本当の自分を受け入れ受け止めてくれる人がいません

相談者名
チコ
初めまして。
宜しくお願いします。

今さらなのですが、本当の自分(外面が良くなくて、黒い部分を持っているところも含めて)を受け入れてそのままで良いと思ってくれる人がいません。

私はつい感じたことを相手に言ってしまうことがあります。
そうするとたいてい相手は離れていきます。

よくよく考えると小さい時のことを思うと、親に甘えられず、我儘を言うこともなく我慢が多かったように思います。

だから付き合った人や自分が甘えられるような年上の知り合いとかだと、子供が親に遠慮なく言うようなことや感覚を持ってしまい接してしまいます。

でも相手は耐えられないので離れます。
そうなるとますます孤独になります。早く死にたいと思います。

コラムとかで自分の子供の時を想像したりして大人の自分が子供の自分を抱きしめてあげるみたいなことが書いてあったりしますが、それをしても自分の心はまったく晴れないし、親からもらえなかった愛情を感じられるわけもなく、虚しいだけです。

私が本当に欲しいのは自分以外の人で自分を大事だと思ってくれる人。どんな自分でもそのままを受け止めてくれる人が必要だと思っています。

でも現実はそんな人はいません・・・

どうしたら良いのでしょうか。

カウンセラー
濱田よし乃
チコさん、初めまして。

今回担当させていただきます、濱田よし乃と申します。
どうぞよろしくお願いします。

まずは、チコさん。
ご相談くださって、本当にありがとうございます。

死にたくなるほど辛い状況でも、生きていてくれてありがとうございます。
そして、カウンセリングサービスを信じてご相談くださって、ありがとうございます。

ご相談文を読ませていただいて、チコさんは、誠実で優しくて勇気のある方だと思いました。

誠実だから、自分の気持ちに嘘をつきたくないのだと思います。
そして、優しいから相手の気持ちを大切にしたいから、我慢をしてきたのだと思います。
そして、勇気があるから、真っ直ぐ自分の気持ちを伝えられるのだと、私は思います。

そして、思うのです。
「そんなチコさんが、本当に相手が耐えられないような事を言うのだろうか?」と。

これは、ご相談文からの私の推測なので、間違っていたとしたらごめんなさい。

チコさんは、子供の頃から今までずっと我慢してきたのではないかと思うのです。

「子供の頃から周りの人の気持ちを思いやって我慢し、周りの人の気持ちを受け止めてきたのではないだろうか?」
私には、そう思えるのです。

もしも、子供時代から、ずっと自分の気持ちを我慢をしてきたとしたら、

自分の気持ちを表現する事に慣れなかったり戸惑うのも、当然だと私は思います。
ずっと、自分の気持ちを表現する事を自分に禁じていたとしたら、表現する事に違和感を感じて当然だと思います。

そして、周りの人の微妙な表情や仕草から、気持ちを察するのは得意ではないですか?
そうやって、相手の気持ちに合わせようと、自分の気持ちを抑えてきませんでしたか?
もしも、そうなのだとしたら、相手の仕草や表情から、相手から少しでも否定を感じる様子を見つけてはいませんか?
私が間違っていたなら、ごめんなさい。

もしも、自分でも違和感を感じている事に、相手から少しでも否定を感じたとしたら、それも信頼できると思っていた相手にです。
もしも私だったら、相手にガッカリして「もういい!」と頭にくるだろうと思います。
そして、相手には「何で分かってくれないの」と思い、自分には「何であんな事言ったんだろう、」と思うかもしれません。
そんな状況なのだとしたら、とても辛いだろうな、と私は思います。

ただ、同時に思うのです。
「慣れていないことに違和感を感じたり、最初から上手に出来ないのは自然な事なのではないだろうか。」と。

もしも、誰かに甘える、我慢をしない。という事に、慣れていないのだとしたら、
それくらい、ずっと「相手に合わせなきゃ」と我慢をしてきたのだとしたら、
慣れるまでは、違和感や、嫌な感じを感じて当然だと思うのです。

そして、チコさんが、色んな人を受け入れ、相手に合わせてきたのではないかと推測されます。

もしも、ずっとそうやって来たのなら「じゃあ、私の気持ちはどうなるの?」と思うのも当然なんです。
「誰か私の事も受け入れてよ!」そう思って当然だと思います。

更に、

私達は自分が出来る事は相手も出来るだろうと思いがちですが、そうでない事も多いのです。

「これくらい受け止めてくれるでしょ」

そう思うくらい、チコさんは、多くの人の気持ちを受け止めてきたのではないですか?
私には、そう思えました。

そして、もしも、今もずっと我慢しているのだとしたら、気持ちの余裕がなくて当然です。
ですから、「今すぐ受け止めて欲しい!」と焦ったり、普段よりも言葉がきつくなるのも当然だと思うのです。

ものすごく変な例えでごめんなさい。伝わりやすさを優先させてくださいね。

もしも、トイレに行きたくて、でも、なかなか行ける状況ではなくて、ずっと我慢していたら、
いずれは「もう限界!」「もう無理」という状態になりますね。
そして、そんな状態だったとしたら、気持ちに余裕はなくなるでしょうし、焦っても当然だと思うのです。

もちろん、我慢するのがいけないのではありません!

私がお伝えしたいのは、それくらい我慢をしてきて、今も我慢されているのだとしたら、「もう限界」と感じて当然だと思います。
そして、そんな状態でも気持ちを伝え続けているチコさんの勇気と、それでも相手を気遣っているチコさんの優しさに、気付いてほしいのです。

そんなチコさんへの私からの提案は、

まずは、カウンセラーという存在を相手に、気持ちを伝える練習をするのはどうでしょうか?

カウンセラーという職業の人、と思えば、周りの人には遠慮したり我慢したりしている事も、
いくらか言いやすいと思うからです。

慣れていないことを練習するには、出来るだけやりやすい事簡単な事から練習するのがおススメです。

私達カウンセラーは話を聞くのが仕事です。ですから、最初はカウンセラー相手に話を聞いてもらう事を私はお勧めしたいのです。

そして、相手に受け入れられるという状態に慣れて欲しいと思います。
今まで経験していない事をするのは、とても怖く感じると思うのです。
そんな怖い事にチャレンジしているチコさんを、私は応援したいと思っています。

当社には、ボランティアカウンセラーもおりますし、初回無料のカウンセリングもございますので、まずはお気軽にお試しいただいてはどうかと思います。

文章では伝えきれなかった思いも、是非聞かせていただきたいと私は思っています。

チコさん、今回は、ご相談くださって本当にありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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