会社を休職すること

会社を休職するということは、一昔前に比較すると、そう珍しくなくなってきていると思います。
友人・知人や、会社の同僚等、周囲で休職した経験がある人もいるのではないでしょうか。
ひょっとすると、ご自身が休職をした経験がある方もいらっしゃるかもしれないですね。
今日は、休職について取り上げ、会社を休職することになった方、休職中の方に向けて、書いてみたいと思います。
また、休職を考えている方にも何かのヒントになれればと思います。

休職の理由は様々です。
怪我であったり、病気であったり。
病気の中にも、体に関すること、心に関することがあります。
心に関する病気の場合、休職は、ご自身のかかりつけ医から休職をした方が良いとの診断があり、診断書が出されて、自ら会社に休職を申し出る場合と、会社の産業医から休職を命じられる場合があると思います。
心のどこかで、病気を抱えながら仕事をし続けていくことが難しいと感じていた場合、休職を命じられて、一時的にほっとすることもあるでしょう。
だけれども、どちらの場合にせよ、急に休職することになると、どうしていいのか分からなくなったり、休職することになるなんて…と、困ってしまう方のほうが多い印象を受けます。

ほっとしたり、ようやく休めると思ったとしても、休職なんてしてしまって良かったのだろうかと悩み始める方が多いんですね。
特に、職場が忙しかったり、他に仕事を任せられる人がいないと、特にそう思ってしまうかもしれません。
だけれども、心のプロフェッショナルである医師から見ても、既に病気が業務に影響を与えていて、きちんと休まないと病気が悪化して心身を壊してしまう状態であったということなのです。

休むことになった自分も、休むことに同意した自分も、休んでいる自分も責めないでくださいね。
回復のために休んでいる自分を責めてしまうほど、あなたは真面目に、誠実にやってこられたのだと思うのです。

このお休みの期間、あなたがすべきことは、今までやれなかったことをすることです。
それはお休みを十分に取るということ。
頑張らなくていい状態でいること。
そして心を十分に休めること。

十分に休んで、万全の体勢にすることです。

休職中で、ちゃんと休めていないなあって思ってしまう方もいるかもしれない。
いきなり十分じゃなくても良いのです。今までやってこなかったことをするのだから、すぐに簡単にできないのかもしれません。

休む一日一日を、しっかり回復のために過ごしているのだという意識をもってみてくださいね。
お休みなのに、好きなことをしても良いのかなと思う方もいらっしゃいますが、好きなことをしてみることも、心の回復にはとても役に立ちます。
十分に休んだら、本当に自分がどうしたくて、何を望んでいるのかも分かるかもしれません。

自分が休んでいる間、働いている人がいると思うと、自分は何もしていないとか、何もできていないとか、焦りが出てきたり、無理をしてしまうことがあります。
それだけ、頑張り屋さんが多いんですね。
でも、それが元で十分に休めなくなってしまうことがあります。
そうすると、回復していない心はまた疲れてしまうのです。
休職中に、掃除、断捨離、転職活動等を頑張り過ぎてしまう方も多いのですが、十分に休めないと回復が遅くなることがあります。
確かに、周りから見ると、お休みをしているあなたは、何もしていない状態なのかもしれない。
だけれども、それはあなたにとって大切な休息の時間なのです。

復職できるのか、復職しても居場所あるのかと不安も出てくることもあります。
しかし、あなたに元気に戻ってきて欲しいから、休む機会を与えられたのです。
あなたがちゃんとお休みを取るということは、会社のためにもなり、ひいては、一緒に働く誰かのためにも繋がっているのではないかと思うのです。

病気になったことは、甘えやあなたが弱いからだということではないのです。
それだけ、あなたが頑張ったり、格闘した結果です。
結果はどうであれ、誰かまたは何かのために、責任感を持って一生懸命に頑張っていたあなたの思いを私は受け止めたいと思うのです。

今は頑張らなくて良いのです。
ゆっくり休んで、心を回復していきましょうね。

この記事を書いたカウンセラー

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人間関係、家族問題、自己嫌悪、自己変革や魅力開花、ビジネスに関する問題を得意とする。鋭い感性と直観力、洞察力、繊細な感受性、豊かな女性性をもとに、魅力や才能や本質を引き出していく。感覚と思考をバランスよく使い、クライアントを理解し、共に考え、解決策を模索していくアプローチに定評がある。