ずっと独りで悩んでいます。

 

相談者名
runrun
こんにちは。やっと私の気持ちが伝えられる場所を見つけました。
私は、子供の頃の記憶が所々しか残っていません。五人家族で、とても複雑な家庭環境でした。私がまだ小さい頃から父と母の仲は悪く、殴る蹴るの喧嘩を目の前でやっていました。そのうち何かあると私達兄弟も叩かれ、怒鳴られよく泣いていました。楽しかった思い出もきっとあるはずなのに全然記憶に残っていません。アルバムを見ると、歪んでいるような、自分は今何処に居るのか分からなくなってしまう様な感覚になります。大きな音や、声、手や人の目や黒い色等とても怖くて不安になり、独りで居る事ができません。不安になりイライラしてくると、自分の髪の毛を抜いてしまいます。抜いて禿が出来る位抜くんです。自分の気持ちを上手く伝えられず、何もかも自分の中に閉じ込めてしまいます。それがいっぱいになったら、爆発します。それの繰り返し繰り返しです。そう、一つ最近気がついた事があって、人が困って大変な時、怪我をして痛そうな時、人が死んだ時。私は心配したり、悲しんだりしているのに心の中で何故か「ざまみろ」と、必ず言っているんです。あれ?と気がつくんですが、その後罪悪感に襲われます・・・
睡眠障害もあります。拒食症、自傷行為もありました。こんな私にも家族があります。
二人の子供もいます。何とか少しでも良くしようとスポーツを始めました。
でも波があるのでとてもコントロール出来ません。カウンセリングに一度行こうか迷っているんですが、私の場合病気なのか性格なのかわからないし、不安なんです。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
runrunさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございます。> こんにちは。やっと私の気持ちが伝えられる場所を見つけました。

見つけてくださってありがとうございます(^^)

辛い気持ちが心の中にたくさん溜まってしまっているのではないでしょうか。
ご両親のケンカが始まったとき、小さな子どもとしては何もできずに、ただその嵐が去るのを待つしかないのかもしれません。
その恐怖心やケンカをやめて仲良くして欲しい気持ちの全てを心の中に押さえ込んで。
そんな時代が長く続いたとしたら、きっと自分の感情をコントロールすることができなくなってしまったとしても仕方がないのかもしれませんね。
なぜかというと、runrunさんにとって、感情(中でもネガティブなもの)というのは「抑えなきゃいけないもの」になってしまうのではないだろうか、と思うからです。

そんな恐怖を常に感じていたとしたら、記憶を消そうとしてしまうのかもしれませんね。
怖い思い、嫌な思いは一刻も早く忘れたいと思うものですから。

>大きな音や、声、手や人の目や黒い色等とても怖くて不安になり、独りで居る事ができません。

もしかしたら、それは怒鳴りあって、殴りあっているご両親の姿を思い出させるのではないでしょうか。
そして、ご両親がケンカしているとき、どうしようもない恐れと不安があって、一人でいることが本当に辛かったんじゃないかと思うんです。
助けを求める先もなく、ただ我慢するしか術がなかったとしたら、そんな恐れや不安を感じるたびに、逃げ出したい気持ちになってしまったとしても無理はないでしょう。

> 不安になりイライラしてくると、自分の髪の毛を抜いてしまいます。抜いて禿が出来る位抜くんです。

それがrunrunさんなりの解放の仕方なのかもしれませんね。
髪の毛を抜くとき、どんな気持ちになるでしょう?
また、痛みは感じるでしょうか?

それくらい持っていきようのない感情が心の中にあるのかもしれませんね。
それは本当に辛いでしょう。

> そう、一つ最近気がついた事があって、人が困って大変な時、怪我をして痛そうな時、人が死んだ時。私は心配したり、悲しんだりしているのに心の中で何故か「ざまみろ」と、必ず言っているんです。あれ?と気がつくんですが、その後罪悪感に襲われます・・・

少しセラピー的なアプローチをしてみましょう。
その「ざまあみろ」といっている自分を思い浮かべて見て下さいね。
彼女は何歳くらいで、どんな姿をしていると思いますか?
そして、どんな表情で、どんな目をして「ざまあみろ」といっていると思われますか?

悲しみや罪悪感を感じるのは大人になったrunrunさんの心かもしれません。
でも、そういわざるを得ない状況や苦しみが心の中には今も残っていて、その言葉を発しているのかもしれませんね。
だとしたら、責められるべきものというよりは、むしろ、温かく抱きしめてあげたいものなのかもしれません。

> 二人の子供もいます。何とか少しでも良くしようとスポーツを始めました。
> でも波があるのでとてもコントロール出来ません。カウンセリングに一度行こうか迷っているんですが、私の場合病気なのか性格なのかわからないし、不安なんです。

カウンセリングでは、そんな心の中の感情を扱うんですね。
病気でも、性格的なものでも、runrunさんが何かにストレスを感じ、不自由さを感じ、そして、それを解消したいと思ったら、利用してみて欲しいものなんです。

お子さんをとても愛していらっしゃるようにお見受けします。
それが今のrunrunさんを支えている部分も少なからずあるんじゃないでしょうか。
スポーツを始められたのも素晴らしいことです。
体を動かすことで、心の中の感情を解放してあげることができますし、体力がみなぎってより健康的な精神を作っていくこともできます。

カウンセリングというのは、いわば、心のスポーツみたいな部分もあるんですよね。
どんな感情がきても負けない心を作るトレーニングジムみたいな。
スポーツと両方合わせて使われるとさらに効果的かもしれませんね。

お子さん達のために、自分のために、そして、家族のために、より良い自分になって、もっと幸せになれるといいですね。
僕も応援しています。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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