なかなか昇進できないとき、何ができるか

あなたの同期がどんどん昇進していったり、後輩が先に昇進したとき、を想像してみてください。
「お祝いしたい」という気持ちと同時に「自分は大丈夫なのだろうか」と焦りを感じてしまいそう、って思いませんか。
自分が周りと比較しても頑張っていると思うとき、身につけるべき知識やスキルや技術等も昇進していく人たちとなんら遜色なく習得できていると思うとき、むしろ自分の方が仕事ができていると感じるとき、焦りや不安感はより大きいかもしれません。
その気持ちが大きくなれば、不満感や怒りに繋がっていったり、モチベーションの低下を招くこともあるでしょう。
今日はそんな、頑張っているのに昇進の機会がなかなか来ないときに何ができるかについて取り上げてみたいと思います。

◆自分の心を認識する

昇進を望んではいるけれど、昇進すること自体にプレッシャーを感じていたり、心のどこかに少しでも昇進するのが嫌だなという気持ちはありますか。
誰しも今の自分を肯定したいなと思うものでしょう。
しかし、どこか肯定しきれていないときほど、昇進や、責任の重い仕事を任されることに抵抗感を感じやすくなるものです。
人によっては、自信のなさから、責任の重い仕事や新たな仕事が与えられても自ら拒否することもあります。
そのような仕事を割り振られるということは、それだけのことを任せても大丈夫だと力量を認められているということなのですが、なかなかそうは感じられないのです。
成し遂げられるか不安であるといった気持ちや、きちんとこなせなかったときに申し訳ないといったような気持ち等から仕事を断るのですが、そんな気持ちを汲み取ってもらえることはなかなかなく、業務への意欲や、組織への貢献等の面において、ネガティヴな評価を受けてしまうこともあるでしょう。

仕事を断るということは置いておいても、そのような気持ちがあると、いくら良い資質や経験や資格等があって、要件的に問題がないとしても、自分自身を小さく見せてしまいかねないのです。

感情には、共鳴作用というものがあります。
例えば、電車の中でイライラしている人の近くにいると、自分もイライラしてしまうように。
この共鳴作用により、自分の中の自信のなさや不安が上司に共鳴すると、上司も不安を感じとって、「この人に任せてしまって大丈夫だろうか」と思わせかねません。
それは高い評価には繋がりにくいでしょう。

やってきたことも、自分の中にある価値も、ちゃんと認めていきましょう。
過小評価などしないでください。
自信がない為に、自分の中にある価値を認めなかったり、受けとめないということは、残念なことに、自分自身を小さく押しとどめてしまうのです。
自分を小さく押しとどめてしまうと、あなたが評価に相応しい人物であるということが伝わりにくくなります。

また、そのような人は、行った仕事が高く評価されるような内容であっても、自分からアピールをしていくのに躊躇いがあったりします。
どこかでアピールしなくても気づいてくれるはず、という思いがある場合もあるかもしれません。
伝わらなければ、上司もそれを見つけ出すのに時間がかかったり、最悪の場合、よく分かっていないまま時が流れてしまいます。
分かりやすい方が、何事も伝わりやすいんですよね。

◆求められる姿を認識する

昇進するために、第一に必要になることは何でしょう。それは、評価されることです。
その役職に就けても良いと、会社や上司が思えることが必要になります。
同僚や後輩が仕事振りを認めてくれていたとしても、会社や上司が評価してくれないことには、昇進することは困難ですよね。
実際には、会社や上司から評価されていなくても、周囲の人々や顧客から認められていたり、頼りにされている人はとても多いものですが。

では、会社や上司が評価する人が、どのような人なのか知っていく必要がありますよね。
上層部の人間や上司たちは全て、会社に評価されてきた人たちです。
どんな嫌な上司でも、その会社では評価される要素がどこかにあるようです。
眺めてみると、どこか大まかにでも共通点が見えてくるかもしれません。

個人主義なのかチームワークを大切にするのか、成果主義なのかそのプロセスでの努力を大切にするのか、上昇志向なのか安定志向なのか、トップダウンとボトムアップのどちらを望ましいとするのか…その他諸々、その組織や、組織に所属して動かしている人たちが大切にしている考え方や価値観がそこにあるでしょう。
そこから、会社で求められている人がどのようなタイプなのか見えてくるかもしれません。

会社や上司の価値観を理解し、特に第一の評価者である上司が仕事で何を大切にしているのか、何を求めているのかを把握して動けるようになると、きっと評価に繋がっていくでしょう。

あなたが誤解されることなく、評価されるあなたになっていきましょう。
あなたが輝きたい場所で輝けるように応援したいと思います。
まだ理解されていないかもしれないあなたの頑張りが、全て報われますように。

この記事を書いたカウンセラー

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人間関係、家族問題、自己嫌悪、自己変革や魅力開花、ビジネスに関する問題を得意とする。鋭い感性と直観力、洞察力、繊細な感受性、豊かな女性性をもとに、魅力や才能や本質を引き出していく。感覚と思考をバランスよく使い、クライアントを理解し、共に考え、解決策を模索していくアプローチに定評がある。