いつまでも頭の中がごちゃごちゃして整理がつかない時の処方箋

心や思考の探索から情熱的な行動へ

いろんな悩みを同時多発的に抱えてしまうことってありますよね。感情的、思考的レベルの混乱はあなたのパフォーマンスを一時的に停滞させてしまうので、本当は行動したいあなたを困難にさせているかもしれません。
エネルギーを費やして没頭した時間は、少しでもこれからの人生に有効に活かしていいただきたい。ということで、今回は、心や思考の探索から情熱的な行動へとコマを進めるための手順について、おさらいをしてみたいと思います。

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今回、担当させていただく熊谷佐知恵です。どうぞ、よろしくお願いします。

課題が一気にやってきて、いろんな悩みを同時多発的に抱えてしまうことってありますよね。

「いつも頭の中がごちゃごちゃして整理がつかない」
「心がもやもやしてなんとなく気持ちが晴れない」
「どの思いが自分の本当の思いなのか分からない」

実際のカウンセリングでは、必ずしもテーマや目的が明確になっているとは限りません。クライアントさん自身が、複数のジャンルに共通する課題があることに気づきながら、ご相談をいただくことも、実はたいへん多いのです。

自分の中に答えが見つけられないときって、それに付随して、ものごとが停滞してしまったり、そのことに対する自己嫌悪がでてきたり、対外的な関係に対する罪悪感も感じやすくなります。そこで生まれた罪悪感ゆえの渋滞であることも。

完璧主義がたたって思考が先行してしまうと、失敗をした時のこととか、妥協策を探してみたりとか、今の時代はネットを通じて、より有効な方法を検索してみたりすることも多いかもしれません。
そうこうしているうちに、いくらでも深みにハマって行くことになってしまいますから。

でも、そのようなときの私たちって、うっかり目的を見失いがちですが、本当は「ちゃんと行動できる自分になりたい!」なんですよね。

エネルギーを費やして没頭した時間は、少しでもこれからの人生に有効に活かしていいただきたい。

ということで、今回は、心や思考の探索から行動へとコマを進める手順について、おさらいをしてみたいと思います。

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私たちは誰でもが経験を通じて段階的に成長や成熟さを重ねていくことができます。

計画→実践→検証→改善

その繰り返し、繰り返しの経験を重ねるなかで、新しい見方や感じ方に出会っているものなのかもしれません。

一方で、目の付け所が変わってきている自分にはなかなか自覚が及ばないもの。
今までやってきたことに違和感を「あれ?なんか違うかも」と感じてしまうのもそんなとき。だからこその混乱を覚える人も実は少なくないのです。

○自分の現在地を知る

かつての私と今の私。

その変化をビフォーアフターで検証してみるといいかもしれません。
昔はこう思っていたけど、今はこう感じる、こう考えている。価値観だって実は昔のそれとは変わっているのかもしれません。
その上で、「今はこれ!」で自覚した自分を「まるごと今の自分」って受容してみる。

自分で自分をジャッジメントしている部分は、テーマそのものを分裂させてしまうので、更に私たちの精神領域を散漫にしてしまう傾向をつくります。

だからこそ、あえて「今の自分が今の自分であることを許す」許可する、肯定をすることに重点をおいてみるといいのです。

自己肯定感とは、何かができるとかできないとか、ジャッジメントする意識からは生まれません。

「まるごとの私」を「あれも私」「これも私」と優しく受容することであり、そのベースは自己愛でもあります。

ですから、自己受容や自己肯定がしっかりできたときには、感情的な焦りの代わりに心の静けさを取り戻していけるのです。

矛盾や葛藤が残るところには、何らかのハートブレイクがあり、癒されてない何かがありそうです。怒りやイライラ、かんしゃくがあると自己破壊的な衝動を感じる場合もあります。そんなときは、無理せず、ひとりでがんばらずに私たちカウンセラーを頼ってみてくださいね。

○意識的な切り替えポイントを作る

・やりたくないことをハッキリさせてみる

やりたくないことを感情レベルで明確にしてみることはとても有効です。

思いつく限りの理由を書いて明らかにしていくと思考、感情ともに整理がつきやすくなると思います。
その際、やりたくないと思うことから、素直に明らかにしていくのがコツです。

私たちが「やりたくない」と感じていることを認めることは、ちょっと勇気がいるかもしれません。

それは、「自分は大人なのに責任を果たせていない」ことに罪悪感を感じるからなんです。そこを乗り越えてみてくださいね。

やってみてわかるのは、「こうあるべき」といった古いルールや価値観、これまでの常識(と考えていたこと)や義務感や役割などが、重く「プレッシャーになっていた」ということがあるかと思います。

なにが自分にとってのプレッシャーだったのか、これを認めることができると、やりたくないと思っていたことが必ずしもしたくないことではなく、「プレッシャーが辛かったのだ」ということがわかってくるかもしれません。

この気づきは、筋膜剥がしのような効果があって、あなたの心のコリや痛みを原因から取り除いてくれるはずです(笑)

その結果、あなたがやらなければならないと思っていたことは、「本当はやりたかったことである」と、真の目的を改めて思い出していくだけの心の余裕が生まれてくるはずです。

・やりたいことをハッキリさせてみる

ここまで自分の内側の整理が進むと、自分で決めたことへの真の責任感と潔さ、そして貫ける強さを自分の中に育んでいく段階へと進んでいけます。

「なぜ、それをしたいのか」その理由を思いつく限り集めてみましょう。
そうすることで、清々しい気持ちで、あなたのすべきことに向かえる心の姿勢が整っていきます。

・実際にすることを手順にしてみる

ここからは行動レベルへと進んでいきます。

1.自分のやりたいことを明確にし決意する。
2.必要な関係先への交渉やリスケのための連絡をして許可や承諾をもらう。
3.心置きなくやりたいことに専念する。
4.やりたいことを専念した結果、感謝の気持ちで、すべきことに取り組める。
5.すべきことを完了する。

自分のために使う時間をたっぷり自分に許したら、あとは気持ちを切り替えて、人のために使って行ける。

自分のため→人のため→それが自分のためにもなっていく。
そしてまた、そのエネルギーの循環がクリエイティブな新しい生き方になっていく。

完璧じゃなくても大丈夫!自分の伸びしろを楽しめないと人生は辛くなってしまいます。
ハートとマインドと行動を繋いで、ぜひ、人間らしく、あなたらしく、素敵な人生を築いていってくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

熊谷 佐知恵

恋愛、夫婦関係、職場の人間関係、転職・キャリアほか、自己実現など幅広いジャンルに対応する。 わかりやすいレクチャーをモットーに、感覚やインスピレーションを活用するハートフルなセラピーとの両面で癒しのプロセスを後押しするのが強み。自分のペースで気づき、変化、成長できると好評である。