会社との関係性を見直してみよう~変わる社会への対応~

あなたにとって、今勤めている会社との関係は、どのようなものなのでしょうか?
例えば、
生活のためのお金を稼ぐ場所
会社の仕組みや資源を利用して自己実現をはかる場所
地位や名誉、ステータスを得る場所
など・・・・。
会社との関係性は、人により様々だと思います。
また、それは1つのみの関係性とは限りませんね。

会社での働き方が自分の目的と一致し、よい関係性にあり、十分にとはいかないまでも心地よく過ごせているのであれば、今そこに問題はありませんね。
しかし、その状態がいつまでも続くかというと、必ずしもそうではないのです。

特に、これから早ければ2~3年、遅くとも10年以内ぐらいに私たちの企業での働き方が大きく変わる可能性が考えられます。
大きな技術革新や法制度の改革は、常に私たちの生活や働く環境を変えていきます。
今、正にその大きな技術革新や法制度の改革が私たちの生活や仕事に影響を与えようとしているのです。
例えば、技術革新の側面ではAI技術やセンシング技術の発達による人間の仕事領域の自動化、ガソリンなどの化石燃料自動車から電気自動車への大幅なシフトによる産業構造の変化などがあげられます。
また、制度面では、同一労働同一賃金の制度化や年金支払い時期の繰り延べによる高齢者雇用と生活の問題、そして少し飛んだ話になりますが、ベーシックインカム制度の導入問題などが考えられます。
企業はこれらの環境変化や制度変化に対応しながら生き延びようとしていくことになりますから、様々な側面で働く私達にも影響が及んでくることは必至です。

このような情勢の中で、私たちが何を考えなければならないか、どのように対応していかなければならないかというと、それはある意味明確かも知れません。
それは、自分は何を目標にしてどのように生きていくかを自分の中で明確にしておくことです。
すでに、それをお持ちの方も多いかと思います。
しかし、会社との蜜月関係がこのままずっと続くとお考えの方もとても多い気がします。
そして、会社に依存している方も沢山いらっしゃる気がします。

私は企業の中で20年以上働いてきましたが、その過程の中でも様々なことがありました。
不況の中で給与カットをされた経験もありました。上司として年配の方から希望退職者を募り、お辞めいただくということもありました。また、組織の一部門を本体から切り離して別会社に統合し、従来からの条件より悪くなりますがそちらに移籍いただくということも行いました。
希望退職の件にしても、組織分割の件にしても、私個人としてはやりたくはないことでしたが、企業が生き残る為には仕方がない側面もあるのです。
そうして、企業は生き残っていくのです。
冷たいように感じられるかもしれませんが、それが現実なのです。

もしあなたが会社というシステムの現実を見ないで理想化し、精神的に会社に依存している側面があるとすれば、自分の会社との関わりの目的や関わり方を見直されることをお薦めします。
心理の側面から考えると、今の関わり方は、あなたが子供の立場で親が会社という親子関係のような側面があります。
あなたが幸せになることがもっとも大切なことで、会社に認められたいとか、会社に献身的に尽くすことが大切なことではないのです。
会社でのみ通用するスキルは会社を移ってしまったら通用しなくなります。
社会全体で通用する自分のスキルを高めことや、会社を離れてもやっていけるような特技を身につけることを考えられることが必要なのです。
それが、あなたがやりたい事とマッチしていれば、なおよいと思いますが、それに限ったことではありません。

ちょっと辛口のメルマガになってしまったかなぁと思いますが、ご一考いただければと思います。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

大谷 常緑

恋愛や夫婦間の問題、家族関係、対人関係、自己変革、ビジネスや転職、お金に関する問題などあらゆるジャンルを得意とする。
どんなご相談にも全力投球で臨み、理論的側面と感覚的側面を駆使し、また豊富な社会経験をベースとして分かりやすく優しい語り口で問題解決へと導く。日本心理学会認定心理士。