているなかで特別に仲良くなったのです。

偶然その年の、私達が好きな芸人さんの番組DVDの発売日が私の誕生日だったことがキッカケで仲間同士のツイート(現ポスト)が盛り上がり、夫と初めてダイレクトメールし、更には携帯のメールアドレスも交換することになりました。
その後文面のやりとりの後お付き合いに発展し、のちに結婚しました。

Twitterをやっていたおかげで夫と出会えたのですが、それは他のSNS(mixi)で出会った芸人ファン仲間の友人に「Twitterやろうよ!ファン友達が増えるよ!」とすすめてもらったからなんです。
なんと良いファン仲間。
嗚呼その芸人さんのファンで良かった~~!!と思うのですが、

その芸人さんのファンになったキッカケは、神戸メンタルサービス(カウンセリングサービスの母体)で仲良くなった友達と、真冬に外でおしゃべりに花が咲きすぎて、体の芯まで冷え切ってしまい、帰宅後こたつに潜って暖まるまで深夜番組を見ていて「なんて面白い芸人さんなんだ!」と知れたおかげでした。
そうなると、神戸メンタルでこんなに夢中で話し込める友達と出会えて良かった~!と思うのですが、

神戸メンタルに出会えたのは、その拠点である大阪の江坂に私が偶然、行った事があったからです。
当時滋賀県に住んでいた18歳の私が急に大阪の知らない場所に行くのは怖かったけど「江坂なら行ったことあるから大丈夫」と行動に移せたことが大きな要因です。

前に一度江坂に行ったのは、当時、阪神タイガースの某選手のファンだった私が、その選手のファンサイトの管理人さんの家でファン仲間で集まり試合を観戦したことがあり、その管理人さんの家が江坂だったのです!
あぁ阪神ファンで良かった~!と思うのですが、

野球大嫌いだった私が阪神ファンになったのは母の再婚相手である継父の影響です。
継父が阪神ファンで毎晩野球を見ていたのを私も横から見ていて阪神ファンになりました。
お母さん、継父と再婚してくれてありがとう!なのですが、

そもそも母の再婚に向けての婚活はあまり上手くいっていないようでした。
そばで見ていたので知っています。
ところがそんなある日突然母にラブレターが届いたのです。
それは同じ会社の男性からでした。
それが今の継父です。
父はなぜ母を好きになったのか。ずっと職場で母の事が気になっていたそうなのですが、ある時の会社の飲み会に母が私を連れてきていたそうです。
その時に少し挨拶した当時小学生の私がすごくしっかり挨拶をしたそうです。
それで「シングルマザーなのにしっかり育てていて偉いな」と思ったそうです。

私は小学生の頃、色んな人に「しっかりしてる」と言ってもらえるような良い子でした。
というのも、母が「愛美ちゃんは片親だから、ダメなんだ」と世間に判断されて私が悔しい想いをしないように、と私をしっかりした子に育ててくれたおかげでした。

私の今の幸せの根源を辿っていくと、なんと・・・!母の愛に辿りつきました。
当時離婚の痛みがありながらも婚活をし再婚した母の強さや愛、子持ちである母を妻として迎え入れた継父の覚悟や愛、母のためにしっかりしよう!と頑張った幼い私の母への愛。
どこにもここにも愛の物語が沢山でした。

必要な時に必要なことが起きて必要な何かに出会えます。
私の人生を振り返ってみても導かれるように出逢いがあって、色んな偶然の出来事が起きて、幸せへと突き動かされています。
そしてそれは自分自身で努力して勝ち取る、というよりも好きなことに夢中になっている間に巡り会っていたのでした。

私が人生で苦しかった時は家族や周りの人や神様に怒っていて、誰にも心を開けないでいた時でした。
家族や周りの人を急に「好き」になる必要はないですが、ペットでも芸能人でも趣味でも、自分の「好き」を増やしていくことは幸せへの近道なのだと、自身を振り返って改めて感じたのでした。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

温かくフレンドリーで近づきやすい雰囲気を持つ。カウンセラーという垣根が低く「昔からの友達みたい」「元気になれる」と定評がある。両親の離婚と再婚、家族を失った経験を持ち、生きづらさを克服してきたことから、どんなお話もまるっと受容し、安心や希望を感じていただく事を大切にしている。