夫の浮気と態度について

相談者名
R子
7月初旬に、夫と昔の彼女との浮気が発覚しました。浮気と言いましても、メールや電話での頻繁な連絡、2回程度の食事だけのようで、肉体関係はないようです。しかし、お互いの気持ちは確かめ合っているようで、浮気が発覚した夫は「離婚して、彼女と一緒になりたい」と言い出しました。
彼女ともっと電話をしたいという理由で、夫が勝手に携帯を買ってきたことが発覚し、私はこのままでは本当に家庭が壊れてしまうと、いきなり浮気相手のところを訪れ、彼との連絡を断つことを約束してもらいました。後日、再度連絡した際の違約金について記載のある誓約書にサインもしてもらいました。

それを知って怒った夫の態度のすごかったこと。結婚10年間で、いつもニコニコして、怒ったことのない夫でしたので、そのギャップの違いに私と2人の子どもは動揺しました。家族を無視する、口を開けば「いつ別れてくれるの?」などなど。

数日後に夫の会社で家族のための見学会がありました。夫は来てほしくない、私は絶対に行くと気持ちの相違から、今まで一番大きな喧嘩をしました。結局私だけ見学会に行くことになりまた。会社での夫は普段通りの優しい夫で、同僚に私を「妻です」と紹介していました。あまりの外面の良さに憤りを感じ、泣きそうになったのを覚えています。

その見学会を機に夫の態度が軟化してきました。
SEXも求めてくるようになりました。
ただ、セクシーな下着を着て、自分を責めて欲しいなどリクエストも増えてきて、今までと違ってSEXに大胆になった夫に違和感も感じております。

先日、夫に今の気持ちを聞いたところ、以下のように言っておりました。
・離婚が短期戦から長期戦になったと感じたので自分の態度を変えた
・彼女のことはまだあきらめていない
・今の環境ではネガティブになってしまうが、彼女といるとポジティブにな れる
・やるべきこと、いまやらないといけないこと、やりたいことがバラバラで
自分でも自分が変な気がする。

今、夫はどのようにおもっているのでしょうか。
離婚の策としての優しさではないかと疑ってしまい、夫の軟化した態度を素直に受け入れられない私は今後どのように夫に接していけばいいのでしょうか。夫が怒っていた時より、今の状況の方が私には辛く感じます。

カウンセラー
吉村ひろえ
R子さん、はじめまして。
今回担当させていただく、吉村ひろえと申します。
よろしくお願いいたします。

ご主人から 「離婚して、彼女と一緒になりたい」 と言われたときは、さぞかし驚かれたのではないでしょうか。
そして、そこまで思われているご主人に対して、ショックと戸惑いは隠せないとお察しします。
「まさか、あの人が?」 と俄かには信じられなかったかもしれませんね。

R子さんは『不足原則』 という言葉を聞かれたことがありますか?
浮気をする人の心理なのですが、パートナーからは得られず 「不足している、満たされない」 と思うものをパートナー以外から手に入れようとします。
「不足している」 と感じるものは人それぞれ違います。
安心 ・ 安らぎ ・ 新鮮さ ・ 居心地のよさ ・ 優しさ ・ 尊敬 ・ 若さ ・ 尊重 ・ 刺激など。
ご主人が R子さんからもらいたいけれど、もらえなかったものがあるとしたら、何が欲しかったのだと思いますか?
どんな要素を浮気相手の女性から満たしてもらおうと思ったのでしょう?

> 今、夫はどのようにおもっているのでしょうか

ご主人は、とても我慢強い人ではなかったですか?
嫌なことがあっても、口に出さず内に秘めてグッと我慢しておられたのでは?と感じるのですがどうでしょう。

・離婚が短期戦から長期戦になったと感じたので自分の態度を変えた
・彼女のことはまだあきらめていない

ご主人の態度は開き直りとも取れますし、この言葉からはある種の腹の括りが感じられます。
これからは我慢などせず自分のやりたいことをやる!といった感じでしょうか。

しかし、R子さんやお子さんへの責任も感じておられるようです。

・やるべきこと、いまやらないといけないこと

というのがまさにそうですよね。

> 離婚の策としての優しさではないかと疑ってしまい、夫の軟化した態度を素直に受け入れられない私は今後どのように夫に接していけばいいのでしょうか

ご主人の今の気持ちを聞けば、離婚の策では?と疑い、軟化した態度を受け入れられないのは当然とも言えます。

R子さんは、ご主人にどのように接していきたい、と思っておられますか?
R子さんは、ご主人とどういう関係を望んでおられるのでしょう?
離婚が避けられればそれでいい、というものではないですよね。
R子さんが本当に望んでいるパートナーシップはどういうもので、その真意がキチンとご主人に伝わっているでしょうか。

> 夫が怒っていた時より、今の状況の方が私には辛く感じます。

『かごの鳥』 という言葉がありますね。
少し想像してみていただきたいのですが、R子さんがきれいな鳥を見つけて捕まえ、かごに入れたとします。
その、かごに入れられたきれいな鳥は、窮屈さや不自由さ、束縛を感じますよね。
そして、R子さんはそんな鳥を見て 「私がこの鳥を捕まえてかごに入れたから、鳥は私と居てくれるのだ」 と100パーセント鳥が居てくれることを喜べません。
無理矢理かごに入れた罪悪感や 「かごにでも入れておかないときっと私とは居てくれないだろう」 と無価値感をを感じてしまうのです。
しかし、もし、鳥をかごから出して 「自由に飛んでお行き」 と手放し、しばらくして鳥が自らの意志でR子さんの元へ戻ってきたとしたらどんなに嬉しいでしょう。

どこかでそんな風にご主人に罪悪感や無価値感を感じておられませんか?
ご主人の肉体はR子さんと共にあってもご主人の心がそこには伴っていない、と感じるから辛いのではないでしょうか。

R子さんは子育てや、家庭を守るためにとても努力されてきたのだと思います。
今は不安や焦り、悲しみや悔しさでいっぱいでどうしていいかわからないかもしれません。
まずは、その辛さを誰かに聞いてもらってください。
お一人でなんとかしようとされるよりも、誰かのサポートを受けながらの方が乗り越えやすくなります。
もしよかったら、私たちカウンセラーにも話してくださいね。
そして、R子さんが望むご主人との関係はどんなものかを一緒に探ってゆけたらと思います。

R子さんの心からの幸せを祈っています。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

吉村 ひろえ

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。