心の回転率365、心の回転日数1、心の新陳代謝を意識する

こんにちは、カウンセリングサービスの山田耕治です。
今日のビジネス心理学は、企業財務の指標を使って、心の新陳代謝を意識しようという一石二鳥の取り組みです。

公開企業は四半期ごとに決算をして、会社の状態をチェックし直しています。
私たちも、会社の状態を表す財務諸表を見るように、自分の心の状態を見てみましょうという投げかけです。
 

□新陳代謝と資産の回転率と回転日数

今日は心の新陳代謝を意識するということで、回転率と回転日数というキーワードを活用します。

表題にあった、心の回転率365、心の回転日数1とはどういうことをいうのでしょうか?

まず、回転率とは一定の期間に何回回ることができるかということです。
もちろん、回転しないよりもたくさん回転する方が良いわけです。
ということで、回転率は高い方がいいということになります。

例えば、企業で言えば、一年の売上げの中で、もっている資産が何回入れ替わるか、
資産の新陳代謝を、売上げ÷資産=資産回転率として表します。

また、企業の在庫で考えてみると、一年間の間に在庫が何回回るかということです。
※因みに、在庫の回転率には売上高に代えて、売上原価を使います。

商品や製品が一年間の売上や一年間の売上原価の中で、何回もたくさん回った方が良いわけですね。
製品や商品から売上げへのプロセスが早いわけです。
つまり、回転が高いということは新陳代謝がよく出来ているということになります。

心で言えば、心の回転率をできるだけ上げようという提案になります。
例えば、心の回転率12ということは、一年間で心が12回入れ替わったということになります。
自分はどのくらいで、心が新しくなるでしょうか?、ちょっと想像してみてほしいなと思います。

次はもう一つの回転日数です。
回転率が高いと言うことは、効率がよいということでしたね。
逆に、回転日数で言えば、日数は少ない方が効率がよいということです。
回転する日数がとても長くかかるということは、回転する効率が悪いと言うことですからね。
ということで、回転日数は短い方が良いんだなとわかります。

資産の回転日数で言えば、資産×365÷売上げということになります。
資産や負債が1回転するのに、どのくらいの日数がかかるかを表します。
在庫で言えば、在庫×365÷売上原価ということになりますね。

心で言えば、できるだけ心の回転日数を少なくしようという提案になります。
例えば、心の回転日数30日ということは、30日かけて心の新旧の入れ替わり新陳代謝が進んだと言うことです。
1月で1回転するわけですから、1年で12回。
ということは、先ほどの回転数12と同じことを意味します。
回転数と回転日数は同じ事象の裏表の見方なんですね。
どうですか、心が年12回回転する、心が30日で一回転する、
実際には回転率より回転日数の方が使いやすいかもしれませんね。

まとめると、回転率が高いほど、そして、回転日数が短いほど、新陳代謝が活発であることを意味しています。
より少ない資産を使って、より多くの売上げをあげるといこと、つまり効率が良いわけです。
 

□企業の倒産

では逆に、あまり回転しない状態、新陳代謝が悪い状態を再度考えてみてほしいと思います。

企業で考えるととても分かりやすいです。
例えば、回転しない在庫が長くそのままにしてあるという状態です。
在庫のままですから、キャッシュにはなりません。
でもその材料を買うためのお金や製品や半製品をつくった人に対しては、すでに実際に企業から出ていきます。
しかも在庫には在庫金利がかかっている。
キャッシュは入らないのにキャッシュはどんどん減っていくということになります。
それは、つまり会社の倒産に近づいているわけです。
 

□心への応用

私たちの心も同じようなものと考えてみてほしいのです。

新陳代謝を進めなければ、私たち自身の心の負担が増え、疲労していくばかりかもしれません。

それでは当然、心が重たいはずですよね。

企業にかかわる人々が売上債権、製品、商品、半製品、材料と財務諸表をみていくように、
私たちも自らで自らの心を見てみてほしいと思うのです。

そこにはどんな心が層をなしてあるでしょうか?

そして、今日のテーマでもあるように、自らの心の新陳代謝、さて自分の心は何日で、
新旧交代、新陳代謝しているだろうかと考えてみてほしいと思います。
 

□心の回転率365、心の回転日数1とは

ということで、心の回転率365、心の回転日数1とは毎日、新しい生まれたての心、ということになります。

実はこの言葉、私が新卒で入り20年近くつとめた会社の社長の言葉です。

毎日、新しく生まれたと思って、仕事に取り組むように!
それって、心の回転率365、心の回転日数1ということだったんだと改めて理解できました。
 

□自分の心の状態をみて、ケアをする

自分の心の状態はいかがでしょうか?

もちろん、みなさんも日々いろいろなことがあると思います。
ゆえに、いろいろな思いが心の中にたまっていくと思います。

それでも、リフレッシュして、新たな気持ちで日々取り組んでいく。

カウンセリングはそのための手法でもあると思います。
ぜひ、心の回転率を上げ、回転日数をへらすべく、活用いただければと思います。
カウンセリングで、悪いものを出し、よいものを入れて、新しい流れをつくりましょう。

それは、きっと、心のリフレッシュ、心の回転率365、心の回転日数1に、近づいていきます。

毎日、新たな気持ちで朝を迎える、素晴らしいと思いませんか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 

□今日の参考図書

新版 企業価値を高めるFCFマネジメント【著】池田正明
大変参考になりました。ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

山田 耕治

1967年広島県呉市生まれ。早稲田大学法学部卒。家族は妻と小学生の息子3人。 恋愛、婚活、夫婦、家族、職場等、対人関係全般が得意。 臨月で子を亡くした喪失体験が人生に大きく影響し、18年勤めた会社を退職、心理学を学び直し2010年プロカウンセラーに。現在はサラリーマンとのWワークを推進中。