性欲といつも恋が上手く行かない現実と。

相談者名
優月
私は39歳の女性です。
数年前から急に性欲が凄く強くなってしまい悩んでいます。
私は今まで男性と付き合った事が無く、物凄く好きな人が出来てもただの憧れに近い感じで過ごして来ました。
(今までには何人かに自ら告白をした事もあったのですが、全て断られました)きっと私は一生 男性と付き合う事や性的な接触は出来ずに人生を終えるのだろう。
好きになった男性に告白をしても断られるのだから、それでも仕方が無いと思いながら生きて来たのですが、最近は自分の性欲に振り回されている感じなのです。
出会い系サイト等でセックスフレンドを作ろうかと真剣に悩む程です。
妊娠や性病への感染のリスクが無ければ直ぐにでも実行したいと思ってしまいます。
心から好きになれる人に抱かれたいという思いは当然持っているものの、一方で ただ単に今の性欲を満たしてくれる人を求める気持ちの方が数倍強い気がします。
好きな人に全てを見せるのは恥ずかしい為、欲求を満たす為だけの男性が欲しいと思ってしまうのです。
今は1人エッチをして、男性が好みそうな無修正のAVを観て、何とかやり過ごしているのですが、恋人の1人も作る事の出来ない自分がセックスを望んでいる事、そして 恋人以上にセックスフレンドの存在を強く求めている事に悩んでいます。
私は自分の中の性欲と、どの様に付き合っていけば良いのでしょうか?
カウンセラー
鶴園みあ
優月さん、はじめまして。
このたびは、無料相談コーナーにご相談をお寄せいただき、本当にありがとうございます。
お返事をさせていただくカウンセラーの鶴園みあと申します。

優月さんは39歳ということなのですが、私も40歳になったばかりなので、年齢的にはとても近いですね。なので、「数年前から急に性欲が凄く強くなってきた」という優月さんのお言葉に、「そうそう!そうなのよね!!」と思わず激しく共感してしまいました。実は私も、全く同じことを感じている今日このごろなんです。

優月さんは、そんなご自分の変化に驚かれ、ことが性に関するものだけに、大きな戸惑いを感じられているのですね。もしかしたら、「私って、変態になっちゃったのかも???」とか「こんな私って、いやらしい???」なんて、嫌悪感を抱かれたりもしていませんか?

でも、それは全くの誤解なんです。これくらいの年代の女性には、ものすごく自然な現象なんです。

というのも、女性の性欲というのは、20代後半からどんどん増えていき、40代前半から半ばくらいにピークを迎えるといわれているんです。男性の性欲の場合は、確か、20代後半くらいがピークで、その後下降線をたどっていくといわれていたかと思いますから、それと比べても、全く違うんですね。

おそらく、他の多くの女性と同じように、優月さんも、そんなことはご存知なかったかと思うので、ちょっと意外に思われたかもしれませんね。でも、「なんだ、じゃあ、ここ数年の私の変化は、女性として、ごく自然なことなんだ」って思えてきませんか?

もちろん、そうはいっても、あふれてくる性欲と、どう付き合っていけば???と悩んでしまいますよね。

性欲も、食欲や睡眠欲などといった他の欲と同様に、生きているかぎり決してなくなるものではありません。また、抑えようとしても、ずっと抑えておけるものでもありません。抑えれば抑えるほど、イライラしたり、しんどくなりますし、それは溜まりに溜まって、我慢も限界に達したとき、それこそ制御不能なほどの勢いで爆発してしまいます。

ですから、ほどほどに発散させ、欲を満たしていくことで、上手に付き合っていくことが大切です。それは、優月さんがしんどくならないためにも、そして、女性としてますます輝いていくためにも、とても大切なことなんです。

そのために、AVをご覧になって一人エッチをするのもよいと思いますよ。セクシーな小説やドラマ、マンガなどをご覧になるのもお勧めです。

ただ、セックスだけのために、出会い系サイトなどでお相手を探されるのは、私個人的には、あまりお勧めしません。

「パートナーなんていつできるのか、できないのか分からないじゃないの。私は、今すぐ、この性欲をなんとかしたいの。だからそのためには、誰でもいいから、セックスできる相手がほしいの。」と思ってしまうのも無理はないんです。それくらい、性欲って、出てきたらホントに待ったなしで、モヤモヤしつづけるのは辛すぎますから。

