自信が持てません。。。

相談者名
ココ
はじめまして。私は26才になります。未だ自分に自信が持てません。
人と付き合うことが苦手な方で仕事もあまり長続きしません。
そんな私には一番向かない仕事だとはわかっているんですが、
それでも接客の仕事を選んでしまいます。
人と付き合うのが苦手、ということの反面、
人と接していたい気持ちがあるからだと思います。
仕事はきちんとこなしているつもりです。
でもやはり笑顔が足りなかったり、声が小さかったりして
頑張ってはいるものの寂しい印象を与えてしまうようです。
研修の時も、大勢の前で発言することが苦手で声が震えてしまったり、
誰かに見られていると顔がひきつって笑えなかったり・・・。
やっぱりこんな自分が接客なんて間違ってますか?
それでも続けて、努力していれば克服できるでしょうか?何をやっても駄目でほんとに自信がないんです。

また、音楽が好きでバンド活動をしているんですが、
好きなことなのに、ライブだってやりたいと思ってるのに
いざ本番になると緊張してしまうんです。
ちょっとくらいのコーラスも声が出なくて、出ても震えてしまうんです。
好きでやっていることでもそんな状態で
ほんとにどうにかしたいんですが、どうしたらいいかわかりません。

もっと前向き、楽観的、マイペースになれればいいんでしょうか?
自信が持てるようになるにはまず何から始めればいいでしょうか?
どうかよいアドバイスをよろしくお願いします。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
ココさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。> 人と付き合うのが苦手、ということの反面、
> 人と接していたい気持ちがあるからだと思います。

この気持ちがココさんを支えて駆り立てていらっしゃるみたいですね。
まずは、そんな自分の気持ちに素直になってみませんか?

僕がよく使うのは「今は・・・」という表現です。
「今は人付き合いが苦手」という風に。
なぜかというと、将来はどうなるか分からないでしょう?
ココさんには信じられないかもしれないけれど、大勢の人の前で堂々と胸を張って自分の意見を言い、伝えたいことを表現している自分になることだって可能です。
もちろん、そのためには自分を変えつづけて、チャレンジし続けることが大切です。

そんな風に「今はうまくいかないけれど、本当は人とうまくやりたいと思っているし、みんなと仲良く楽しく自由に楽に話ができるようになったら楽しいと思う・・・」なんて本音を自分の心に確認してみることから始めてみましょう。
もちろん、怖いって思い、自信のなさ、無理だろ・・・と諦めようとする気持ち、色々な思いがあるかもしれません。
それを化石発掘のように少しずつ少しずつ取り除いていくと、その奥にココさんの本音が隠れています。

> やっぱりこんな自分が接客なんて間違ってますか?
> それでも続けて、努力していれば克服できるでしょうか?

状況にもよると思うんです。心理的、環境的な。
しんどい思い、辛い気持ちが今もたくさんあると思うんです。
それがあまりに強いと「二度と接客業なんていややー」と逃げ出したくなってしまうでしょう。
(そして、そんな自分に大自己嫌悪してしまうでしょう)

だから、本当はしたい仕事だけれど、体勢を立て直すために、自信をつけるために少し距離を置くことも大切なことだと思います。
もちろん、今の仕事を頑張りつづけて、そんな自分に成長していくことも可能です。
それはその時々のココさんの心理状態やストレス具合にもよりますので、今僕の方から提案できることではなかな、というのが正直なところですね。

機会があれば、もう少しお話しましょう。
今のココさんの心理状態や性格的なもの、人付き合いがいつ頃から苦手になってしまったのか、などなどお聞きしてみたいことはたくさんあります。
その中で今できることもより具体的に見つけていくことができると思いますから。

> 何をやっても駄目でほんとに自信がないんです。

好きなことがうまくいかないと本当に自信なんてもろく崩れ去ってしまいますし、全然自信が持てるようにもならないでしょう。

でも、それが今の状況だとしたら、そんな自分を嫌わないで下さいね。
ココさんが諦めない限り必ず方法はありますよ。

> もっと前向き、楽観的、マイペースになれればいいんでしょうか?
> 自信が持てるようになるにはまず何から始めればいいでしょうか?

前向きになれるのならば、とっくにそうされているんじゃないかなあ・・・。
楽観的になればいいのになれない、というのも悩みじゃないでしょうか。
それはカウンセリング的に言えば、どこかで人付き合いがうまくいかなくなってしまった心理的な要因があるんじゃないのかな?って気がします。
例えばね、お父さんがとっても気難しい人で、厳しくて、何かを話し掛けることにもすごい勇気がいって、しかもその上何を言っても否定されつづけたとしましょう。
そんな子どもは自分が話すことに関して全然自信が持てずに、いつも間違っているような、必ず否定されてしまうような感覚を抱いてしまいます。
でも、そんな人ですら、お父さんとの間にできた痛みを癒していくことで自分に自信を持ち、自由に話ができるように変わっていくことが出来ます。

それから、自信を持つ秘訣というのは、今ココさんが出来ている事に目を向けることが日常レベルでできる最適なことではないかな?って気がします。
しんどいけれども人がほんとは好きだから頑張って仕事してる自分。
好きな音楽を練習のときとはいえ、楽しめる自分。
それは十分りっぱなことだと思いますよ。

でも、そこで上手くやろうとしすぎたり、目標が今のココさんにとっては高すぎるとしたら、自分を責めることしか出来なくなると思うんですよ。
理想と現実のギャップっていいますよね、こういうことを。
だから、現実をまずは受け入れてみましょう。
そして、満足は出来なくとも今実際に出来ている事に目を向けていって、そこに自己承認ができるようになれば、その分だけ自信となって蓄積されます。
そしてその連続が理想の自分を作り出してくれるんです。

ちょうど一つ前に頂いたごんずさんのご相談もそんな人付き合いの怖さについてでしたので、そちらも一度目を通して見てください。

自分の夢や理想に向けて一歩一歩踏み出していきましょう。
応援してますよ。
頑張って下さいね!

それでは。

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