自己肯定を持とう(3)~できていないことに焦点をあわせてしまうことを悪く思わなくていい~

あなたは、できたことではなく、できていないことを数えている事はありませんか?

それ自体は悪くはありません。そうやってできていないところを見つけて、できるようになろうとすることで成長できることがありますから。
ただ、自己肯定感を成長させるというやり方には向いていないんですよね・・・。
自己肯定感を成長させる為に、できているところを数えていきましょう!

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あなたは、できたことではなく、できていないことを数えている事はありませんか?

例えば、会社帰りの電車で

「後輩への指導をもっと優しく言ってやったらよかったかなぁ、ちょっと言い方がきつめかったかなぁ・・・。ダメだよなぁ」
「お客さんへの対応ももっと違う対応の仕方があったかなぁ・・・・」
「上司への意見も、もっと毅然とした態度で言えば良かったなぁ・・・・、上の人だと意見を通せないところダメだよなぁ」
「あ!それから・・・・・・・」

というように、上手くてきていないところ、至らないところを数えていることはありませんか?

上手くてきていないところ、至らないところを洗い出して修正していこうも大事なことです。
そこを洗い出すことは悪いことではありません。

できていないところを見つけて、修正していこうということは成長する為に多くの人は長らくやってきました。

やったことがない人はいません。

私たちは成長する為にそれは必要だったんですね。

小さい頃から、
『お箸が仕えないから使えるようになろう』
『パジャマのボタンが一人で止められないから、止められるようになろう』
『一人でトイレにいけないのを行けるようになろう』
などなど、できないことを見つけてそこを修正することで成長してきましたよね?

私たちは、そういうことを繰り返しやってきて成長してきたんですよね。

繰り返しやってきたということもあって、できていないところに焦点を会わせることが癖になっている人もいると思います。
癖になっていると、できていないところばかり数えてしまいます。

できていないところに焦点を会わせることは成長する為に必要だったし、悪いことではないのですが、そればかりだと自己肯定感は高まりにくいんですよね・・・・。

自己肯定感は、自分の良いところを探して、知って、それを認めて心の中に入れていくことで高まっていきます。

だから、できていないところばかり数えていても自己肯定感はあがりにくいんです。

自己肯定感を成長さすというは、できていないところに焦点をあわすのではなく、できたことや良いところに焦点をあわすという別の方法になります。

そうです!
今まで使ってきた成長の方法とは違うやり方になるんです!!

自己肯定感を育てたいなぁと思う人は、できていないところを数えるのではなく、できたところを数えてみましょう。

例えば、会社帰りの電車で

「今日は同僚に自ら手を差し伸べてあげたことは良かったよなぁ。そういう優しさが私の良いとこだなぁ」
「今日はいつもよりちょっぴり売上げがよかったなぁ。今日は頑張ったなぁ」
「切りの良いところまで仕事をやったので明日の午前中の仕事はだいぶん楽になるなぁ!私偉いなぁ」
「それから・・・」

などなど、

できたところを数えてみましょう。

そして、それをできたら習慣化にしてみましょう。

毎日、数度、できたところに意識を向けていく時間を意識的にとってみましょう。
時間を決めてもいいと思います。
『昼休憩と、会社帰りと、寝る前にできたところを振り返る時間をとってみよう!』
という具合に。

最初はそうやって意識的にできていたところに意識を向けていきます。
毎日繰り返していくと、それが習慣化してきます。
意識しなくても、自分のできたところ、良いところを見ていくようになってきます。
習慣化までにできれば自己肯定感も自然と高まりやすくなるでしょう。

できたところを数えることに慣れていない内は、ついついかって知ったるやり方である、できていないところに焦点をあわすということを癖でやってしまうかもしれません。

全然OKです。
そういう時は『今までの成長の仕方と自己肯定感を成長さすやり方は違うんだった、自己肯定感を成長する為に今はできているところに注目するんだった』と気づいて、あらためてできたところや良いところにに焦点を合わせ、数えていけばいいのですから。

成長するのには、できていないところを見つけて修正していくことが必要でした。
だから、このやり方や、このやり方を癖のようにしてしまうことを否定することはしなくてもいいです。
「できていないところばかり見てダメだなぁ」と思わなくていいんです。
それは成長の為に必要なことだったのですから。

「できていないところばかり見てダメだなぁ」と思ってしまうと、それは自己否定となり、それだけで自己肯定感は下がっていきます。
そうは思わないでください。

できていないところを見つけて修正していくことは成長する為に必要なやり方でした。
ただ、自己肯定感を成長させるというやり方にはあってないだけなんです。

こう考えると、できていないところを見てしまう自分を責めずに、自己肯定感を成長させていけるでしょう?

あなたのペースでいいです。
できているところを数えることを習慣化していき、自己肯定感を育てていってくださいね。

育った自己肯定感は、
愛されることへの自信、ものごとが上手くいく感覚、心の安定感、何かにチャレンジしやすくなる、人前で飾らずそのままの自分でいれる、などなどあなたの人生にプラス効果をもたらしますから。

>>>『自己肯定を持とう(4)~良いところも至らないところも含めてそれで良い~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。