精神的症状の悩み相談

相談者名
オッキー
・プロフィール

年齢:24歳
性別:男
職業:IT関係(プログラマー)

・相談内容

私は中学の頃の出来事がきっかけで、24歳になった今も
人間関係の悩みや、不安が強い、気分が落ち込む。等の症状があり、
どう直していけば良いか相談したいと思ってメールしています。

ある出来事とは2つあるのですが、
1つ目は中学1,2年生のころに、友達に仲間はずれにされた事です。
何をきっかけにそのような扱いを受けたかは覚えていないのですが、
野球部に所属しており同学年の部員から私だけ仲間はずれにされました。
私としては誰にも相談できず不安になっていました。
結果、常に周りにどう思われているか気になるようになり、
いわゆる対人恐怖症のような症状が出て、人との関わりを避けるようになりました。
自分が思っている事も正直に言えなくなりました。
会話する時は、これを言ったら相手を傷つけてしまうのではないか?嫌われるのではないか?
という事を常に考えてしまうのです。
学校には行きますし、野球も高校3年生までずっと続けていましたが、
それ以外の時間(放課後や休日)は、ほとんど誰とも遊ばず実家で過ごしていました。

2つ目も同じく中学1,2年生のころの野球の試合での出来事でした。
とある練習試合で3連続でエラーをしてしまい選手交代させられました。
今までにそんな事は無かったので、一気に自信を無くしてしまいました。
それから野球をする時は、自信が持てず気持ちが消極的になることが多くなりました。
また失敗するのではないか?という不安があり野球を楽しめずにいる事も多かったです。
その経験が自分の精神面に影響を与えた可能性があるかもしれません。

他にもきっかけになる出来事はあるかもしれませんが、恐らくこの2つが大きな原因だと思います。
精神科がある病院、もしくはカウンセリングが受けれる場所で
相談して治療したほうが良いのでしょうか?
また、その場合は仕事を休職、または辞めてから治療に専念したほうが良いのでしょうか?

カウンセラー
大門昌代
オッキーさんはじめまして。
今回ご相談回答を担当させていただきます大門昌代と申します。よろしくお願いします。

人に対して常に気を使ったり、失敗を恐れたりするのは、大変なストレスですよね。
そんなストレスの中、ずっと野球を続けてこられたこと、すごいことだと思います。
かなり不安だったでしょうし、怖かったことと思います。
そんな中でも、ずっと続けてこられたということは、オッキーさんは、忍耐強く、真面目で素晴らしい方なのではないかと感じました。

また、ご相談の文章の中に、一度も自分以外の誰かを責める言葉がでてこないことにも、驚きました。
それくらい、責任感が強く、誰かのことを、思いやれる方なのだと感じます。

さて、不安や落ち込みが強く、人間関係に悩みがあるということですね。
オッキーさんが、思い当たることとして書いてくださっている、二つの出来事は、確かに影響しているかもしれませんね。
もちろん、それだけではないでしょうが、今も記憶にハッキリと残っているようですので、影響力がある出来事であったかと思います。
仲間外れというのは、本当につらいことです。
また、仲間外れにされた経験がある方にお話をお伺いしても、何か自分が悪いことをしたわけでもなく、なぜ仲間外れにされたのか不明な場合なども、多いようです。
オッキーさんの場合も、わかりませんが、もしかしたらオッキーさんに原因があるわけではないかもしれません。

でも、仲間外れにされてしまうと、とても傷つきます。
人間は大きく傷ついたとき、二度と傷つかないようにと防衛策をとります。
それが、オッキーさんの場合は、正直に何かを話すということをやめるということであり、気をつかうということになったのかもしれません。
その根っこには、「きっと自分が原因で、仲間外れにされたのだろう」という思いがあります。
自分が悪いと思い込んだということですね。

また、可能な限り人との接触を避けるというのも、二度と傷つかないための防衛策でもあります。
人に近づかないようにすることで、仲間を作らなくなります。
仲間がいないということは、仲間外れにされることはなくなります。

もちろん、これらのことを意識してやっているわけではなく、傷ついた分だけ、二度と傷つない防衛策として、ほとんど無意識にやっていることです。

次に二つ目の出来事ですね。
今までなかったことなのに、3連続エラーをしてしまったということは、かなりショックだったことと思います。
もしかしたら、この時も「自分が悪い」と、ご自身を責めすぎてしまいませんでしたか?
でも、人間だれしも失敗はします。
それが3回連続ということだってあります。
たまたま調子が悪かっただけだとは、オッキーさんは、思えなかったのかもしれませんね。
また、選手交代させられたことも、ショックだったのかもしれませんね。

つらい状況でも野球を続けてこられているわけですから、オッキーさんは、野球がお好きなんだと思いますし、真面目な方のようですので、コツコツと練習をされるかたではないですか?
自分を表現できる場である野球の場で、連続エラーしてしまったこと、選手交代になってしまったことで、人一倍ショックを受けられた可能性もありますね。

野球の他にも、自分を表現できる場所や、評価される場所があったのであれば、野球でエラーをしても、自信を持ち続けることもできますが、もし野球だけであったのだとしたら、そこでのエラーは、自信をなくしてしまう原因になりますよね。
その結果、様々なことに対して、「失敗してしまうのではないか?」と不安を持つようになった可能性はあるかもしれません。

オッキーさんが、不安があり落ち込むことが多いのは、今までにたくさん傷ついてこられたからかもしれません。
今まで体験されてきたことで、つらいこと、しんどことは、どれくらいありましたか?
その事を、誰かにお話しになったことはありますか?

仲間外れにされてつらかったこと、エラーをして交代させられたこと、だけではないのかもしれませんね。
心の中にたまっている、つらい、しんどいお気持ちを、まずは誰かに話してみてください。
ご家族でも、私達カウンセラーでもかまいません。

心の中に抑圧した感情というのは、いつまでもあり続けます。
その感情によって、不安や人への恐れがあるのだとしたら、抑圧した感情を、吐き出すことは意味があると思います。

ただ話すだけで?と思われるかもしれませんが、話したり書いたり、何らかの表現をすることで、抑圧していたものが表に出てきやすくなります。
そして、出てきた感情を誰かに受け止めてもらうことで、かなり楽になっていきます。
よかったら、私達カウンセラーもあてにしてみてくださいね。

最後に、治療が必要かどうかというご質問ですが、私たちはカウンセラーであり、医師ではありませんので、治療ということに関してお答えすることができません。
なにとぞ、ご了承くださいませ。

この度は、ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

大門 昌代

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より2冊出版。