「会社行きたくない」と感じながらも仕事に行った自分にご褒美を!

◆季節の変わり目は心も疲れやすい◆

暑かった夏から、秋へ、そして肌寒さを感じる季節へというように季節が移り変わる頃、
「なんだか仕事に行きたくないなぁと感じることがあるんです。でも、これといった原因は思いつかなくって・・。こんなことを思っちゃう自分のことが情けないなぁって思うんです。」
というお話を伺うことがあります。

季節の変わり目は寒暖差も大きく、体への負担が大きい季節。
日々変化する気温や天候はそれだけでもストレスになります。
そして、そのストレスは体だけではなく心にもかかっています。

すると、これといって原因が思い当たらないのだけれど、なんだか今日は仕事に行きたくないなぁ・・と感じたりするんですね。
わたしも、季節の変わり目は、時々動き出すのが少し億劫だなぁと感じます。

◆会社に行くの、億劫だなぁ~と感じながら仕事に行く日◆

朝目覚めた時、心も体もスッキリして「さあ、今日も一日がんばるぞ~」と思える日ばかりだといいんですが、そうじゃない日もあります。。

「なんだか、ちょっとだるいなぁ・・」「今日は、気分がスッキリしないなぁ・・」
そう思っても、「仕事」に行かなきゃいけない。「今日は休むわけないいかない!」
自分の体調や心の調子とは無関係に、やらねばならないことは普段と同じようにある。

そう思うと余計に気持ちがどんよりしてしまいます。

◆動き出したくない日は「ご褒美をイメージ」して乗り切る◆

そんな気分になったとき、わたしは、こんなことをよくやります。

「はぁぁ・・」と特大の溜息をついて、
その後で、思いっきり息を吸って、深呼吸。

それから
かる~く目を閉じて、今日の夜、やりたいことをイメージ。

・心地良い温度のお風呂にゆったりと浸かりたいなぁ
・湯上がりのバスタオルは、肌触りが柔らかなほうがいいなぁ
・お気に入りのティーカップで、ゆったり紅茶を飲みたいなぁ
・紅茶に、バラのジャムを添えて甘い香りに包まれてぼーっとしたいなぁ

などなど
その情景を思い浮かべるんです。

そうして、最後にきっぱりと自分に宣言します。
「よーし、今晩は今思い浮かべたことぜーんぶやっちゃおう!」って。

要するに「ご褒美作戦」でいつもよりトーンダウンした心を元気づけて乗り切ろう!!という作戦をとるんですね。

◆「やる気が出ないときは気合で乗り切る」をお勧めしないわけ◆

いつもに比べてやる気が出ないときには
そんな自分に対して
甘えるんじゃない!
しっかりしなきゃ!
と気合いをいれて乗り切るというやり方もあります。

でも、このやり方だと、やるべきことを終えたとき、「やりたくないと思いながらもやりきった自分」に対して「そんなのあたりまえ!」と感じてしまいます。
たとえ、どんなに頑張ったとしてもその頑張りに目を向けず、むしろ、こんなに頑張らないとあたりまえのことができないなんて・・と自分を責め、自分のダメな存在のように扱ってしまいます。

◆動き出すためのがんばりをあたりまえにしない◆

動きたくない、だるい、億劫・・
そんな気持ちを抱えたまま、動き始めるには、普段以上の「パワー」が必要です。

普段以上のパワーを使わないといけないのですから、心という側面からみると普段よりもがんばった一日だと言えますよね。

普段以上のがんばりを見過ごすんじゃなくて労る。
自分の「がんばり」を「あたりまえ」にしない。

いつもよりやる気が起きない自分
動くのを億劫だと感じている自分
そんな自分を「ダメだ」と思うのではなくて「認める」。

誰だってコンディションが悪いときはありますもの。
その状態で「がんばった自分」をいっぱい労ってあげて欲しいなぁと思うんです。

◆がんばりやさんだからこそ、自分に優しくしていこう◆

でも、普段からがんばっている人ほど自分を労るのが苦手です。
そういう方にオススメなのが、先ほどご紹介した「ご褒美大作戦!」なんです。

ポイントは、「しんどいなぁ」「だるいなぁ」「おっくだなぁ」と感じたら、すぐにご褒美を設定することです。
(自分に「気合いを入れる前」に設定してくださいね。)

今感じている、「だるさやおっくうさ」を抱えながらも、やるべきことに向き合い一日過ごしたあと、どんなご褒美をもらったら嬉しいだろうと考えてみます。
(考えるだけでなく、もらったときの感覚をイメージできたら、もっといいですね)

そして、「今日はわたしに、このご褒美をあげる!」って決めます。

このご褒美は、「あなたが何かを成し得る」から、あげるのではありません。

今、動きたくない~と感じているにも関わらず、なんとか動こうと思っている
そのあなたの「葛藤」に対するご褒美です。

ご褒美なんかなくても、あなたはきっとがんばるでしょう。
でも、ご褒美を手にすることを感じながら、がんばってみてもいいんじゃないでしようか?

こんなちょっとした自分へのご褒美や優しさの積み重ねが、あなたの自己肯定感を高めていきます。

ついつい自分に厳しくしてしまう「がんばりやさん」だからこそ、自分を責める代わりに自分を労わることを意識してみましょうね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

那賀 まき

夫婦関係や子育て、対人関係、仕事、障害児の家族の問題など幅広いジャンルを扱う。特に「ずっと一人で頑張ってきた人が『より楽によりよい人生を選択できるようになるサポート』が好評である。 お客様から「無理のない提案で確実に変化できた」「会うと元気になる」等の感想が多く寄せられている。