職場の疎外感が辛過ぎると感じてしまうなら。

こんにちは、カウンセリングサービスの福野てるすけです。

カウンセリングでも職場でのご相談をよく承ります。

「わたしだけ除け者にされているようにかんじるんです。」
「職場に居るのが辛いんです。」
「職場の居心地が良くない…」

疎外感という感情がとても大きいと辛く感じてしまいます。
自分だけ取り残されている、そう感じてしまいます。
自分には価値が無いと感じてしまうことも。
それはとてもストレスになります。

じゃあ、疎外感をどうしたら緩めることが出来るだろうと言うと、疎外感をどんな状態の時に感じているかを見てあげるとヒントが見えてきます。
疎外感を感じている時は誰とも繋がれていない状態ではないのでしょうか?

誰とも繋がれていないというのは
・周りの人、誰にも興味を持っていない。
・自分の感覚が自分の心の中の痛みの方を向いている。
・人との繋がりを構築出来ていない。
・本当は繋がりはあるのだけどそれを感じれていない。
こんな状態がとても多いものです。

つまり、上記のような状態だからこそ疎外感を感じやすいのであるならば、上記の状態を少しづつでもいいから緩和してあげると疎外感という辛さも変化していったりします。

まずは、周りの人に興味、関心を持っていないのであれば周りの人に目を向けてみましょう。
どんな服を着ているか?
どんな靴を履いているか?
いつもどんな表情をしているか?
どんな時にため息をついたり、怒ったりしているか?
遠くからで構いません。観察してみましょう。
他人を観察している時、他人に興味を持っている時というのは自分の世界に引きこもっている状態ではありません。
自分の感覚も自分の心の痛みの方を向いては居ません、自分から外へ向き始めています。
そして、今まで誰かに興味を持つということが出来なかったりしていたとしたら、誰かに興味を持ち始めることが出来た自分というのを感じてもらいたいのです。
やり方を変える、違う方法を取り入れるということは人生を前へ進めるのに大事な事でそれが出来ているのですから。
昨日とは違う自分を感じることが少しづつ出来てくると前へ進む原動力(モチベーション)にもなります。

そして次は人との繋がりを作る。
これも大事です。
ここでの繋がりは職場でなくても構いません。
職場以外が良いでしょう。
職場はあくまでも職場です。
生活する上で必要なお金を稼ぐ場所としての意味合いが大きいです。
また、”職場以外で”というのは自分の住む世界を広げるという点でも大事です。
自分の住む世界が狭く、その世界で上手くいかなかったらそれは辛いですからね。
だから職場以外の人との繋がりを構築することに注力することも大事です。
趣味、お友達、パートナー、家族。
それらの人間関係をより良いものにすることがとても大事です。

今まで興味はあったけど触れてこなかった事にチャレンジするのも良いです。
今まではお友達からお誘いが来るのを待っていたばかりだったけど自分から誘ってみるというのも良いです。
パートナーにお土産を買っていくというのもいいでしょう。
いつもはご飯を作ってもらっている立場ならご飯を作ってあげるのもおすすめです。下手でも構いません。
すると多くの方が「え〜」と言います。
恥ずかしい、めんどくさい、いろんな言い訳を言いたくなるでしょう。
その”恥ずかしい”、”めんどくさい”が今の状況を作っているとも言えるのだとしたらこれらを試す価値はありますよね!

まずは試してみる、それからでもいいのではないのでしょうか?
深く考える、悩むのは。

よかったら今日のお話を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂いて
ありがとうございました

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、夫婦問題(不倫、浮気、セックスレス、離婚)、人間関係の問題を扱うのを得意とする。 どんな事でも受け入れてもらえる、話して楽になった、理論的な視点がわかりやすいと定評である。 自信の経験をもとに、過去の傷を癒し、本来の自分、魅力を取り戻すカウンセリングを軸としている。