二人の絆

愛の力は奇跡をつくる

 

こんにちは 平です。

私たちはだれもが“自分のやり方”というものをもっていて、そのやり方は一人ひとりで違います。

ふだん、自分のやり方で当たり前のように生きていると、自分のものごとの見方や考え方が「人と違う」とか
「間違っているかもしれない」などと考えることはあまりありません。

が、パートナーができ、一緒に暮らしはじめたりすると、たがいにどれだけ違う生活環境で育ったのかとか、
どれだけ違うやり方・考え方や価値観をもっているのかといったことが明白にわかります。

それは、お味噌汁やお雑煮の作り方から、神社のお参りの仕方まで‥‥。

その常識の違いには、びっくりするばかりかもしれません。

それでも初めのころは、どちらかのやり方に合わせてすませたりするのですが、
合わせるほうの側は自分の常識を変えるということですからストレスがないわけではありません。

一方、合わせてもらう側には「当たり前だよ、だって、これはこうするものだから」という思いがありますから、相手に対してあまり感謝の思いをもちません。

すると、がんばって合わせている側のストレスがだんだんたまっていき、あるとき、「もう、あなたのやり方でやっていくのは限界!」と感情の大爆発が起こります。

そのとき、「あなたのやり方でやるか、私のやり方でやるか」という戦いをしても、解決策にはなりません。

どちらかのやり方にもう一人が合わせるのではなく、まったく新しい“二人のやり方”を作ることが必要となります。

それは、二人の違いに架け橋を作ることともいえます。

年月をかけて、二人のルールを作りつづけていくわけです。すると、“二人のやり方”は“二人の絆”になっていきます。

私たちはそれぞれ、“正しさ”の基準のようなものをもっていますが、それは圧倒的に、自分が生きてきた環境から作られる場合が多いようです。

そして、パートナーシップにおいて、いちばん影響力のある環境とは、あなたのすぐそばにいるパートナーの“機嫌”であるといっても過言はありません。

パートナーの機嫌がいい環境は、あなたにとって喜ばしい環境といえますよね。

そこで、そうなるためにも、二人でこの環境を整えていくことが必要です。

二人にとって快適な“二人のやり方”を作るのも、その一つです。

私の知り合いに国際結婚のご夫婦がいらっしゃいます。

奥さまは日本人、ご主人は中近東の国の人です。

ご主人はとてもまじめなイスラム教徒で、礼拝の時間が来ると、いついかなるところにいてもメッカの方角に向かってお祈りをします。

そして、これはご主人のお国では当たり前のことですが、日本人の奥さまには恥ずかしくてたまらなかったそうです。

しかしながら、彼と生きていくためにはこの宗教習慣を受け入れるしかありません。

結果、彼女も彼と同じイスラム教徒になることとしたわけです。

彼女曰く、「そのときは、毒食わば皿までって気分だったんですよ」。ところが、いったん腹をくくって始めてみると、いままでは見えていなかった彼の中の世界観や常識のようなものが見えるようになり、どんどん抵抗もなくなっていったのだとか。

まったく異なる環境や生活習慣のもとに暮らすパートナーをどう受け入れればいいかというご相談はしばしばいただきます。

そんなとき、私はよくこんなふうにアドバイスします。

「パートナーのライフスタイルを非難する前に、まず、あなたがそのやり方に沿うという勇気をもってみましょう」

「それでもどうしても無理なら、それはたぶん、二人でやっていくのは難しいということです。
そのときは、別れを考えてみたらどうでしょう?」

こんなアドバイスをした人々のうち、なんと7割がパートナーにうまく合わせていくことができたというのです。

やはり、愛の力は奇跡をつくるのでしょうか。

では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!


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この記事を書いたカウンセラー

About Author

神戸メンタルサービス/カウンセリングサービス代表。 恋愛、ビジネス、家族、人生で起こるありとあらゆる問題に心理学を応用し問題を解決に導く。年間60回以上のグループ・セラピーと、約4万件の個人カウンセリングを行う実践派。 100名規模のグループワークをリードできる数少ない日本人のセラピストの1人。