本当にこの仕事でいいのだろうか?と悩んだときには優先順位を見直してみる

「本当に、この仕事でいいのだろうか?」
「私はいったい、この人生でなにがやりたいんだろう?」

とにかく、目の前のことをがむしゃらに頑張ってきた。

そんな方ほど、すこし仕事にも慣れ、周りが見渡せるようになってきたとき、

「本当にこのままでいいんだろうか?」
「もっと自分に合う仕事があるんじゃないか?」

そんな気持ちが湧いてくることが多いようです。
 

実はこのプロセスは「ひとつ、ステージがあがる」ときに出てきやすいもの。
今の仕事が合わないとか、不満を感じているから出てきているもの、とも限らなかったりするのですね。

もちろん転職も手ではあるのですが、それなりにリスクも大きいですから
まずは今出来ることから「変えてみる」ことをおススメしたいと思います。
 

「優先順位」を見直してみる

私たちは限られた時間の中で「やる」「やらない」を選択して生きています。
仕事に限らず、食べるもの・起きる時間・会う人などなど・・・すべて「自分で選択」しているのですね。

あまり「自分で選択」している意識はないかもしれませんし
今の状況じゃ選択できない選択肢もあるかもしれませんが
まず、今選べる選択肢の中で「優先順位」を見直してみましょう。

「毎日が淡々と過ぎていく。」
「時間や仕事量に追われ、燃え尽きてしまう。」
そんな方ほど一度立ち止まって、自分の中の優先順位を見直してみるといいですよ。
 

「緊急」「重要」で分けてみる。

今日は、あなたの持っている選択肢を
「緊急でやらなければならないもの」と「重要なもの」で分けてみる、
という優先順位のつけ方をご紹介します。
 

緊急で重要なもの。
緊急だけど、そこまで重要じゃないもの。

緊急じゃないけど、重要なもの。
緊急でもないけど、重要でもないもの。

あなたがお仕事で何気なくやっていることから
頭を悩ませていること、すべてをまずこの4つに分類してみるのです。
 

たとえば、お客様からのクレーム処理や、明日の会議の資料作りなどなど・・
「緊急」に取り組まなければならないことってありますよね。
お仕事としてとても重要なものでもあります。

また「それほど重要でもないけど」「緊急なもの」も多いですよね。

急な来客や現場対応など、降って湧いてくるようなもの。
これもまた・・・ないがしろには出来ないものではあります。
 

でも、逆に
「緊急じゃない」けれど「重要なもの」って
ついつい、ないがしろにしてしまいがちじゃないでしょうか?

自分の体のメンテナンスであったり、息抜きであったり
公私問わず「自分の大事な人との関係」だったり、余暇の楽しみ方であったり、

「緊急じゃないから」と、後回しにして
手を付けれていない「重要なこと」、たまってはいませんでしょうか?^^;
 

実は私たちが忙しさに追われ、
心は虚しさを感じている、というときには
この「緊急なもの」だけを基準にして生きていることが多いようです。

その生き方に疑問も持たず「当たり前」になっている方もいらっしゃったりするみたいです。
みなさまはいかがでしょうか?

++++

私たちが充実感を感じながら、仕事に取り組むうえで大事なのは
「緊急じゃないけど、重要なこと」を、いかに自分で大事にするか?がポイントです。

ちなみに、そのフラストレーションで、
「重要でもないけど緊急じゃない」ことばかりをしてしまう
そんな方も多かったりしますよ。

例えば、早く寝たほうがいいって分かっているのに、だらだらと夜更かしをしてしまう・・とか。

スマホでネットを見ているうちに何時間も経ってしまった・・とか。
買い物やお酒に依存してしまう、とか。

自分にとって重要なことを後回しにし続けると、バランスが取れなくなっちゃうんですね。
 

もちろん、物理的に緊急で重要なものに追われている状況の中では難しかったりしますよね。
そういった場合は「緊急」で「重要ではないもの」を誰かに助けてもらったりしながら「緊急じゃない」ものに手を付けられるような状況づくりも大切になってきます。

「とにかく、目の前にあることをがむしゃらに頑張る」次のステージは「いままで積み重ねてきたものを活用し、いかに幸せに生きるか?」がテーマになってきます。

いままでの頑張り方とはちょっと違う「頑張り方」を求められるステージでもありますが
楽しみ下手だったり、休むことに罪悪感を感じてしまう方にとっては「ひとりで頑張る」こと以上に難しさを感じてしまうかもしれません。

自分にとって重要なことも大事にする生き方は、より大きな成功や幸せを手に入れるためには大切なことでもありますからね
もし宜しければ、カウンセリングもご活用くださいね。

毎日を頑張るあなたを応援しています。
参考になれば幸いです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、対人関係の改善、自分が本当に望んでいる人生へのシフトチェンジへのサポートを得意とする。 特に「さびしさを笑顔に変えるカウンセリング」をテーマに掲げ、30代女性の生き方、恋愛・婚活サポートを精力的に行っている。 高い共感力を活かした「共に考え、併走する」カウンセリングスタイルが好評。