でも、そういったかたちで性欲を満たしても、後で必ず、そんなご自分を責めてしまうのではないでしょうか。
何か、ご自分が汚れてしまったような感覚が残ったりもするでしょうし、そうなると、ご自分の性的な部分やセックスに対して、悪いイメージが持ってしまう恐れがあるんです。そして、ご自分の性的な部分やセックスに対して悪いイメージを持ってしまうと、せっかく本当に大好きなパートナーができたとしても、セックスに抵抗感を抱くようになったり、パートナーに対して「こんな汚れた私でごめんなさい」という罪悪感や自己嫌悪が出てきて、近づきたくても近づけなくなったり、セックスレスになる可能性も増してしまうんじゃないかと思うんです。

どうか、いつか本当に大好きなパートナーと、幸せな恋愛、幸せなセックスをするためにも、ご自分を大切にしていただきたいんですね。ですから、後でご自分を責めてしまうようなシチュエーションでのセックスは、しないでいただきたいのです。

また、一人エッチなどで性欲を満たした後に、虚しさや寂しさが出てくるかもしれません。でも、この感じも、抑圧せずに、「あ~、なんか虚しいなあ~」「あ~、今、私、寂しいんだなあ~」とそのまんま感じてみていただきたいんですね。それは、あまり気持ちのいいものではないかもしれません。でも、この虚しさ、寂しさがあるからこそ、人は、誰かと愛し合いたいと思うんですよね。この虚しさ、寂しさが、優月さんを、もう一度、恋愛にかりだす原動力になるんです。

今まで、何度か告白なさったけれども全て断わられたとのことで、おそらく、優月さんは、とても傷つき、自信を失い、そして、もう二度と傷つきたくないと思い、恋愛にとても臆病になられているかと思います。でも、この虚しさ、寂しさを原動力に、諦めずにパートナーを探していただきたいのです。

優月さんが諦めなければ、必ず、素敵なパートナーを現れますよ。
ただし、そのためには、ちょこっと、優月さんの心の深い部分にあるブロックを取り除いておく必要があるかもしれません。

というのも、優月さんが、告白なさったけれども全て断わられたのには、心的な理由があったかもしれないんです。

昔に何らかの出来事などがきっかけで、「私には愛される価値がないんだ」という思い込み(自己概念)ができてしまっていたりすると、無意識に、愛してくれなさそうな人ばかりを恋愛の相手に選んでしまうと、心理学では言われています。愛してくれなさそうな人を相手に選びますから、当然、愛してもらえなかったり、断わられたりするのですが、そうなることで、「ほら、やっぱり私には愛される価値がないでしょ」と、自分の自己概念が正しいことを証明しようとするんですね。

「そんなバカな!わざわざ、愛してくれなさそうな人を選んだりなんかしてないわよ!」と、にわかには信じがたいかもしれません。でも、頭ではそんなことを考えていなくても、無意識というのは、私たちが気づかないうちに(だから、無・意識、なんですよね。)、そういう悪戯をするんですね。

また、パートナーを持つことに対して、心の深い部分で、何かネガティブなイメージを持っていたりする場合も、恋愛が成就しないような相手ばかり選んでしまうことがあります。
もちろん、優月さんは、「恋人がほしい!」と思われているはずなのですが、その思いのもっと下のほうに、「でも、彼氏ができたらできたで、嫌われるのが怖くて、毎日不安になるかも」とか「彼氏ができたら、束縛されたりして、好きなことができなくなるかも」とか「逆に、私が彼氏を束縛して、嫌な女になっちゃうかも」など、何かネガティブなイメージはありませんか。それが、優月さんの恋愛にブレーキをかけてしまっているのかもしれません。

これらは、ほんの一例ですが、こんなふうに、心の深い部分にブロックとなるようなものがあると、「なぜか恋愛がうまくいかない」ということがよく起きるんです。

でも、このブロックとなるようなものを癒していくと、これまでよりも恋愛がうまくいくようになったりするんです。

優月さんは、これまで、「恋愛がうまくいかないのは、私に魅力がないから?」と思われていたかもしれませんが、実はそうではないんですよ。

ですから、どうか、諦めないでくださいね。

優月さんの恋愛を邪魔している心のブロックの正体がいったい何なのか、そこを見ていって、癒していきたいということであれば、私たちカウンセラーがお手伝いさせていただきますから、もしお気持ちが動かれたなら、ぜひご利用くださいね。

優月さんの今後の幸せを、心からお祈りしています☆

このたびはご相談いただき、本当にありがとうございました。

鶴園みあ

この記事を書いたカウンセラー

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