いい仕事をするために妥協してはいけないもの

私たち人間は、社会に出て生きていくために何かしらの仕事をすることになります。
製造業やサービス業など様々な職業があり、お金を稼いで生計をたてる仕事もあれば、家事や育児などお金を稼がなくても誰かや何かの役に立つ仕事もあります。
今回は、人生の多くを占める仕事で、質の高い仕事をするためについて考えていきたいと思います。

●仕事の質は使う道具で決まる?気持ちで決まる?●

いい仕事をするためには、その仕事に関わる道具や機材、人々に妥協をしてはいけません。
以前お世話になった工務店の社長が、
「ええ仕事をしようと思ったら、ええ道具や機械をつかわなアカン。個人の力量もあるけど、やっぱりええ道具を正しく使わな、ええ仕事は出来ん。プロと素人の違いは道具やで。」
と、話してくれました。
関わってくださった大工さん、電気屋さん、壁紙屋さん、皆さん素晴らしい技術と一流の道具や機材を扱っていて、とてもいい仕事をしてくださいました。

スポーツ選手なら、一流の道具を使うことで個人のパフォーマンス+αの力で成果や記録につながるでしょうし、パソコンを使う仕事なら、よりハイスペックのコンピューターを使うことで作業効率も上がります。
もし道具や機材の購入を検討しているなら、「○○で、いい」ではなく「○○が、いい」と、妥協することなく、いま買える一番いいと思うものを購入することをオススメします。

そうやって手に入れた道具や機材は、使うときにテンションも上がりますし、決して雑に扱うことなく丁寧に大事に扱うのではないでしょうか。
いいと思うものを使うからこそ、いい仕事ができるのですが、いい道具や高価な機材、より優秀な人材を求めることに妥協してはいけない、ということだけではありません。

いい道具や高価な機材を使うことで、それらの道具や機材を丁寧に大切に扱おうとする気持ちが、いい仕事に繋がります。

いい仕事をするためには、その仕事に関わる道具や機材、人々を”丁寧に大切に扱おうとする気持ち”に妥協してはいけないのです。

●物だけではなく、気持ちを大事にする●

「道具や機材などの物は丁寧に大切に扱えるけど、期待に応えてくれない人や、自分勝手な人、意地悪な人など、とてもじゃないけど丁寧に大切に扱おうと思えない人がいて困る」
なんてお話を伺うことがあります。

僕自身、職場の人間関係でストレスを感じていましたし、周りの人を丁寧に大切に扱えていなかったので、当時はいい仕事ができていたように思いません。
心を殺して淡々と作業をしているようなものでした。波風をたてないように周りに気を使って、我慢をして犠牲的になっていたので、周りの人たちを丁寧に大切に扱おうと思う余裕すらありませんでした。
そして、僕自身が自分の心をぞんざいに扱い、丁寧に大切に扱えていないことに気づかずに見落としていました。

自分自身の人生に大きく関わるものである”自分”を丁寧に大切に扱わなければ、自分自身の人生においていい仕事はできません。
人生をよりよいものにする”いい仕事”のために、まずは自分の心を丁寧に大切に扱っていく気持ちに、妥協せずに向き合っていくことが必要です。

自分自身と周りの人たちを丁寧に大切に扱っていくことで”人生”という仕事を、質の高いよりよいものにしていけるのです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

伊藤 顕市

我慢や犠牲的な生き方、依存的な恋愛、生きづらさを乗り越え、独立開業やカウンセラーになる夢を叶える。ユーモアに富んだ表現で心理学をわかりやすく伝え、クライアントの魅力や可能性を見続けて、クライアントと一緒に「その人らしく」「楽になる方法」を考えるスタイルに好評を得ている。