自分がより自分らしく活躍して行こうと思ったときに陥りやすい心理的課題を乗り越える

まじめで努力家。恋も仕事にもコツコツ自ら学んでいこうとするタイプ。
収入や貯金もそれなりにあるので、急に経済的には困ることはないけど、今よりもちょっとずつ質や充実度の高い人生を送りたいと思っている。

他人に対しても面倒見がよく、頼りにされることも多いが、仕事に比重の高い生き方をしてきたので、残りの人生を充実させていくためにも男女関係やパートナーシップを心掛けはじめたところ。

しかし、いざとなると甘えたり、人に頼ることに苦手意識を感じている。

自分がより自分らしくあることには意欲的。
年齢的にも若い頃とは違って、体力の衰えを感じるようになっているので、何か工夫できるポイントやコツなどの情報を求めている。

女性性について興味がある。

ざっくりと書き上げましたが、男女問わずこのような段階にいる方が経験しやすいプロセスについて、今回はお届けしたいと思います。

◇うっかり心の闇にハマってしまうのはなぜ?

よりクリエイティブで、社会に向けて影響力を発揮していく。

今、新しいステージに立ち、活躍していく準備が整いつつある中で、自分本来の才能やパワーを取り戻すためにマインドや感情レベルでの再統合のプロセスをお手伝いすることが多いです。

この段階では、多少の個人差はあるものの、見直しが必要な個人的な考え方のパターンや未完了な感情など、抑圧してきたものや見て見ぬフリをしてきた人生における潜在的な課題が一気に襲い掛かるような怖さで圧倒されてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

「誰にもいえない秘密がある」

隠しておきたい過去の不祥事(と感じるもの)があるとすると、その葛藤の度合いだけ重く苦しい体験をしてしまうかもしれません。

もともと、親や会社や社会など、周りの期待に応えて犠牲的に生きてきた人は、特にこの傾向が強くなります。

例えば、今現在がかつてないほど恵まれていて幸せを感じた次の瞬間。

「私だけ、こんなに恵まれていてごめんなさい・・・」

過去のある段階で関わった誰かと比較して、自分だけが恵まれているような気がして罪悪感を感じてしまったり、過去のある地点(自分にとっての暗黒時代)の自分を思い出して「こんな私が幸せになったり成功するなんて許されるはずがない・・・」と思ってしまうことが起因していることも多いです。

そしてまた、これらの罪悪感や自分への疑いは非常に感覚的なことであったり、無意識的な中で進んでいくので、初期の段階ではなかなか自覚することなく進行し、思考と感情のループの中で辛く苦しい状態を繰り返しながら、いよいよ自分ではどうにも手に負えなくなった段階で、カウンセリングに駆け込んでくださるクライアントも少なくないのです。

◇こんなときどうしたらいい?

この段階で知っておいていただきたいのは、私たちには肉体的な進化成長と同じように、精神的な進化成長のプロセスがあるということ。

それは目には見えない世界のプロセスではありますが、誰にでも起こりうることなのです。

そしてこの段階で取り組むのは、自立(過去に傷ついたために切り離し、隠し、その過去を埋め合わせようとする段階)を抜け、パートナーシップ、相互依存の段階、そして、より成功し、より愛することのできる、高く広くものごとを見渡せる意識へと進む段階があります。

ここではまず、過去の経験への見直しのプロセスを通じて、分離や亀裂が癒されるにつれ、私たちは成長し変容し、自信や愛、受け取る能力が増すことを楽しんで行けるのだということを知っておいてもらえたら嬉しいです。

また、ここでの心のプロセスを順調に進めるためには、自分と他者との間、自分と世界との間にある分離(感)を取り除いていくことが大切です。

カウンセリングでは、この段階をクライアントにとって実り多いものにするために、自分のためにじっくりと時間と期間を与え、慌てず焦らず、腰を据えて取り組まれることをお勧めし、このプロセスに寄り添います。

クライアント自身は、「自分はおかしくなってしまったのではないか?」と不安や怖れをたくさん感じる時期をお過ごしになられることも多いですが、マインドの中に埋め込まれたさまざまな闇やダークストーリー、観念や想念の幻想を一枚ずつ、時には同時にたくさん癒していきながら、未完了な感情のプロセスを意識的に味わうことの中からの気づきや恩恵を最大限に受け取れるようあらゆる手法を用いて、時には分かち合いを通じてサポートしています。

個人差はありますが、段階ごとの気づきや恩恵を分かち合うことや、クライアントの再誕生のプロセスに立ち会えるのは、カウンセラーにとってとても幸せなことなのです。

◇専門家とのパートナーシップを組む

このように心の専門家であるカウンセラーの見方を知ることで、罪悪感や恐怖心がほぐれて、肩の力を抜いて一歩踏み出すことができるでしょう。

自分自身を癒すことで私たちのものの見方が変わり、次第に自分も周りも良くなるのがわかってくるので、罪悪感に飲み込まれることを減らしながら、人生が前に進むのを実感していくことができるようになります。

この記事にピンと来る方の多くは、あなた自身も何らかの専門家やプロフェッショナルな道を歩んできた方ではないでしょうか?

自分を癒すという尊い経験は、やがて業界や社会規模の癒しや変革に向けて不可欠な要素となるでしょう。

恩恵やミラクルを通して、あなた自身が閉じ込めていた暗く狭い部屋から一歩踏み出して、愛、平和、喜びに近づいていけますようにお手伝いさせていただけたら幸いです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

熊谷 佐知恵

恋愛、夫婦関係、職場の人間関係、転職・キャリアほか、自己実現など幅広いジャンルに対応する。 わかりやすいレクチャーをモットーに、感覚やインスピレーションを活用するハートフルなセラピーとの両面で癒しのプロセスを後押しするのが強み。自分のペースで気づき、変化、成長できると好評である。